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「自分の言葉」でできる仕事を。ライフイベントの中でもキャリアの軸を見失わない強さの秘訣(中編)

株式会社MUSUBU 事業推進部の山本です。

今回は、AS(人材紹介)事業部のRA(法人営業)マネージャーとして活躍する亀子さんにインタビューしました。

前編・中編・後編の3つに分けてお送りしており、今回は中編をお届けします。

マイナビで人材紹介を経験した亀子さんが、あえて規模の小さいMUSUBUに転職した理由や、MUSUBUだからこそできる仕事とは?

是非、ご一読ください。

目次

  • 30才を前に、働きやすいゆるいキャリアに心が揺れつつも、しっかりキャリアの築ける転職を選択。

  • ―そんな中、なぜマイナビを退職されたのでしょうか。

  • ―転職のときにMUSUBUに応募したのは、どういった経緯がありましたか?

  • 「人材紹介」に縛られない。柔軟な発想でお客様に提案する姿勢に惹かれ、MUSUBUに入社。

  • ―他にも人材紹介社は無数にありますが、MUSUBUを選んだ理由はありますか?

  • ―入社してみて気づいたことはありましたか?

  • 一見、決定が難しい案件でも、CAと前向きに協力体制が築ける。想いを採用実績に繋げられる環境にやりがい。

  • ―今、RAとしての業務をする中で、MUSUBUだからこそできた取り組みだな、と感じることはありますか?

  • ―人材紹介では決定が難しそう、という案件はどうしてもRA個人が尻込みしてしまうと思うのですが、亀子さん自身が前向きにやろう!と思える理由はありますか?

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30才を前に、働きやすいゆるいキャリアに心が揺れつつも、しっかりキャリアの築ける転職を選択。

―そんな中、なぜマイナビを退職されたのでしょうか。

大手ならではの会社の歯車感に少し疲れたというところがあります。帰宅も遅かったですしね。細かいKPIが設定されていて、とりあえずクリアしないと、とひたすら走り続けていました。

関係部署との調整においても、人数や部署の多い大手ならではの苦労を感じたこともあります。たとえば、「新しくこんな求人が入りそうだから、登録者の受付側でもこんなことをしてほしい」と依頼するにしても、部署ごとにルールが違うので交渉が難しく、建設的に話が進むイメージが持てませんでした。

周りには産休・育休がゴールで復帰はしないと決めている方も多く、今後働き続けていくイメージが持てず、この先どうしよう……と漠然と不安に思っていました。


―転職のときにMUSUBUに応募したのは、どういった経緯がありましたか?

もともとグループ会社である不動産SHOPナカジツで働いていたこと、マイナビ時代はクライアントとして不動産SHOPナカジツを担当していたこと、さらにナカジツ側の担当人事の矢野さんが、ナカジツへ中途入社したときの同期だったことが大きかったです。少しふざけて、「私が今転職するならナカジツって拾ってくれるかな?」と言ったところ、「いいじゃん!最近、人材紹介会社のMUSUBU立ち上げたよ!!」と言われたことがきっかけです。

そのときちょうど大手企業の店舗でのカウンター営業の求人も受けていて、ワークライフバランスが取れる、マネージャーにも挑戦できる、年間休日145日、福利厚生充実、と好条件でした。年収は下がりますが、結婚してこれから子どもを持つことを考えていた時期でもあり、「これくらいの仕事でもいいかなぁ」と悩んでいました。

MUSUBUの社長であり、ナカジツへ入社する際の採用責任者だった引地さんに相談したところ、「その選択だと、これまでのキャリアを捨てることになるけどいいの?」という言葉をいただき、矢野さんからも「年収低くない?キャリア諦めていいの?」と言われました。

そのような問いかけをいただくことで、元々の「自分の責任で話せる仕事がしたい」というキャリアの軸や、「しっかりお金を稼げること」の大切さを改めて認識しました。そして軸や大切にしたいことも叶い、これまでのキャリアを活かして働けるMUSUBUを選択することに決めました。

