1
/
5

プラネッタの作品選考について

作品選考を通過するのは100分の1?

新卒の応募を考えている方から、作品選考に関しての質問をよくいただきますので、この場でプラネッタの採用、今回は特に作品選考に関してご説明したいと思います。

新卒採用の場合ですが、弊社では各種媒体の他、学校へ求人票を貼っていただいたり、直接学校内での説明会や合同企業説明会などに参加することで、ありがたいことに毎年新卒採用へ100名を超える応募をいただいています。

選考の流れは、【作品選考(履歴書・ポートフォリオ)⇒SPI⇒面接】 となっています。

作品選考ではポートフォリオを年間100点以上は見ることになるのですが、その中から次の選考へ進む方は1名~2名ほどです。数字だけみると非常に厳しいように思えますが、応募者の方も複数社受けていることを考えますと妥当な数字なのかなとも思います。

今回は具体的にどんなところを見ているのか、についてご説明します。


ポートフォリオのどこをみているの?

作品選考で重視するのは下記です。

・作品数

・クオリティ

・基礎力

・オリジナリティ

・作品の幅

3つぐらいに絞ったほうがわかりやすいですが、なんだかんだ沢山ありました。

でも全部を満たしてねということではないですし、全然満たしてないけど魅力を感じるからということで通過する人もいます。選考というのはそれくらいのものだと思います。


具体的に見ていきます。

・作品数

これはまさに数ですね。「たくさんあると見る人が迷惑かと思いまして」と言われることもありますが、私は断じて否です。というかそんなところで遠慮してほしくないと思います。

沢山作れるということは熱量があるということなので、とにかく沢山みせていただきたいと思います。同じ傾向のものが沢山よりかは整理した方がとは思いますが、もしそこで迷うくらいなら同じものでもこれだけ作っちゃいましたって言ってもらった方が見応えがあります。

たとえ上手い作品だとしても、作品数が少ないと判断が難しく、たまたまこれだけうまくいったのかな?とも思えてしまうので、やはり数というのは重要だと思います。


・クオリティ

これもそのままですが、クオリティは高いにこしたことはないです。

ただ新卒採用であればそこまで完璧ではなくて良いので、その人なりのこだわりや制作過程、そしてそれを自分の言葉で説明できているかを確認しています。

また構成、作品の見せ方などポートフォリオを自分の作品集としてどれだけこだわって作っているか、というところも重要なポイントです。


・基礎力

「デッサンは入れたほうが良いですか?」と聞かれれば、できるだけ入れてくださいと返しています。やはり基礎力がある人はツールを覚えた後の伸びが違うので、入っていれば必ず確認します。

ただデッサンは下手だけど入社している社員もいるので、一概にいえない部分でもあります。一番重視はしないけども、軽んじてもいないくらいでしょうか。総合的に見てデッサンは下手だけど、他が魅力的なのでと採用されることはあります。


・オリジナリティ

個人的には結構重視しているのですが、最近は上手い人の作品が世の中で共有されているからか、似たような作品を見ることが増えたなと感じます。

また、同じ学校からの応募の場合、課題で制作した作品が入っている場合が多く、それ自体が絶対NGというわけではないですが、他の人と比較されやすくはあります。

自分の好きなものやテイストなど、どんなものでもいいので自分のオリジナルな部分を見せてもらいたいと考えています。仕事の中では自分で発想してそれを具体化していくことが重要ですので、どういった発想をするのか、それが面白いか、センスがあるかは気にしている部分です。

特にプラネッタはゲームを作っている会社ですので、他で見たことがない面白い発想をしている人はポイントが高いと考えています。


・作品の幅

仕事では色々なテイストや世界観のものを作るので、同じ系統の作品ばかりよりかは他のものも色々見せてもらえたほうが判断はしやすいです。

また、作品を通してその人がどういう人なのかを知りたいので、落書きや写真、立体物など直接仕事と関係無さそうなものも入れていただきたいです。迷ったら入れとけでOKだと思います。

プラネッタの場合は面接の際にポートフォリオに入れなかった作品(未完成のものでもいいので)があれば持ってきてくださいとお願いしています。その際に落書きが沢山描かれたクロッキー帳があれば、日常的に絵を描くのが好きな人なんだなとか、未完成だけどこの落書きは発想が面白いなとか、体裁を整えたポートフォリオでは分からないその人の考えや趣向がダイレクトに伝わるので、面接での印象を補完する意味で見せてもらっています。



さいごに履歴書ですが、手書きでも紙でもデータでも何でもOKです。よほど手抜きで無ければ問題ないですが、面接では履歴書の内容から質問内容を考えたりします。それは単にこの人どんな人なんだろうと知ろうとする際に、履歴書は比較的情報が載っているためです。


相性やタイミング

私は就職は相性やタイミングがあると考えていまして、それ次第ではどんなに上手い方でも内定にならない場合もあると感じています。

実際すごく上手い方に応募いただく場合もありますが、弊社の業務内容とマッチしない、この方を活かせないという場合はお断りすることもあります。

また、同じタイプの方を既に採用してしまったので、今回は見送ろうという場合もあります。こればかりは社内の事情が見えないので、受けてみないとわかりません。

なのでどんなに頑張っても、内定に至らない場合もありますし、逆にタイミングが良くてスムーズに内定に至るケースもあります。

そういった実力外の部分に関してはもう仕方がないので、そういうこともあるよねくらいに考えておいた方が気が楽だと私は思います。私自身、就職活動中は何をすれば内定が出るのか分からず、悩みすぎてしまっていた時期もありました。


--------------------------------------------

作品選考についてあれこれ書かせてもらいました。会社によって選考基準が違うのでこれはプラネッタの考え方でしかないですし、これに当てはまらなければだめというわけでもないので、参考程度に見ていただけると幸いです。

ご応募お待ちしています。

株式会社プラネッタ's job postings
4 Likes
4 Likes

Weekly ranking

Show other rankings