【人事インタビュー】なぜ、利他性がエンジニアの年収を上げるのか?元No.1営業が語る、市場価値を最大化する戦略
今回は株式会社Branding Engineer(以下、BE)で採用人事を務める中村さんのインタビュー。
エンジニアのキャリアにおいて、「市場価値」を最大化するために必要な要素とは何なのか。BEが全社を通じて大切にしている「利他」の精神は、なぜエンジニアの年収アップに直結するのか。元トップセールスという経歴を持つ人事だからこそ語れる、当社でエンジニアが成長できる理由や、市場価値や報酬を上げる方法について、語っていただきました。
中村 憲和 / Midworks事業本部 人材採用部
京都府出身。新卒でスポーツ用品小売のゼビオ株式会社に入社し、約2年半店舗での販売業務に従事。その後、IT業界の成長性とBtoB領域でのキャリア拡大を目指してBranding Engineer(現:株式会社TWOSTONE&Sons)へ転職。2023年6月のホールディングス化以降はグループ会社Branding Engineerへ出向、営業職として約3年半、エンジニアと企業の橋渡しを行い、直近の期では全社No.1の成約実績を残す。2025年1月より、自身の希望で人材採用部へ異動。現在は正社員エンジニアの採用担当として、面接やキャリア支援を行っている。
「利他」こそが、市場価値を最大化する最短ルート。全社に浸透する成果を出すためのマインドセット
ーー中村さんは営業職としてNo.1の実績を残し、現在は人事に異動されています。BEで活躍する人材に共通するマインドセットはあるのでしょうか。
職種に関わらず会社全体として大切にしている観点が、「市場価値の向上」と「利他」の精神です。
エンジニアであれ営業であれ、自分の市場価値を高めるために努力することは大前提ですが、それと同じくらい「誰かのために動くこと」が重要視されています。
私自身、営業時代にこれを強く実感しました。
当時リーダーとして二人のメンバーを見ていた際、自分の個人の数字よりも、彼らがMVPを取ることを最優先にして徹底的に伴走しました。その結果、二人は見事MVPを獲得し、彼らの成長に引っ張られるようにチーム全体の成果も上がりました。結果として、私自身もその期のトップセールスを記録することができたのです。
「利他」の精神で動くことが、巡り巡って自分自身の「市場価値」=成果として返ってくる。これがBEの根底にある考え方です。
ーーご自身の原体験としても、その考え方はしっくりくるものだったのでしょうか。
そうですね。実は私の家族の影響もあり、元々そういった価値観を意識する機会が多かったんです。
エンジニアの父からは「伸びる市場に身を置くこと」の大切さを、母からは「見返りを求めずに人に貢献する姿勢」を学んで育ったので、会社のカルチャーと個人の価値観が非常にマッチしていたと感じています。
BEのメンバーは似たような価値観を持っています。「自分の手で市場価値を高めていきたい」「誰かのために貢献することが自分の喜びになる」という原体験や価値観をお持ちの方であれば、非常に相性が良いのではと感じています。
技術の「幅」を広げたい人こそ活躍する場。圧倒的な案件数と上流工程で積む理想のキャリア
ーーBEの環境は、どのような志向を持つエンジニアに適しているとお考えですか。
特定の技術やドメインだけではなく、様々な業界の知識や技術スタックを吸収し、エンジニアとしての引き出しを増やしたい方です。
採用面接をしていると、事業会社出身の方から「自社サービスの運用保守がメイン業務になり、新しい技術に触れる機会がない」「このままではスキルが固定化してしまい、市場価値が下がってしまうのではないか」という切実な悩みをよく聞きます。
一つのサービスを深掘りできるのは事業会社の魅力ですが、技術の移り変わりが激しいIT業界において、若いうちから経験の幅を狭めてしまうことにリスクを感じる方も多いです。
BEでは、あえて特定の領域に絞らず、多種多様な業界・フェーズのプロジェクトを保有しているため、エンジニア自身のキャリアプランに合わせて、柔軟にスキルセットを拡張していくことが可能です。
一方で、特定の技術領域や一つのプロダクトをとことん極めたいという職人気質の方は少しミスマッチかもしれません。一つの現場に長く留まり深化させることよりも、変化を恐れず挑戦の幅を広げていきたい方にこそ、当社は最適な環境だと考えています。
ーー事業会社にないメリットもあるのですね。一方で「下流工程が多い」「給与が上がりにくい」といった懸念を持つ方もいらっしゃいます。そのデメリットもあるのでしょうか?
