『ネガティブ系』動画でバズる!?|STAGEON実践事例&ノウハウ【前編】 | ㈱STAGEON
こんにちは!株式会社STAGEON採用担当です。「企画とかマーケティングって、ちょっと難しそう...」 「自分のアイデアで、多くの人の心を動かしてみたい!」そんな想いをお持ちのあなたに、ぜひ読んでい...
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こんにちは!株式会社STAGEON採用担当です。
前編では、STAGEONの運営企画室・名和田 翔に、「ネガティブ系動画」がなぜYouTubeで多くの視聴者に受け入れられるのか、そして制作における基本的な考え方や注意点について聞きました。
↓前編をまだ読んでいない方はこちら!
後編でも、引き続き名和田に話を聞きながら、
具体的な成功事例を通じて「ネガティブ系動画」の活用法を掘り下げていきます。
さらに、どんなチャンネルがこの手法に適しているのか、
そしてSTAGEONが実践する戦略的な制作プロセスにも迫ります。
「YouTubeで効果的な企画を作りたい!」
「マーケティングの面白い切り口を学びたい!」
「自分のスキルを活かして、チャンネルを成長させてみたい!」
そんな熱い想いをお持ちのあなたに、ぜひ最後まで読んでいただきたい内容です。
STAGEONで働くことのリアルなやりがいが見えてくるはずです!
フリーランスの動画編集者としてキャリアをスタート。
2022年7月にSTAGEONへ参画し、YouTubeチャンネルの立ち上げ・コンセプト設計・コンテンツ企画までを一貫して担当。
鋭い洞察力とデータ分析を強みに、複数のチャンネルで登録者数10万人超を実現。
YouTubeマーケティングの第一線で活躍するプロフェッショナル。
ここからは、実際に「ネガティブ系動画」を制作し、成功したチャンネルの事例を紹介します。
このチャンネルでは、主に経営者の方に向けて、黒字化のヒントや資金繰り、節税など、ビジネスに役立つテーマをわかりやすく発信しています。
なかでも人気なのが、話題になった企業の「ネガティブなニュース」を取り上げて分析するシリーズ。
例えば、多額の出資金を集めた後に破産したベンチャー企業や、
大規模なリストラを決行した大手企業など、ネガティブな側面で注目を集めてしまった企業にフォーカスするんです。
ではなぜ、あえて「ネガティブなニュース」を取り上げるのでしょうか?
その理由は、経営者にとって“他社の失敗から学ぶこと”がとてもリアルで役に立つからです。
多くの経営者は、自社のリスク回避や経営のヒントを求めています。
他社の失敗談や困難な状況を知ることは、彼らにとってとても現実的で「学び」の多い情報となるのです。
大規模なリストラの話を取り上げた動画では、「予期せぬリストラに左右されないよう、
今からどんな対策をすべきか」といった、視聴者のためになる具体的なメッセージに着地させるんです。
このシリーズが再生回数を伸ばしているのは、単に企業を批判するのではなく、
起きた事象を客観的に分析し、その原因や背景を解説することで、
視聴者の「役に立つ情報」として動画を届けているからです。
このようにネガティブな情報を入り口にしながら、最終的には視聴者の悩みを解決したり、
明日から使える知識を届ける構成にすることが、ファンになってもらうための大きなポイントです。
※画像はイメージです
このチャンネルでは、社会情勢や今後のトレンドをもとに、
不動産業界で起こりそうなリスクを予測し、注意を呼びかける動画が人気を集めています。
たとえば、「不動産価格の下落リスク」や「2025年問題が市場に与える影響」など、
投資家が不安に感じやすいテーマをあえて取り上げているんです。
そして専門家である演者が「今すぐ知っておくべきです」と、力強く呼びかけることで、
未来に不安を感じている視聴者の関心をぐっと引きつけています。
こうした注意喚起動画のポイントは、
”ネガティブな話題で興味を引きつつも、最後まで見ると不安がやわらぎ、対策まで知ることができる構成になっていること”です。
ただ不安を煽るだけではなく、具体的な対策や冷静な分析を届けることで、視聴者の信頼を獲得します。
やはり、ネガティブな切り口から入っても、最終的に視聴者の悩みを解決する内容に落とし込むことが大切ですね。
このチャンネルでは、運営の途中から「ネガティブ系動画」に取り組み始めました。
もともとは不動産投資の裏話などを中心にしていたのですが、再生回数が伸び悩んだ時期がありました。
そこで、新たな取り組みとして未来予測と注意喚起の動画を出したところ、
これが大きく視聴者に刺さりました。
特に伸びた動画は50万回以上再生され、「ネガティブ系動画」がチャンネルの成長へもたらした効果は大きいと実感しています。
また、「ネガティブ系動画」は、サムネイル(動画の表紙)の訴求力が非常に強いという特徴があります。YouTubeでは、どれだけ価値のある動画を作っても、クリックされなければその魅力は伝わりません。
その点、「ネガティブ系動画」は、インパクトのある言葉を使ったサムネイルが作りやすく、
視聴者の目を引くことができるんです。
実際、伸び悩んでいたチャンネルがネガティブ系の企画を取り入れたことで再び勢いを取り戻すケースは、少なくありません。
最後に紹介するのは、事業拡大に成功した実業家が経営ノウハウを発信するチャンネルです。
このチャンネルでは、ノウハウ解説のほかに、
事業に悩みを抱えて相談に来た起業家にアドバイスをするシリーズがあり、
ネガティブなメッセージをあえて強調することで再生回数を伸ばすことに成功しています。
一見すると、演者が相談者に厳しい言葉を投げかけているだけにも見えますが、
