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【残り30秒の奇跡】 100チーム総勢400名以上の中から頂点を目指せ!「NTTセキュリティコンテスト研修」に挑むベテランたちの戦い
こんにちは!株式会社NTTデータ フィナンシャルテクノロジー(以下、NTTデータFT)決済イノベーション事業部です。
今回は、2025年2月に開催されたNTTグループ向けのセキュリティ研修「NTTセキュリティコンテスト研修(通称:NTT-CTF)」の参加レポートをお届けします。
今回は、NTTグループ全体で121チーム、総勢436名が参加しました。NTTデータFTはNTTデータグループカテゴリとして参加し、8チームと大所帯での挑戦となりました。
NTTセキュリティコンテスト研修(通称:NTT-CTF)とは
CTFは “Capture The FLAG” の略で、セキュリティの専門知識や技術を用いて隠されているFLAG(正解)を見つけ出し、そのスコアを競うコンテストです。日本ではSECCONが有名ですが、NTTセキュリティコンテスト研修はNTTグループ独自で運営、開催されています。研修という名のとおり、当日の競技だけではなく事前学習や事後学習により、「やりっぱなし」ではなく理解度を更に深めることができるプログラムとなっています。
問題は全部で30問用意されており、それぞれ難易度が異なります。ヒントをもらうことも可能ですが、正解ポイント数の20%のポイントを消費しますので、いかにヒントを使わずに正解できるかがカギです。
また、表彰は各グループ会社内1位のチームの得点で競う「会社賞」と最も早く正答できた問題数で競う「スピード賞」の二つが用意されています。
前半戦!静かに進む競技の様子
ここからはイベントの様子をお届けしていきます!
今回は、部長や課長、リーダーなど、ベテラン社員が多く参加しました!精鋭ぞろいです。きっと業界や職種を問わずだと思いますが、年次を重ねていくとプロジェクトやメンバーのマネジメント業務を担うようになり、なかなか同じレイヤー同士で集まって一つのことに取り組む機会は少ないと思うので、みなさん楽しそうに取り組んでいました。
どのチームもまずは難易度の低い問題から取り掛かるということで、一人で問題をこなしていました。
午前中は個人プレーで黙々と取り組んでいるチームが多いため、静かな時間が流れていました。みなさんとても真剣な表情です。
時間が経つにつれて、取り組む問題の難易度が上がっているのか少しずつ会話が増えて賑やかになってきました!
お昼休憩は各チーム自由に取ることができます。外に食べに行くチームもあれば、コンビニで買って食べながら黙々と取り組むチームも。時間の使い方がその後にどう影響するのか…
ここで運営担当者にインタビュー!
ここで運営担当者の池田さんにインタビューをさせていただきました。現在は運営をされている池田さんですが、以前は参加者側だったそうです。
プロフィール
名前:池田 夕奈
所属:テクノロジー&ソリューション事業部
担当:セキュリティビジネス担当
-池田さんはどのような役割を担当されているのでしょうか?
NTTデータFTには新卒入社をし、初めの5年間はCOBOLで金融システムの開発をしていました。その後、社内公募でセキュリティエンジニアへのポジションチェンジを希望し、現在は決済領域のセキュリティ担当として、保険や金融関連のシステム開発のセキュリティ全般を見ています。
-本イベントを通して、どのような効果を期待していますか?
もっとセキュリティに対して、興味を持ったり意識が高まったりすると嬉しいです。セキュリティというと、セキュリティチェックシートを書くのが面倒に感じたりして、とっつきにくいイメージがあると思うんです。直接的に利益を生むわけではないので、優先度が下がってしまったり。でも、セキュリティを怠ることによって起きるリスクやインシデントは計り知れないですよね。会社、プロダクト、従業員を守るためにも、セキュリティへの意識が高まることを期待しています。
-ベテラン社員の参加が多いですが、スムーズにいきそうですか?
午後からはどんどん問題の難易度が上がっていくので、ベテランの方でも苦戦すると思います。経験も大事ですが、ひらめきもすごく大事なんですよね。今は比較的静かですが、午後からは賑やかになっていくと思います(笑)
-最後に運営から一言お願いします!
ぜひ、NTTデータグループの中では1位を取ってほしいです!みなさん午後も頑張ってください!
追い込みの後半戦!泣いても笑ってもこれが最後!
ここで残り4時間ほどとなりました。運営の池田さんの予想通り、問題の難易度が上がっているからか、どんどんチーム内で会話や議論をするシーンが増えてきました!
