人物紹介|生産管理者/ みちのく白河農園・秋山 優里(あきやま ゆうり)
サラダボウルの農場で活躍する社員の中には、もともと“農業”を志していたわけではないメンバーも多くいます。今回インタビューした秋山優里さんもその一人。福島県白河市のみちのく白河農園でパートさんや海外人材と共に、よりよいトマトをつくるために日々奔走する秋山さん。「農業に詳しくなくても、人やチームに向き合える人なら活躍できる」と語る彼女のキャリアストーリーを紹介します。
入社の決め手は「イキイキと働くパートさんの姿」
― なぜサラダボウルに入社されたのですか?
私は東京出身で、大学では農学部生命科学科に所属し、生物・植物・動物などを幅広く学んでいました。在学中は「これがやりたい!」という明確な進路はなく、「食に関わる仕事がしたい」という漠然とした希望を持っていました。就職活動では大手外食チェーンから内定をいただいたものの、正直、自分がそこで働いている姿をどうしても想像できずに迷っていたんです。
そんなときに出会ったのがサラダボウルでした。山梨の農場見学に参加したとき、パートさんたちがとてもイキイキと楽しそうに働いている姿を見て、「高齢の方でもこんなに元気に働けるんだ」と驚きました。そして、こんな風に楽しそうに働く人たちと一緒に仕事ができるなら、自分もここで頑張りたいと強く思ったんです。業務内容以上に“人”に魅力を感じて、他社の内定を辞退してサラダボウルへの入社を決めました。
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同期との同居生活が育ててくれた“環境適応力と生活力”
― 研修を通じて学んだことは?
入社してからの1年間は、全国各地の農場で研修を兼ねた農作業を経験しました。特に最初の数か月は、同期3人と同じアパートで、襖一枚隔てた部屋に同期がいる、という密な同居生活でしたね(笑)。
もともと住まいを転々とすることや、一人暮らしに慣れていなかったので、最初は正直抵抗感もありました。それでも、同期と寝食を共にして、支え合いながら大変な時期を乗り越えられたことは大きな財産です。環境への適応力や生活力が養われただけでなく、仲間との絆もぐっと深まりました。東京で就職していたら、きっとこんな経験はできなかったと思います。
※補足: この全国研修は、秋山さんが新卒で入社した年に実施されたプログラムであり、毎年開催されているものではありません。
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相手の“色”に寄り添い、成長を支える仕事
― 現在の仕事とやりがいは?
今は福島の白河農園で、パートさんや海外人材の方々と一緒にトマトの栽培に携わっています。最初の頃は若手が指導しても、なかなか受け入れてもらえないこともありました。それでも、毎日声をかけ続け、少しずつ信頼関係を築くことで、改善提案も受け入れてもらえるようになりました。
特に意識しているのは、人それぞれに「色」があるということ。その人の個性に合わせて、どんな距離感で接するか、どのタイミングで声をかけるかを考えるようにしています。相手の「色」を尊重しながら関わることで、自然と信頼関係も深まっていきました。
一番やりがいを感じるのは、人が成長していく瞬間です。パートさんができなかった作業をできるようになったときや、チーム全体の動きがスムーズになったとき、「人の成長を支えている」と実感できます。
学生時代には塾講師のアルバイトをしていて、もともと「教える」ことが好きでした。その経験が今の仕事にも活きていて、人の成長に寄り添えるのが一番のやりがいです。
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日常そのものが成長のきっかけに
― 福島県白河市での生活について教えてください
白河で暮らしてみてまず感じたのは、想像以上に暮らしやすい環境が整っていることです。少し足を延ばせば郡山や那須といったエリアにも気軽に出かけられ、おしゃれなカフェなども楽しめます。
さらに白河はラーメンの街として有名で、ラーメン好きの私にはたまらない場所なんですよね(笑)。
そして暮らしの中で気づいたのは、「東京にはない豊かさ」があるということ。
夜空を見上げれば星が本当にきれいで、空が広い!忙しい毎日の中でも、ふと立ち止まって上を見上げるようになりました。
ゆったりと穏やかな時間の流れの中で、自然と心に余裕が生まれたように感じます。
生活面でも農場から駅やコンビニが近く、通勤環境も非常に良いので、地方ならではの不便さをほとんど感じません。
むしろ落ち着いた街の雰囲気や、穏やかで優しい人たちに囲まれて暮らす安心感は、東京では得られないものだと思います。
冬にはたくさん雪が積もりますが、自治体の雪対策が万全で、朝にはきれいに除雪されているのには驚かされました。
また、私にとって地方で働くことは、“生活力を育てる経験”でもありました。
車の運転を覚えたり、一人暮らしで自立したりと、日常生活そのものが成長のきっかけになりましたね。
そして何より魅力的なのは、人とのつながりの豊かさです。
地方に来てから、新しいコミュニティとの出会いがたくさんありました。
「お母さん」のように温かく支えてくれる存在や、愉快な海外人材の仲間たちなど、多様な背景を持つ人たちと交流する機会に恵まれています。
世代も文化も異なる人たちと共に働き、支え合えることは、地方で働くからこそ得られるかけがえのない経験だと思います。
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仲間が楽しく働ける職場をつくるために
── 今後の目標や展望を教えてください
農業の特性上、計画と実際の収穫量に差が出てしまうことがあります。思っていた以上にトマトが採れて人手が足りなくなり、社員が現場に入らざるを得なくなることも...。その結果、将来を見据えた仕事に手が回らなくなってしまうのが課題だと感じています。
まだまだできることは限られていますが、今の私の役割は、メンバーが少しでも効率よく、精度の高い仕事ができるように工夫すること。そして現場の状況や課題を正しく理解し、言語化してマネージャーに伝えることだと思っています。
今後の目標は、5年後くらいに“幅広い役割を担える人”になっていたいですね。今はまだマネージャー陣の意図を汲み切れなかったり、自分が見えていない世界にモヤモヤすることもあります。でも、もっと多くのことを吸収して視野を広げ、自分の手で現場を改善できるようになりたい。
大好きな仲間たちが苦しむことなく、楽しく働ける職場をつくるために――。そのために自分の力を広げていきたいと思っています。
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サラダボウルで求めているのは、農業経験に限らず、“人と関わる力”。仲間と共に暮らし、支え合いながら成長してきた秋山さんのように、人の成長を喜び合える人が活躍できる環境です。「農業は未経験だけど、人やチームを育てることに興味がある」そんな方は、ぜひ一度カジュアル面談でお話ししてみませんか?