皆さまこんにちは!
HR事業部広報担当の木村です。
働く環境が変わっても、「どこでも役立つスキル」があれば心強いですよね。
資格や技術の習得など、大切なスキルはさまざまありますが、時代の変化に左右されない「汎用スキル」とは何でしょうか。
今回は、当社でエンジニアとして活躍するS.Yさんに、日頃から意識されているおすすめの思考法について執筆いただきました✏
エンジニア領域に留まらず、あらゆる仕事で応用できる思考プロセスが詰まっています。
ぜひご覧ください♬
はじめに
エル・フィールドで、エンジニアとして働いているS.Yと申します。
現場やプロジェクトが変わると、これまで磨いてきた技術が活かせず、少し落ち込んでしまうことってありますよね。
ですが、私はそんな状況だからこそ「どこでも役立つスキルを伸ばしたい!」と考えています。
そこで今回は、普段の業務で意識していること、ずばり「教えたがりになってみよう」ということについて紹介させていただきます。
1.どこでも役立つスキル
環境や業務にいち早く順応するための「的確に理解して整理する力」は、業務内外を問わず役立つスキルの一つだと考えています。
与えられた情報をいかに自分の中に落とし込み、いつでも使えるように整理できるか。
その手助けとなる思考法として、「何も知らない相手に教える前提で考える」ことが有効だと感じています。
今回は、業務面での考え方を例に挙げながらお話しします。
2.「教える」をシミュレーションしてみる
まず、「知りたがりな後輩」を脳内に生成しましょう。
入社したばかりで知識ゼロの、とてもフレッシュな新人です。
その後輩に対して、自分が「教えたがりな先輩」になりきってみます。
さて、あなたは今行っている業務を後輩に説明しようとしています。
どのように「説明の構造」を組み立てるでしょうか。
相手は前提知識がないため、業務や業界の専門用語はあまり通じないでしょう。
そのため、簡単な表現に言い換えてあげるなどの工夫が必要となります。
このとき、自分の理解が不足しているとうまく言い換えられず、普段なんとなく使っている業務用語でも、実はきちんと理解できていなかったことに気づきます。
また、情報が整理できていないと、順を追ってわかりやすく説明することができません。
もしうまく説明できない場合は、一つひとつの要素は理解できていても、それら同士をつなぎ合わせた全体像の整理ができていない、「木を見て森を見ず」状態かもしれません。
よくある失敗例として、「情報の優先順位がつけられず、因果関係が曖昧なまま情報を一から十まで話してしまう」といったことが挙げられます。
例えば、「ECサイト更改に伴う社内マクロの修正対応」という業務について説明するとします。
私の場合は、以下のように意識して構成を組み立てています。
まず、「“A”なので“B”が必要」といった因果関係を明確にして、相手が理解しやすい導線を敷きます。
今回の例に当てはめると、「“ECサイト更改”が行われるので、“社内マクロの修正”が必要」となります。
ただ、これだけでは用語が難しく、イメージが湧きづらいですよね。
そこで、多少の正確性を欠いてでも直感的に伝わる表現に置き換え、
「“EC(ネット通販)サイトの作り直し”が行われるので、“新しいサイトになってもデータを自動集計するツールが動くようにする修正作業”が必要」
という表現にします。
これを導入説明として、同じ構造のまま少しずつ具体性や正確性を高めた説明を重ねることで、理解を深めてもらえるように努めています。
より具体性を上げていくときは、「因(なぜやるのか)」の部分を重点的に説明すると、聞き手側にも「果(何をすべきか)」がおのずと見えるようになります。
3.「質問される」をシミュレーションしてみる
次に、「後輩から質問される場面」をシミュレーションしてみましょう。
これを行うことで、自分が理解することを放棄していないかチェックすることができます。
知りたがりな後輩は、遠慮なく何でも気になったことを聞いてきます。
例えば、ルーティンとして行っている業務があったとします。
それについて、「どうしてこの作業を行っているのか」、「目的は何か」を質問してきます。
さて、あなたはこれに対して的確に説明できるでしょうか?
もし「今までずっとそうだったから」、「指示された通りにやっているだけ」といった曖昧な回答になってしまう場合は、自分のアウトプットに対して「なぜそうしたのか」という責任を持てていない可能性があります。
4.おわりに
このように、脳内の後輩と問答を繰り返すことで、自分の理解度を客観的にセルフレビューすることができます。
この思考法を意識するようになってから、私自身「漫然と何かをやる」ということが明らかに減ったと感じています。
仕事に限らず、何か新しいことをやってみたいと思ったときに、この思考法で理解を深めていけば目標へのロードマップ作成にも役立ちます。
もともと後輩に教えることが好きなのですが、最近はなかなか教える機会がなくて寂しさから始めたのがきっかけでした(笑)
ですが、実際に結構役に立っているなと実感し、今回紹介させていただきました。
皆さまも脳内に「知りたがりな後輩」を生成して、「教えたがりな先輩」になりきってみてはいかがでしょうか。
本記事が、日常の思考整理やアウトプットのヒントになれば幸いです。
S.Yさん、ありがとうございました!
どんな環境におかれても「どこでも役立つスキルを伸ばしたい」という、前向きな挑戦心と向上心のある姿勢がとても印象的でした。
また、「脳内に後輩を生成して教えたがりの先輩になりきる」のは、面白い思考法でしたね!
単に頭で考えるだけでなく、自分の知識をアウトプットして理解を深める場として、とても理にかなったセルフレビュー術だと感じます。
エル・フィールドには、S.Yさんのように日々工夫を積み重ねながらスキルアップを目指す社員が、多数在籍しております😆
定期開催しているイベントの様子は、公式サイト内のブログでもご紹介していますので、ぜひチェックしてみてください♬
少しでも気になった方は、ぜひ一度お話ししてみませんか?
皆さまからのご応募、お待ちしております!
それでは、次回もお楽しみに🌈