- Project Manager
- UXUIデザイナー
- HRプランナー
- Other occupations (31)
- Development
- Business
- Other
こんちは!セブンデックスでディレクターをしているユリです。
2023年12月からセブンデックスにジョインし、現在4社目となります。
なんか、人事部/広報部から「素敵な人を採用するためにみんな頼むから会社のカルチャーを知ってもらうための記事を何かしら書いてくれ」と懇願されたので、今大慌てでこのnoteを書いています。
ということで、この記事は「セブンデックスに入社したい/入社を検討している/検討するかもしれない」という人に向けて書きます。
このステータスの人が知りたいことはおそらく、「ぶっちゃけ、セブンデックスに入社したら実際どんな良いことがあって、逆にどんなことを覚悟すればいいの?」だと思います。
できるだけ正直に忖度なく、この会社で約2年働いている私の目線から、セブンデックスに入社することで得られたものと失ったものについてお伝えしようと思います。
得たもの①:愉快な仲間
なんか陳腐な感じですが、パッと思い浮かぶのはやはりコレなんですよね。
優秀だとか優しいとか面白いとか、色々形容できる人たちなんですけども、一言で言うと「愉快な仲間」って感じなんですよ。
ちなみに私は職場の人間関係はドライよりもウェットなのが好きで、プライベートとの垣根なく遊びまくれる人たちと働くのが理想です。
で、結果、まごうことなく遊びまくっています。
先週もメンバーと4人でディズニーランド行きました。(去年は7人でディズニーシー行きました)
先月は社員旅行がありみんなで熱海に行きました。
「昭和の社員旅行」がテーマ
サービスエリアで購入したコーヒーが薄すぎたのが今回のハイライト
去年の社員旅行では軽井沢に行きました。
二日目なのでやや疲労が見える
その他、江の島に行ったりピクニックしたりアフタヌーンティーに行ったり正月に小田原でかまぼこ作り体験をしたりと、ほんといろんな人といろんなとこ行っていろんなことしましたね。
あと、私は飲み会が好きで、会社の人とは少なくとも週1、MAX多いと土日含め週4くらいで飲んでいます。
となると、まぁ平均週1.5回くらいだとして、単純計算で入社してから約150回前後会社の人と飲んでいると言うことになります。
しかもその150回、おそらくすべて違うメンバー構成で飲んでいるんですよね。
前職では毎回同期の4人ととか、同じメンバーで飲むことが多かったのですが、セブンデックスでは「行きたい人〜」って感じで募るとワラワラといろんなとこからいろんなメンバーが集まってくるので、結果毎回違うギルドになるんですよね。
だから毎回新鮮だし、部署も性別も年齢も役職も超えていろんな人と話せるので、多様性があってすごい楽しいんですよ。
みんな仕事も会社も好きな人ばかりなので、愚痴が出るような飲み会になることはほぼありません。(ガチの不満や悩んでることがある人はマネージャーとの1on1で建設的に解消してるんだと思う、たぶん。)
世間一般的には、会社の飲み会はつまらないとか気を使って疲れるとか、「できるだけ出たくないもの」とされている風潮が最近ありますが、私的には仕事終わりに大好きなみんなと飲みに行くときは、高校生の時に友達と放課後に31のアイスを食べに行ったときと全く同じ気持ちです。
※私が無類の飲み会好きなだけで、飲み会に行かなくても否定的に思われる風潮は一切ありませんのでご安心ください。
また、家庭がある人も多いため、それぞれの関わり方があります。
私のようにプライベートで関わらないとコミュニケーションがしづらいというわけではないですからね。
得たもの②:詳細な自己分析
ほんと、思うんですよね。
自分探しをしたいのなら、旅に出るよりよほどセブンデックスで働くべきだと。
どういうことかと言うと。
セブンデックスでは数カ月おきに複数のPJに参画するうえ、PJの種類の幅がものすごく広いので、「いろんな種類の仕事のトライアンドエラーを高速で回しまくる」という経験をすることになります。
大手企業の採用サイト制作のPMをやったと思えば、その3ヶ月後にはベンチャー企業の新規事業開発をしていて、同時に老舗企業のブランディングのために言語化と向き合いまくり、来月からはUIUX改善PJのためにユーザーリサーチに没頭する!みたいな働き方をするんですよ。
そうやっていろんな性質の仕事を、いろんな性格/能力のメンバーおよびいろんな体質の企業とやることで、嫌でも「自分はコレが得意だな」「これは苦手だし嫌いかも」のような気づきが多々あり、思いがけず自己分析が捗ってしまうことになります。
得意不得意や好き嫌いのジャッジは、相対的に比較しなければできないものだと思っています。
相対的に比較するためにはいろんなタイプの仕事をたくさんして、そのサンプル数を増やすことが有効なのです。
そしてその経験できるサンプル数の多さは、セブンデックスはトップクラスなのでは?と思っています。
だって、分業せずデザイン制作もUXリサーチもブランディングも事業開発もやる会社なんて、なかなかないでしょ。
そして、PJごとに一緒に働くメンバーが変わり、様々な性格や能力の人と働くことも、相対的に自分の能力を評価できる貴重な機会になります。
自分にとってすごく難しいことをいとも簡単にやってのける人がいたり、自分にとってすごく簡単なことに強いストレスを感じている人もいる。
そのように、「自分にとってはできる/できないことが当たり前だったことが、他人との比較によってそうではないことに気づく」ことができ、私はこれが得意かも/ 苦手かも、が浮き彫りになっていくのです。
それに加えて、マネージャーが本気で能力開発をしようと尽力してくれるので、客観的視点も加わり、「自分は他の人と比べてどんな人間なのか?どうすればもっと活躍できるのか?」を少しずつ見つけていくことができるのです。