その点は自信を持って「NO」と言えます。まずアサインのフローですが、必ず入社前に担当営業と面談を行い、エンジニア本人の希望(技術スタック、通勤時間、開発環境など)を最大限尊重して決定します。
よくある「開発志望なのにインフラ案件に入れられた」といったミスマッチが、BEでは構造的に起きない仕組みになっています。
なぜなら、BEはフリーランスエンジニア向けのエージェント事業も展開しており、保有している案件数が数万件規模にのぼるからです。豊富な選択肢があるからこそ、無理やり合わない案件に押し込む必要がなく、エンジニアの「やりたい」に純粋に応えることが可能です。
また、現在のBEの案件は、プライム(1次請け)や事業会社からの直請けが8割を占めています。商流が非常に浅いため、要件定義や顧客折衝といった上流工程から携われるチャンスも豊富にあります。
ーー未経験の領域に挑戦したい場合や、スキルアップのためのサポート体制はありますか。
はい、エンジニアの成長を支援する福利厚生も手厚く用意しており、資格取得支援制度も好評です。
資格取得にかかる費用を最大5万円まで、回数無制限で会社が負担します。特にインフラエンジニアの方など、資格が市場価値に直結しやすい職種の方によく利用いただいています。このように、「挑戦したい」という意欲に対しては、会社としてコストを惜しまず投資する環境を整えています。
なぜ、親切なエンジニアほど年収が高いのか?「単価連動型評価」が証明する、市場価値と利他の相関関係
ーー収入面や評価制度についてはいかがでしょうか。
評価制度の透明性が私たちの大きな武器です。
今期から単価連動型の評価制度を導入しており、エンジニアへの還元率は最大で80%という業界最高水準を設定しています。自分の市場価値(単価)が上がれば、それがダイレクトに給与に反映される仕組みです。
ここでポイントになるのが、「では、どうすれば市場価値(単価)が上がるのか?」という点です。実はここで、冒頭でも触れた「利他性」が極めて重要な要素になってきます。
ーー技術力だけでなく、「利他性」が年収に直結するということでしょうか。
その通りです。一見結びつきにくいかもしれませんが、エンジニアこそ「利他性」が市場価値を左右します。
営業職のような「売上目標」という定量的指標がないエンジニアにとって、評価の源泉は「お客様からの信頼」です。
例えば、言われたことだけを淡々とこなすエンジニアと、「お客様が本当に困っていることは何か」を常に考え、自分の担当範囲を超えて提案やサポートをするエンジニア。どちらが現場で重宝され、長く必要とされるかは明白ですよね。
現場で得たナレッジを独り占めせず、後輩に惜しみなく共有してチーム全体を助ける。そうした動きができるエンジニアは、お客様から信頼を得ます。信頼されれば、「次はリーダーを任せたい」「この機能の改修もお願いしたい」と、任される役割が自然と広がっていきます。
役割が広がれば、当然ながら単価が上がりますよね。そして、先ほどお話ししたBEの「単価連動型制度」であれば、単価アップはダイレクトに給与アップに直結します。つまり、「利他的であること」は精神論ではなく、最も効率的に自分自身の市場価値を高め、年収を上げるための合理的な戦略でもあるのです。
実際にBEで活躍し、高い年収を得ているエンジニアは、例外なくこの利他性のマインドセットを持っています。面接では技術力や将来的な方向だけではなく、この利他性があるかもすり合わせさせていただきたいポイントです。
チーム化で広がるキャリア。AI時代に求められる、ビジネスに精通したエンジニアへ。
ーー今後の組織としての展望を教えてください。
お客様先に正社員エンジニア単独ではなく、複数名で参画するチーム組成をとっていくことを目標としております。
また、正社員のエンジニアだけでチーム組成をするだけでなく、BEで運営するフリーランスエンジニアのマッチングプラットフォーム(Midworks)に登録しているフリーランスの方もアサインさせていただき、正社員とフリーランスの体制を柔軟に組み合わせる事も注力しております。
組織が拡大すれば、必然的にそのチームをまとめるPL(プロジェクトリーダー)やPM(プロジェクトマネージャー)のポジションが生まれます。「マネジメントに挑戦したいが、今の会社では上のポストが詰まっていて順番待ちだ」という方にとっては、チャンスのあるフェーズです。
ーープロジェクトの質という面では、今後どのようなことに注力されていくのでしょうか。
ビジネスサイドに深く入り込めるエンジニアを輩出していきたいと考えています。
既に一部のプロジェクトでは、PMレイヤーとしてクライアントと直接セッションを行うエンジニアも生まれています。
昨今、AIの技術進歩により「ただコードが書ける」だけの価値は相対的に下がっていくと言われています。だからこそ、今後は技術力をベースにしつつも、事業課題を理解し、顧客と対等に渡り合える「ビジネスサイドにも精通したエンジニア」こそが生き残っていくはずです。BEでは、そうした市場価値の高いエンジニアへと成長できる案件やポジションを、意図的に増やしていっています。
ーー最後に、求職者の方へメッセージをお願いします。
BEには、「市場価値」と「利他」を大切にするカルチャーと、それを正当に評価する透明な制度があります。
技術の幅を広げたい方、自分の成果を正当に評価されたい方、そして仲間と共に成長することに喜びを感じられる方には、間違いなく最適な環境です。
私個人としても、エンジニアの皆さんがより安心して働きながら市場価値を高められるよう、直近では営業担当向けの「ITリテラシー向上研修」や、人事と営業の2名体制でのキャリアサポートなど、組織全体でバックアップする環境整備を進めています。こうしたサポート体制には自信がありますので、ぜひ安心して飛び込んできてほしいです。
新たなステージで挑戦したいと考えている方は、ぜひ一度お話ししましょう。あなたにお会いできることを楽しみにしています。