「ここさぁ…」と言いながら、隣のメンバーと解決策を揉んでいます。10時から開始してもう5時間ほど経過しているので、お菓子でエネルギーチャージしている方が増えてきました。脳をフル回転させているので疲れてきますよね。
問題の難易度が上がり、険しい表情になるシーンもありますが、同じ課題に取り組みながら一緒に四苦八苦するのも良い時間ですよね。お互いの知見をフル活用して、「そういうことか~!」と、楽しそうに取り組んでいるシーンもたくさんありました。
気付けばあっという間に時間が経ち、もう残り数分というところで…
「キターーーー!!!(ガタッ)」
と歓喜するチームが…!(カメラをまわすのが追い付かず、ブレブレの写真になりました(笑))
何があったのかと聞いてみると、高難易度のポイント数の高い問題を粘りに粘った結果、残り約30秒を切ったところでギリギリの正解。まさにブザービート。このチームはベテランメンバーの精鋭揃いだったのですが、なかなかプロフェッショナル職の「キターーーー!!!」という声を聞くことはないのではないでしょうか(笑)
という熱き展開を最後に、CTFは終了です!ここからは、問題解説の時間に移ります。
全問題ではありませんが、各問題の解説があります。解けなかった問題があっても、このように解説があると疑問を残さずに終えられるのでいいですね。
運命の結果発表。ベテラン勢の挑戦の結果はいかに…
冒頭で記載したとおり、表彰は「会社賞」と「スピード賞」の二つがあります。
NTTデータFTからは、入賞は出るのでしょうか…
結果はこちら!
惜しくも優勝は逃してしまいましたが、なんと会社賞の5位にNTTデータグループから「1円オーソリ」チームが入賞しました!実はこのチーム、最後にブザービートを起こしたあのチームなのです。
全体で5位、NTTデータグループとしては1位という素晴らしい結果となりました。
劇的なブザービートがなければ、この入賞はなかったかもしれません。最後まで諦めずに粘り続けることは本当に大事ですね。
「1円オーソリ」のみなさんおめでとうございます!
結果発表後は、1円オーソリチームの周りに人が群がっていました(笑)みなさん最後の問題をどうやって正解したのか気になっていたようで、とても盛り上がっていました。
ここで、参加されていた方数名に感想を聞いてみました!
お名前:本田 康祐
部署名:決済イノベーション事業部 第四担当 課長代理
-率直な感想を教えてください!
思っていたよりも難しかったです。何も準備しなくてもいけるだろうと思っていたら、全然そんなことはなかったです(笑)序盤は100ポイントと比較的簡単な問題で、これはいけるかもと思っていたんですが、200~300ポイントに進んだあたりから「おやおや?」と焦りました。
-来年も挑戦したいですか?
もし参加できるなら、次回は準備万端で臨みたいと思います!
お名前:藤田 洋平
部署名:決済イノベ-ション事業部 第五担当 シニア・エキスパート
-率直な感想を教えてください!
いやぁ難しかったですね。でも、セキュリティや脆弱性に関する技術は普段触れることが少ないので、苦戦はしたけど面白かったですし勉強になりました。
-戦略はありましたか?
正直、行き当たりばったりです(笑)とにかくみんなで一生懸命に向き合って取り組んでいました。
お名前:菱沼 徹哉
部署名:決済イノベーション事業部 第四担当 部長
-率直な感想を教えてください!
…疲れました(笑)普段の業務とは異なるスキルを求められるので、一定の難易度を超えると、普段からやっていないとこれ以上は難しいなと思いました。
-(実は宣言通り)NTTデータグループで1位獲得ですが、お気持ちはどうでしょうか!
やっぱり嬉しいですね。うちのチームはエース級が集まっていると思うので、こういった結果で終えられてよかったです。もし次回出るとなったら、次は会社賞で3位入賞できたらいいなと思っています。
最後は、NTTデータグループで1位の1円オーソリチームの記念写真を撮りました。
長いようであっという間の一日でした。参加されたみなさん、本当にお疲れさまでした!普段使わない技術に触れることは大変だと思いますが、きっと実りある一日になったのではないでしょうか。
普段は、事業の成長や円滑なプロジェクト運営など、さまざまな課題に取り組む中で、技術面だけに専念する時間はなかなかありません。そんな中、純粋に自分の技術力を試し、仲間と競い合う機会は、とても有意義で刺激的だったのではないでしょうか。何より、みなさんが心から楽しんで参加されていたのを見て、このような機会が今後も継続されるといいなと思いました。
いかがでしたでしょうか?本記事を通して、少しでもNTTデータ フィナンシャルテクノロジーや決済イノベーション事業部について知っていただけたら幸いです。
当社に興味を持ってくださった方は、ぜひ一度カジュアル面談でお話ししてみませんか。
お会いできることを楽しみにしています!