今私は取締役の筒見にマネジメントをしてもらっていて、ある日「ゆりのプロファイリングしといたから」と壮大なNotionを共有されました。
序章から始まる1on1 Notion
プロファイラー筒見氏
私のこれまでの仕事ぶりを見たり、1on1や飲みの席での対話を通じて、ChatGPTと壁打ちしながら私の能力開花のトリガーを夜なべして探してくれていたのです。
こんな、海よりも深い愛があるでしょうか。
私もそのNotionにコメントを入れるかたちでディスカッションを重ねチューニングしていき、自分自身の説明書に近いものを一緒に作っています。
この行為にゴールはありません。今も引き続き毎回の1on1では、筒見が立てた仮説に対して私が答えながら、私が最も輝ける働き方を一緒に模索してくれています。
自分のことを全て知り尽くすことは不可能ですが、このように様々な領域やチームでの挑戦機会があり、本気でキャリア開発に寄り添ってくれるマネージャーがいるという環境のおかげで、入社前に比べて飛躍的に自分という人間への理解度が上がったと感じています。
得たもの③:尊敬/信頼できるマネージャー
マネージャーの話が出たので続けると、私はセブンデックスのマネージャー陣をとても信頼しているし、尊敬しています。
もちろん完璧な人はいないので、皆さんそれぞれ人間くさい部分もあり大変よろしいんですけれども、自分は来世でも追いつけないだろうなと思うくらい、能力的にも人間的にも成熟した人ばかりだと思っています。
「尊敬できる上司がいない」「信頼できないから何も相談できない」という声は本当によく聞くし、上司を全員尊敬できる状況がいかに貴重かというのは、私自身4社目なので実に身に沁みます。
ちなみにこれは余談どころの騒ぎではないのですが、先日メンバーとディズニーランドに行ったときに、ミッキーのフィルハーマジックというアトラクションを見たんですよ。
ドナルドがオーケストラの指揮執りに失敗してしまい、最後は各楽器が好き放題演奏しめちゃくちゃになってしまうのですが、そこに颯爽とミッキーが現れるんですね。
で、指揮を執り直して、完全にOut of controlとなったオーケストラ団を制御し、完璧な演奏に戻す…というシーンがあり、ミッキーが実にかっこいいんですけれども、
なんか…既視感があるというか‥
これ…メンバーが起こした問題を収めるときのうちのマネージャーの姿そのものでは…!??
得たもの④:抽象化力・構造化力
セブンデックスの仕事は複雑なもの、抽象的なものが非常に多いです。
ブランディングとか事業開発とかって、実施する目的も様々な事情が入り組んでいることが多いので、まずはそれを整理することから始まるんですよね。
ですので、「○○と○○に困ってて、前はこういう問題もあったりして、ついでにできればこれも達成したくて」みたいに整理されていない情報を、
・起こっている事象は何か
・その背景や要因は何か
・理想の状態は何か
・理想の状態を叶えるうえでの障壁は何か
・理想の状態を叶えるための具体的な手法は何が最適か
といった具合で、要因と事象、因果関係と相関関係などを切り分け、抽象化しながら構造的に整理するタスクが頻繁に発生するのです。
常にこういうことをしていると、因果関係であるはずのことが並列で語られていたり、粒度が異なるものが一緒にまとめられていたりすると、すごく気持ち悪いー!!と過敏に感じるようになります。
この構造化力・抽象化力というのはそれ自体が抽象的なものなので、身についている実感はなかなか持ちにくいものですが、入社前と比べると確実にその能力は上がっているように思います。※当社比
ただ、私生活では特に、やたら構造化にこだわって口出していると非常に嫌われるので、気をつけないとなぁと思っています。
失った(減った)もの:プライベートの時間
面談でよく質問をいただくようなので正直に書きますが、平日のプライベートの時間は前職に比べると減ったかな、と思います。
私は前職では残業は全くといって良いほどなく、定時になったら即帰るのが当たり前の環境だったんですよね。20時以降まで働いたことがほとんどなかったのです。
セブンデックスの仕事は抽象度が高くて難しいことも多いので、慣れないタスクに没頭して試行錯誤してるうちに気づいたらこんな時間…!?って絶句する日も、な、なくは、ないです。
とはいえ、私はあまりストイックではないので、「こりゃ無理だ❗️❗️」と感じると早々にマネージャーに相談し、アサインを調整してもらったりヘルプに入ってもらうため、徹夜したり連日寝不足…というほど働いたことは一度もないです。19時代に上がる日ももちろん多々あります。
そして、好きではない仕事をして定時で帰るよりも、残業が多少あっても好きな仕事をする方が、ストレスも遥かに少ないし成長機会ももらえるよね、というのが、今強く感じていることです。
まあ私は定時に上がって家に帰ったところで、筋子をバラしていくらにする動画を見るくらいしかやることありませんから、多少仕事が延びることは大した問題ではないです。
まとめ
以上、セブンデックスに入社して2年経った私が、得たものと失ったものについてお伝えしました。
もちろん、これは私個人の話ですので、他のメンバーに聞いたらそれぞれ全く違う回答が返ってくるかと思います。
主観100%ですので、参考程度に留めていただけると幸いです。
このnoteを読んで、「セブンデックスは自分の価値観とは合わなそうだからやめておこう」だったり、「自分が得たいものが得られそうだから、一度話を聞いてみたい!」など、何か意思決定に寄与する情報が提供できていたら、とても嬉しく思います。
興味を持っていただいた方は、ぜひお気軽にカジュアル面談をしてみてくださいね!