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製造業DXの最前線!シムトップスCTO和田誠一郎が語る“ものづくりの未来”

こんにちは! シムトップスの採用担当です。

今回の記事では、当社の取締役CTOの和田に開発組織のミッションやカルチャー、理想とする組織像についてインタビューしてまいりました。

・シムトップスのミッションとその実践
・組織の課題とカルチャー
・理想とする開発組織

について書かれていますので、「製造業DXの最前線でサービスを展開するシムトップスのこだわり」や「目指す理想の組織」について興味のある方はぜひ最後までご覧ください!


株式会社シムトップス取締役CTO 和田誠一郎

ー和田さんのプロフィールを教えてください。

1973年生まれの51歳です。いい歳ですね(笑)
父がPCを使って仕事をしていた影響で、幼少期からコンピュータに興味を持ち、小学生の頃にはプログラミングを学び始め、大学は、名古屋工業大学の知能情報工学科に進学しました。

知能情報とは、今でいうと「人工知能」のような分野を意味するのですが、当時こういった分野を学べる大学はほとんどなく、進学するなら名古屋工業大学だと思っていました。

さらに奈良先端科学技術大学院大学でVR技術や画像認識について学び、卒業後は日本IBM株式会社に入社しました。
配属された大和研究所にて、システムエンジニアからITコンサルタントとしての経験を重ねました。


ーなぜシムトップスに入社したのですか?

きっかけは、コンサルタントとしてご支援していたお客様から『シムトップスと一緒にある製品(今でいうBOPシステム)を作って欲しい』というご依頼をいただいたことです。そこで出会ったのが弊社代表でもある水野です。

水野と一緒に10年ほどこのプロジェクトを推進したあと、「一緒にシムトップスで働かないか?」と声をかけていただいたのが、シムトップスへの入社を考えたきっかけでした。

最初は業務委託契約で、開発した製品(MPPCreator)のグループマネージャーとしてジョインし、現在は弊社の製品(i-Reporter、DIRECTOR、MPPCreator)の開発部門を統括する取締役と製造ソリューション事業部長を努めております。


Mission:新しい面白いアイデアにテクノロジーと知恵と情熱を結集し、ワクワクする新しい感動と超個性的な価値を社会に届ける

シムトップスは、「新しい面白いアイデアにテクノロジーと知恵と情熱を結集し、ワクワクする新しい感動と超個性的な価値を社会に届ける。」というミッションを掲げています。ただ便利なサービスを提供するのではなく、「どのようにしたら、今ある製品をお客様に本当に喜んでもらえる製品にできるか」を、常に考えながら開発を行っています。私たちが目指しているのは、お客様に「こんなことができるんだ(できるようになった)!」と思ってもらう瞬間を生み出すことです。

重要なことは、お客様のリアルな課題を知ることです。実際にお客様の工場に足を運び、現場を見せていただきながら、どのような作業が行われているのかを勉強させて頂きます。そして、お客様との会話のなかから課題を明確にし、製品開発につなげていきます。

5つのValue:

▍信頼、感謝、チームワーク

▍仲間との助け合い

当社では、製品開発においてさまざまなチームが協力して仕事を進めています。

例えば、当社の製品『i-Reporter』では、iOS版、Windows版のアプリケーションに加え、サーバーアプリケーションがあり、それぞれ異なるチームが開発をしています。そのため、チーム間での連携は欠かせません。

私が好きな言葉に、トヨタ自動車株式会社様の ”前工程は「神様」、後工程は「お客様」と思いなさい” という言葉があります。自分の前工程の担当者は他のメンバーができないことをサポートしてくれる「神様」であり、後工程の担当者は「お客様」のように考え真摯に対応しなさいという考え方です。

このように、チームメンバーはお互いを尊重し合い、協力しながら仕事に取り組んでいます。


▍お客様第一

「お客様の声を大切にする」といった姿勢は、組織の根幹でもあると思っています。

多くのソフトウェア企業では、製品開発部門の社員が直接お客様の声を聞く機会は限られていると思います。当社では積極的にお客様の現場に足を運び、直接対話を重ねています。

