皆さんこんにちは!いえらぶGROUP人事部の中野です。
今回は、インターン生の中でも初の「美大生」であるアイリーンのインタビュー記事をお送りします。
美大生ならではの感性をご覧ください。
アイリーン
武蔵野美術大学 造形学部
「新しいものをつくる」人間になるために
――アイリーンは現在、美大に通っていますが、進路はどのように決めたのですか?
アイリーン 高2の進路選択の際に、文系から美大進学を選択しました。正直、文系の大学に進んでも自分は楽しめないんじゃないか?という漠然とした気持ちがあったので、「色んな価値観に触れることのできる環境」に行こうと決めました。また、もともと美術やデザインに興味があったので、思い切って美大を選びました。
――かなり思い切った選択でしたね!将来の夢が芸術家、というわけではなかったということですか?
アイリーン そうですね。「画家になりたい」ではありませんでした。
いい意味で変な人・色んな人がたくさんいる環境に飛び込みたくて。そうなると美大ってたくさんの刺激をもらえる最高の場所だと思ったんです。進路を決めてからは、予備校にもしっかり通って、無事に合格を掴みました!(笑)
――念願の美大入学おめでとうございます!大学生活はいかがですか?
アイリーン コロナウイルス流行直後の入学だったので、1年生の夏休み前まではずっとオンライン授業でした。ただ、私の学科は対面の授業ができないと制作が進まないので、感染症対策を徹底したうえで対面授業を実施していました。コロナは想定外でしたが、色んな人としっかり関わることができているので、大学生活はとても楽しいです!
――思い通りの学生生活となって良かったですね!ところで、学業にも励みながら、長期インターンにも応募したのはどうしてでしたか?
アイリーン コロナで不便になり、新しく変わっていった世の中で、プログラミングっていいなあと思うようになったことが大きな理由です。
コロナになった1年間は何もせずに終わってしまったので、「このままじゃいけない。行動しないと!」という気持ちが大きくなっていました。そのとき、ふと見たインスタ広告にプログラミングのことが書かれていて、その可能性にワクワクしたんですよね。
自分が大事にしている価値観に「新しいものをつくる」がありまして。この1年美大で色んな人からもらった刺激と、プログラミングをかけ合わせれば、新しいものが生み出せるようになるんじゃないかと思いました!なので、プログラミングを学ぶため、エンジニアインターンに応募しました。
「新しいことを始める」メリット
――それでは、いえらぶのインターンに応募したきっかけは何でしたか?
アイリーン 「不動産」って単語があったからです。進路選択の際、インテリア学科に進もうと思ったこともあり、純粋にIT×不動産に興味を持ちました。
そもそも、家ってとても大事な空間で、それを支えるIT企業なんて面白そう!と思いました!
――IT×不動産の「不動産テック」に関心を持ってくれたんですね!では、実際にインターンに参加してみてどうでしたか?
アイリーン プログラミングを通して、不動産についても学ぶことができました!「メゾネットタイプ」とか、不動産用語をたくさんインプットできました。
あとは、オンライン会社説明会で感じた熱さが、そのまんまある会社だと思いました。
美大にいる子たちって、本当にみんな熱いんですよ。制作に没頭していて、いつか自分のデザインしたプロダクトを世に出していこうって意思がとても強いんです。実際に、とあるモノをデザインしている私の先輩は、企業にアプローチし、実用できる試作モデルを作っていました。その後も、本格的に企業と連携しながら、いつか自分のデザインが製品化する夢を追っています。
学校ではそうした個々の熱さを感じつつ、いえらぶでは、個だけではなく組織としての熱さを感じました。みんなで同じ方向を向いて、みんなで上質なプロダクトをつくっていくって雰囲気がとても強くて新鮮でした。
――いえらぶのチームワークを感じ取ってくれて嬉しいです。
それではインターンをやりきってみて、印象に残っていることや大変だったことを教えてください。
アイリーン ほんっとに大変なことだらけでした(笑)!
インターン参加前に自分でもプログラミングを独学でやっていたんですが、それをはるかに上回る難しさでした。
チーム開発を10案件行ったのですが、中盤から突然ハードルが上がって何もできなくて、とにかく調べました。当時は大変だったのですが、この案件を乗り越えたあと、成長した感覚を急に持ちました(笑)。乗り越えたからこそ、自信が身についたと思っています。
プログラミングは独学でやるんじゃなくて、学べる環境と、教えてくれる人が揃っていることが大事だなとよくわかりましたね。あ、でも一番は自分のモチベを維持することが肝心だと思います!