実際の動画を見ると、その言葉の背景には「本気で成功してほしい」という強い想いがあることが伝わってきます。
このような熱意が視聴者にしっかり届くことで、「納得感」が生まれるのです。
これこそが、「ネガティブ系動画」が効果を発揮する大きなポイントです。
はじめに「えっそんなこと言うの?」と疑問や驚きを感じたとき、人はその理由を知りたくなりますよね。
そして動画を見て、「なるほど、そういう意図だったのか」と納得できると、より深く内容が心に残るんです。
最初からポジティブな話をするよりも、
あえて一度ギャップをつくることで、演者の熱意や想いがより強く伝わるというわけです。
この手法は、視聴者の心に残りやすく、ファン化にもつながる効果的な伝え方と言えます。
「ネガティブ系動画」は、どんなチャンネルでも使えばうまくいく…というわけではありません。
「ネガティブ系動画」の効果を最大化するために、押さえるべきポイントを3つお伝えします。
例えば、「きれいになる」「前向きに生きる」ことをテーマにしている美容系のチャンネルでは、ネガティブな見せ方が逆効果になってしまう可能性があります。
チャンネルが大切にしている価値観と、ネガティブ系の切り口が矛盾しないかを確認することが重要です。
例えば、経営者や投資家など「今後のリスクを避けたい」「本音を聞きたい」と思っている人たちは、ちょっと厳しめのメッセージに共感しやすい傾向があります。
一方、自信を高めるために動画を見ている視聴者が多い美容系や自己啓発系のチャンネルでは、ネガティブなメッセージを取り入れると、かえって視聴者を疲れさせてしまい、チャンネルから離れてしまう可能性が高いです。
視聴者が、ネガティブな情報に対してどのような反応を示す傾向があるかを見極める必要があります。
熱量をもってメッセージを伝えられる人は、「ネガティブ系」の動画と非常に相性がいいです。
厳しい言葉や問題提起も、その根底に「視聴者のためを思う熱意」が感じられれば、視聴者は納得して受け入れてくれます。
逆に、それほど熱量が高くないキャラクターでネガティブな言葉を多用してしまうと、ただ単に煽っているような印象を強めてしまい、視聴者に納得してもらうことが難しくなります。
このように、「ネガティブ系」の動画は、使い方次第で大きな効果を発揮しますが、チャンネルの個性や視聴者との相性を見ながら、うまく取り入れていくことが大切です。
「ネガティブ系動画」に取り組むときに、私たちが最も心がけているのは、
視聴者のファン化が最終的なゴールだということです。
見てくれた人が「なるほど」「この人の話、もっと聞きたい」と思ってくれるように、
どんな言葉を選べば伝わるかを意識して動画づくりに向き合うことが大切です。
STAGEONではリアルな語り口調を活かしたいため、基本的には台本に頼らずに撮影します。
でも、「ネガティブ系」の動画では、どう伝えるかがとても重要になるので、
事前にしっかり打ち合わせやリハーサルをしてから撮影に入るようにしています。
例えば、
「最終的には視聴者に〇〇のような気持ちになってほしいから、この部分は特に熱量をもって、あえて強い言葉で伝えてほしい」
といったように、動画を通じて伝えたい感情や印象を事前に共有しておくことで、より一貫性のある動画がつくれるようになります。
また、先にサムネイル(動画の表紙)をイメージしてから、そこに合うような動画を作るというケースもあります。これは、動画全体のメッセージをより明確にし、視聴者に「見たい」と思ってもらいやすくするための工夫です。
「ネガティブ系動画」でも、ネガティブな言葉の奥にある熱意や想いが、ひと目で伝わるように細部にこだわって作っています。
2025年以降も、YouTubeに新規参入する企業は増え続けると思います。
動画のクオリティが高いだけでは見てもらえなくなる中で、視聴者の心を動かすことや、「なるほど」と納得してもらえるような情報の伝え方が、ますます重要になってくるはずです。
そうした中で、「ネガティブ系動画」は、演者の本気度や熱意をしっかり伝えるのにぴったりな手段です。特に、ビジネス関連の情報を発信している方々には、ぜひチャレンジしていただきたい手法です。
戦略的にポイントを押さえて「ネガティブ系動画」に取り組めば、
再生回数や登録者数といった目に見える成果につながるだけでなく、競合チャンネルと差をつける強力な武器にもなります。
視聴者の心に深く刺さる“印象に残る動画”を作ることができるはずです。
炎上のリスクなどを考えて慎重になる方も多いですが、
ネガティブな要素は“怖いもの”ではなく、心の奥にある本音を引き出すためのパワフルな手段として、活用しましょう!
ここまでご覧いただきありがとうございました!
名和田のインタビューを通して、STAGEONがいかに戦略的に、
そして深い視点でYouTubeマーケティングに取り組んでいるか、伝わったのではないでしょうか。
一見意外にも思える「ネガティブ系」という手法にも、視聴者への価値提供とチャンネルの成長を見据えた、緻密な計算が込められていることが感じられたはずです。
「 YouTubeの『中の人』として、チャンネルを育ててみたい!」
「 データや分析に基づいたマーケティング戦略に興味がある!」
「 クライアントと共に、世の中に影響を与えるコンテンツを生み出したい!」
STAGEONには、あなたのその情熱をYouTubeという巨大なプラットフォームで形にし、
多くの人に届けられる環境があります。
名和田のような経験豊富なプロフェッショナルと共に働き、最先端のYouTubeマーケティングノウハウを学びながら、あなたのアイデアとスキルでチャンネルを成長させていく。
それは、きっと他では味わえない大きなやりがいと成長に繋がるはずです。
あなたのエントリーを心よりお待ちしています!