これにより、お客様の業務改善を提案し、ニーズをとらえた製品開発が可能になります。

社員一人一人がお客様の声を大切にしているからこそ、部門を超えて協力しながら解決策を見つけていく姿勢も文化として根付いており、当社の強みになっています。


▍チャレンジ、成長、スピード

当社では社員が新しいことに挑戦し、それを糧として成長につなげていける環境を大切にしています。

私は社員に対して「新しいことにチャレンジしていますか?」という問いかけをします。挑戦する過程では、失敗も避けられないかもしれませんが、失敗を恐れずに次の挑戦を実行していくことが重要です。

挑戦して向かう先、ベクトル(方針)は会社として示していきつつも、スピード感のある成長を目指し、個人の成長を全力で応援する組織でありたいと思っています。

▍実行力(個性的なプロフェッショナル)

当社の製品開発プロセスにおいて重要な要素です。特に『DIRECTOR6』や『MPPCreator』は、個別受注型の生産を行うお客様に提供する製品であり、お客様ごとに異なるニーズに対応する必要があります。
そのため、製品開発には特殊な知識、スキル、ノウハウが求められます。
それぞれのチームメンバーが持つ専門的な知識や技術を最大限に活用し、お客様にとって最適な形となるよう”やり遂げること”。これこそがシムトップスで言う「実行力」です。
当社では、個々のプロフェッショナルがもつ知識やスキルを集約し、お客様の要件を満たすために取り組む姿勢を大切にしています。

この実行力が、シムトップスの強みであり、お客様の信頼を築く基盤となっています。

Vision:

他にはない OnlyOne のユニークで変態的に強力な製品・サービスを創る。
お客様のニーズを満たすことを考え抜いてお客様の悩みや課題を解決し、
役に立つことが出来る、貢献することが出来る、喜んでいただくことが出来る製品とサービスを提供する。

ー組織の目標について教えてください。
私は新しい社員が入社したときに、仕事がやりにくい環境は良くないと考えています。

仕事がしやすい職場が大事ということですね。

具体的には、社員が働きやすいと感じられるような受け入れ体制や、朗らかな状態でいられる雰囲気づくりに力を入れています。

また、最近では若い世代の人口減少や離職率の高さが問題になっていますが、私たちはその点も考慮して、社員が長く働き続けられる環境を提供しています。当社の組織づくりの根底には、「仕事が人生のすべてではないが、モチベーションになるような仕事を提供したい」という想いがあります。

私自身、社員に対しては、生きるために働くんじゃなくて、生きがいになるような仕事が提供できたらいいなと思っています。そして、現在浮上している課題が世代交代。

弊社の主要な製品の一つでもある『DIRECTOR6』は創業時から開発が続けられており、開発に関わっている初期メンバーは私と同様、”いい歳”です。(笑)

チームの平均年齢は高めですが、少人数で専門知識を持ったメンバーが会社を支えてきました。この先10年、20年を見据えた組織づくりが現在の重要なミッションとなっています。

今当社が採用活動に積極的なのは、次世代にこれまでの経験と知識を継承し、近年の好調な業績を維持しながら組織を若返らせるためなのです。

ー和田さんが目指すシムトップスの理想像について教えてください
私は、シムトップスは製造業を支える会社だと思っています。

私自身、製造業に対して深い愛情を持っており、日本のものづくり文化に強く共感しています。日本は、世界一の品質、性能を誇る製品をつくり続けてきた国ですし、今後もそうだと信じています。そして、私たちもその製造業を支え続ける立場でありたいと考えています。

当社が目指しているのは、そんなものづくり企業に価値のあるサービスを提供し続けることです。市場の状況やお客様の製造プロセスが変化する中で、私たちのサービスもその変化に追従し、進化させなくてはいけません。そういった点で、変化に柔軟かつ素早く対応できる組織であることを目標としています。

ーありがとうございました!

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