――モチベーション、ですか。そう思うのはどうしてですか?
アイリーン プログラミングができないことに落ち込んでも、何も生まれないからです。落ち込むのではなく、活躍しているインターン生を目標にして、自分も頑張ればこの人みたいになれる!と自信を持つようにしました。
――素敵な心がけですね!
アイリーン ありがとうございます!インターン修了までに時間はかかったけど、最後まであきらめずにやり遂げることができました。
新しいことを始めたときにぶつかる「できない」は、楽しい経験だと再認識しました!
――できない、が楽しい?それはどういうことでしょうか?
アイリーン これはバドミントン部の経験から感じたことでして。当時の私は、先輩と比べて圧倒的に経験不足だったのですが、「自分が他人よりもできていないってことは、これからできるということだ!」、「他人にできるなら自分にもできる!」と考えたことで、やる気が出てきたんです。目標となる人の背中を追っていくことで、できないことができるようになる。こんなに楽しい事はないなと思うようになりました。
▲インターン生向けイベントもあるので、かなり仲良しな「いえらぶBootCamp」のメンバー!
「新しいことに挑戦し続ける」人生でありたい
――話は変わりますが、これからインターンに加わる方に、伝えたいことがあれば教えてください。
アイリーン 自分の世界に入りすぎず、困ったら周囲を頼るべき、ということです。
私は自分で進めたいタイプだったので、自分の世界にのめりこんでプログラミングをしてしまいました。一人で突っ走ってしまったので、私の面倒を見てくれている社員からストップが入ったこともあります(笑)。
その日ごとに「ここまでやろう!」って突っ走るのではなく、長期的な目標から逆算してやっていくと、視野が広がって効率的に開発を進められると思います。
――アイリーンの驚異的な集中力が発揮されましたね(笑)!
これでインターンは卒業ということですが、今後はどうしていくか予定は決まっていますか?
アイリーン このインタビューが世に出る頃にはそうなってるかな(笑)?馬場さんのもとで、UI(ユーザーインターフェイスのこと。サイトを閲覧するエンドユーザーが目視できる、デザイン全体を指す。)領域の専属エンジニアとして開発をしていきます!いえらぶのフロントエンドエンジニアとして、プロダクトのデザインの強化に貢献していきます。
プログラミング以外だと、ジュエリーデザインにも挑戦したいです。デザイナーって面白くて、自称できる職種なんですよ。でも、エンジニアは実績がないと到底名乗ることはできない。だから、いえらぶで実績を残していきます!これからもチャレンジ精神を大事にして、新しいことに挑戦し続けたいです。
――エンジニアは自称できないとは、具体的にはどういうことでしょうか?
アイリーン デザインとエンジニアリングはモノづくりという点で似ているようで違うなと感じました!
デザインとは普段の生活の中にありふれています。というのも、人の手によって創られたものは全てデザインされているからです。こんなものがあったらいいな、ここがもう少し違う色だったらな、それに気づき、何かしら形にしてみれば、その人はある種のデザイナーと言えます。それはモノの大小関係ないと思っています。
しかし、エンジニアはそうはいきません。知識・技術・経験が無ければならないからです!このページに送信ボタンが欲しい、フォームの情報をここで表示したい、などの問題点があげられると、エンジニアはその依頼・問題点をどう形にするのか、自身の知識と技術と経験をもって、解決しなければなりません。つまり主にこの3つが揃って初めてエンジニアと名乗ることができるのではないかと思っています!
――なるほど、アイリーンならではの視点!これからが本当に楽しみです。
最後に何か一言あればお願いします。
アイリーン 学びたい!やりたい!と思ったら、その初心を忘れることなく、高い目標を立ててがんばっていくべきだと思います。
私の人生、もっとできたことがあったんじゃないか?と振り返ることがないよう、やりたいと思ったことは行動に移していくべきです。
好奇心に忠実に、経験を積んで、自分の「できる」を一緒に増やしていきましょう!
まとめると
変化を恐れず、行動力に長けたアイリーン。
新しいことに挑戦し、自分の人生を思い切り楽しんでいる彼女は
これからも、いいプロダクトを作り出していくことでしょう!
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