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株式会社セブンデックスに入社してからの1年4ヶ月。
上記の期間を自分なりに走った上で、入社前の自分に向けて書いたオファーレターになります。
「目の前の大きなキャリアチェンジを控えていた自分」に対して、
今だからこそ分かる「当時求めていたものは手に入ったのか」に対する回答や「気づいたこと」を詰め込みました。
前職について
・大手金融系のSIer
・セキュリティエンジニアとして特権IDソリューションの導入支援と保守運用支援に従事
セブンデックスへの入社理由
・事業立ち上げ期からジョインでき、事業作りにも関与できる点・「熱く」「面白く」を感じれるカルチャーだったため
▼入社当時の想いを綴った記事はこちら
キャリアを大きく変えようと考えながらも、当時の私は正直とても不安でした。
周囲の友人たちはSE経験を活かしてコンサルや大手SIerへ転職し、年収も上がっていく一方で、私は一度しゃがみ、思い切ってキャリアチェンジを選ぼうとしている。
「自分で決めた道なのだから進むしかない」と思いながらも、心の底では100%の確信を持てていなかったと思います。
だからこそ、あの頃の自分に伝えたいことを、今の私の視点から話したいと思います。
■ 大変ですが、それ以上に“楽しい”世界があります
まず伝えておきたいのは、「想像以上に大変」で、そして「想像以上に楽しい」ということです。
当時の自分が一番求めていた「仕事への熱量」は、今ではしっかり手に入っています。
「早く定時にならないかな?」と感じることは一切なく、むしろ「もう定時なのか」と驚くほど、夢中で走り続けられるようになりました。
自分の提案や選考フォロー、伝えられる情報によって、目の前の方の人生が大きく変わる。
だからこそ妥協はできず、時間さえあれば改善に取り組みたくなる。
そんな“緊張感のある楽しさ”で満たされた日々です。
そして何より、チームで一つの目標を追う感覚が本当に楽しい。
前職ではプロジェクト単位の関わりが中心で、会社全体の目標に対して実感が持てませんでしたが、今では横にいるメンバー全員が同じ方向を向き、一丸となって走ることができています。
この“純度の高い空間”は、仕事に対して熱量の高い方ばかりだからこそ成立しているんだなと日々感じてます。
■ 順調な時期ばかりではありません。10〜11月は本当に苦しかったです
良い部分だけを伝えるつもりもありません。
入社してすぐ「大変だけど楽しい」という状態がずっと続いたわけではありませんでした。
特に10〜11月は、とても苦しかった時期です。
やり方を掴めないまま求められることが増えていき、エンジニア・大手的思考から営業・スタートアップ的思考へ切り替わる“成長痛”の真っ只中でした。
ただ不思議なことに、今ではあの時期を少し懐かしく思う自分がいます。
まるで部活の引退後、あの厳しささえ恋しく思うような、そんな感覚に近いかもしれません。
あの経験があったからこそ、考え方も行動も大きく変わりました。
あの時間には、今では心から感謝しています。
■ 大丈夫です。あなたのエンジニア経験は“確実に活きます”
安心してください。
エンジニア経験というバックボーンは、想像以上に強力な武器になります。
IT企業の事業内容や業務の理解が深く、SIerの構造や働き方もリアルにイメージできるため、求職者の方へ伝えられる情報の質が大きく変わります。
面接対策においても「どこを見るべきか」「何が評価されるのか」を深く理解しているからこそできるアドバイスがあります。
実際、ある求職者の方には “SIerとその営業構造” について2時間の講義をしたこともありました。
また、金融系の経験も大きく役立っています。
企業内部の動きが具体的にイメージできるため、求人紹介、業務整理、強みの引き出しがとてもスムーズです。
さらに言えば、社内のちょっとしたシステム構築やデータ分析など、前職の経験は細部まで確実に活きています。
今では“社内SE的な貢献”までできているのは、間違いなくあの時の経験のおかげです。
■ 気づけば1年4ヶ月。すべてが“良い意味で想定外”でした
振り返ると、本当にあっという間の1年4ヶ月でした。
・想像以上に大変で
・想像以上に楽しくて
・想像以上に前職の経験が活かせて
全てが良い意味で予想を裏切られた感覚です。
「今までの経験は活かせるのか?」という不安に対しては、自分なりにしっかり答えを出せました。
活かすかどうかは自分次第で、そして“十分活かせる”と証明することができました。
途中からジョインされる方の多くは営業経験者ばかりで、未経験のバックグラウンドで入る人は今でも多くありません。
だからこそ、私自身が“モデルケース”になる必要があると感じています。
■ 最後に:楽しいことばかりではないですが、“熱量”は必ず手に入ります
この仕事は、常に楽しいわけではありません。
苦しい時期もありますし、思い通りにいかないことも多々あります。
それでも、あの頃の自分が一番欲しかった“仕事に向き合う熱量”は確実に手に入ります。
仲間と走れる一体感、成果に向き合う緊張感、自分の成長を実感できる瞬間。
そういったものが、確かにここにはあります。
だから安心して飛び込んでください。
そして思い切り走り抜けてください。
あなたなら絶対に大丈夫です。
未来の自分より。
【引用元note】キャリアチェンジを前に、不安だった自分へ贈るオファーレター|Seita