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【新グループ会社代表インタビュー/後編】そして合弁会社設立へ SaaS事業のプラットフォームとビッグデータに見出した未来

「ここまで議論が活発で、本気の会社はない。業界随一のプラットフォームを活用した、事業の発展が楽しみで仕方がない。」

いえらぶGROUPは、2021年11月2日に共同出資による合弁会社「株式会社いえらぶパーク」を設立し、2022年1月7日より本格的に事業を開始しました。

タッグを組んだのは、業界屈指の駐車場管理システム「QRsign」を運営する株式会社パークリアルティ。

導入社数12,000以上の業務支援システム「いえらぶCLOUD」のプラットフォーム、ビッグデータと掛け合わせることにより、「新しい駐車場の在り方」を実現します。

▼インタビュー前編はこちら

【新グループ会社代表インタビュー/前編】証券、通信のキャリアを経た経営者の素顔 駐車場DXへの挑戦 | 経営陣インタビュー
そう話すのは、株式会社いえらぶパーク・代表取締役の川口。 新卒で外資証券会社に入社し、その後は大手通信会社にジョイン。華々しい経歴を持つ彼は経営者となった今、過去の自分をこう振り返ります。 なぜ会社を経営する側に回ったのか、話を聞いていると経営のリアルが見えてきました。前編ではそのリアルに踏み込みます。 ...
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貪欲に、事業拡大ができる

――前編では、会社の経営についてお話しいただきました。合弁会社の設立は、もともとの経営戦略に含まれていたのでしょうか?

川口 明確には考えていませんでした。過去に何社か買収の話や資本業務提携の話などありましたが、全く興味を持てませんでした。そうした話を投げかけてくる企業の狙いは、パークリアルティの事業拡大を見据えたものではなかったからです。私たちの企業を買収することによって上乗せされる、売上高、エンジニアの社員数。私たちの事業を自分たちの手中に収めて、会社全体の売上に計上したい。新しくエンジニア社員を雇うよりも、買収した企業からそのまま引っこ抜きたい。そうした魂胆が見えていました。そのため、私たちの事業に全く興味を持っていないにもかかわらず行われる買収や提携の提案に、一切の共感を覚えませんでした。

――では、なぜいえらぶとの合弁会社設立に至ったのでしょうか?

川口 いえらぶGROUPだけが、事業の拡大のみに目を向けて一緒にやってくれる会社だったためです。今のパークリアルティに対して足りないことや、事業課題について一緒に考えてくれました。いえらぶとの話を進めていく中で、不動産DXと駐車場DXの共通項、いえらぶの事業拡大・組織拡大のスピード感を認識し、ともにビジネスができたら画期的なシナジーが生み出せるんじゃないかと感じました。そのため、合弁会社については私からアクションをかけさせていただきました。

不動産テック業界は、他の業界とは比べものにならないくらいのスピードで進化しています。サービスへの思い入れや情熱はありますが、それだけではどうにもならないことが多くあります。オンボ―ディングやシステムのセキュリティや、お客様のフォロー、今後変わりゆくマーケティング戦略。私たちの現在の弱みなどを伝えさせていただき、そこに対していえらぶGROUPのノウハウやフォローなどをいただきました。

「日本を変える力」を実感

――いえらぶにジョインしてから、どのような業務を行っていますか?

川口 拡販に向け「QRsign」(月極駐車場契約に関する契約業務や書類管理等の業務をオンライン化する駐車場管理サービス)のシステム改良及び人員配置増員を行っています。ここが整備されたら、いよいよ本格的に拡販を進めていきます。駐車場を管理している不動産会社様には業務効率化をもたらし、駐車場を利用するエンドユーザーには、スムーズな駐車場検索から契約までを実現します。今後、駐車場の看板には電話番号ではなく、QRコードといえらぶ君が並ぶようになるので、ぜひ皆さん楽しみにお待ちください(笑)。

――いえらぶとタッグを組んだことについて、どんな感想をお持ちですか?

川口 働く環境でいうと、いえらぶのカルチャーに楽しさを感じています。素直な感覚を伝えるため雑な言葉遣いをしますが、めちゃくちゃみんな本気で働く会社だなという印象です。例えば、朝の経営会議での議論。会議などを定例でしている会社は何社もあると思いますが、現場にこれだけ代表や役員が降りてきて、頭をぐりぐり回す会社は中々ないと思います。部長クラスの社員でも日々、厳しい指摘を受けている印象です。

日本有数の企業である前職では、ここまで指摘されることはありませんでした。おそらく、前職の上層部では「自分が会社を作ってきた」という実感が薄いからだと考えています。会社を箱としてとらえてしまっているから、ある程度のポジションに就いていても、強い当事者意識を持ちようもない。そして業務がルーティン化されているため、自由な外部をうらやましく感じる。「自分たちは社内稟議を通すしかできない」という気持ちが強く、よそに出る自信を失っている社員が多いです。よく、会社の中でとってかわるような存在を「会社の歯車」と表現しますが、前職は違いましたね。歯車ですらない、ビスの一つ、と表現していました。

いえらぶのように、全員で本気で議論する文化の会社が私には楽しくて仕方ないです。日本を変える力ってこんなとこからじゃないと絶対生まれないです。そんな文化に触れ、これから一緒に文化をどんどん進化させ拡大に携われるのは本当に嬉しいです。

――川口社長が考えるいえらぶパークのビジョンと、不動産テックの展望をお聞かせください

川口 いえらぶパークのビジョンとしては、「QRsign」を主軸に、不動産会社・月極駐車場利用ユーザー双方のニーズに応え続けていきます。オンライン上でいつでもどこでも駐車場利用にかかる契約が締結できるだけでなく、いえらぶパークが全国の駐車場情報をおさえることで、駐車場DXをもたらすマルチプラットフォームを確立します。そして、国内での駐車場事業知名度NO.1を目指していきます。

不動産テック自体は、アナログな業務をデジタル化することに注力されることが多いですが、私自身はその視点ではあまり見ていません。世界各国で働き方が急激に変わる中で、不動産業界に関しても大きな変化が起きると思っています。例えば、メタバースで働く未来。不動産会社様が時流に乗るには、従来の事業を効率化し、質を向上し、差別化を図っていかなければならないと思います。私たちいえらぶパークは、新時代へスタートする準備を支援することが使命と考えています。

不動産会社様のベストパートナーとなるため、既存事業の最大化に尽力し、新時代へのサポート役を務める存在へとなっていきます。

――川口社長、ありがとうございました。私たちいえらぶGROUPといえらぶパークは、業界のDXを推進し、誰もが快適な住まい探しと駐車場探しが実現できる未来をつくります。

名称:株式会社いえらぶパーク
所在地:東京都新宿区西新宿2-6-1 新宿住友ビル24F
設立:2021年11月
資本金:1億円
株主:株式会社いえらぶGROUP/株式会社パークリアルティ
代表者:岩名泰介、川口真弘
事業内容:
月極駐車場契約管理決済システム「QRsign」
駐車場契約管理業務代行サービスの企画・開発・運営
コーポレートサイト:https://ielove-park.jp/


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