「お金を稼げること」に関しては、「女性だから、収入はこんなもんでいいか」という考えは結構怖いと思います

人生は何があるかわからないので、たとえば離婚をする可能性や、夫と死別する可能性、急に両親の介護が必要になりお金が必要になるかもしれない、などのリスクがあります。自分ひとりでも家族を養えるくらいの馬力が欲しいと思っていました。

だからこそこれまで働く中で、専業主婦になる同僚、仕事に疲れて派遣社員に転職する同僚を見ても、自分は正社員でいたい、自分ひとりでも子どもが育てられる程度の収入が欲しいと考えています。

「人材紹介」に縛られない。柔軟な発想でお客様に提案する姿勢に惹かれ、MUSUBUに入社。

―他にも人材紹介社は無数にありますが、MUSUBUを選んだ理由はありますか?

個人的に魅力に感じたことが、リクルート出身でごりごり仕事をしてきたメンバーと一緒に働けることです。

リクルート出身の岩佐さんが、クライアントの採用ニーズに対して「それならMUSUBUのデータベースから人材紹介するよりも、XX駅の駅前でティッシュ配りをしたほうが人が集まると思います!」という提案をしたという話が衝撃的でした。

結果、そのプロジェクトはそこまでMUSUBUの中で成功事例になってはいないと思うのですが(笑)、これまで「データベースにいないから」「データベースにいる人材をどうターゲットとして納得いただけるか」という思考で人材紹介をやっていた自分にとっては、「自由度の高い提案ができる」ことが面白そう!と思いました。

実際入社してみても、人材紹介だけでなく求人広告媒体も代理店として自由に売ってきてOKで、効果が出そうな提案にはチャレンジすることができます

MUSUBUの中でも新しいサービスを売る機会もあり、お客様はどういうことに困っているのかな?どういった切り口であれば営業するチャンスがあるかな?と人材紹介だけではないソリューションを提供することができています

人材紹介では難しいけど、この商品を売ったら採用できるかも?という視野を持てるようになったのは大きな変化でしたね。

また、自社の登録者を集めるためにも、「集客、こんなことやってみよう」という話もできて楽しいです。

新しくやってみたい!と思うことを発信すると、現実的にできるかどうかは別にして、「面白いかもね!」と前向きに周りに受け止めてもらえる環境はMUSUBUならではだと思います。


―入社してみて気づいたことはありましたか?

メンバーがみんな変わっていますよね。カルチャーショックでした!

特に芦川さんは最初、「天才でよくわかんない」という印象で、何話しているんだろ、馴染めるかなと不安でした(笑)。

でも、みんなお客様のことが大好きで、顧客志向の強さを感じました。特に、求職者のことを考えるのがCA企業のことを考えるのがRAと立場をはっきりさせ、徹底的に自分が向き合っているお客様に対してどうしたら良いかを考えて行動をやり切る、という点が前職とは異なる考え方でした。

分業ならではのメリットでもあるし、自分が向き合うお客様にコミットができるという点で「それでいいんだ」「だから自由な提案できるんだ」と感じました

求職者と対峙するCAが、求職者がその企業に「応募する」か「辞退する」かアドバイスする場面もあれば、企業と対峙するRAが、企業に対して「内定を出す」か「採用を見送る」か判断の手助けをする場面もあります。もちろんCA・RAのお互い納得がいかない結果になるときもありますが、それぞれが徹底的にお客様に向き合った先に、求職者も企業も納得度の高い転職や採用があるのではないでしょうか。

一見、決定が難しい案件でも、CAと前向きに協力体制が築ける。想いを採用実績に繋げられる環境にやりがい。

―今、RAとしての業務をする中で、MUSUBUだからこそできた取り組みだな、と感じることはありますか?

他社だったら見放していたであろうお客様が決まったときは嬉しいですね。

人材紹介会社は成功報酬の悪い側面として、「決定」が難しい企業に注力しにくい、という部分があります。でも「難しいな」と思った企業様にも丁寧に支援ができることはMUSUBUの良さでもあると思います。

あま市という勤務地としては難しいエリアに本社を構える会社で、新規事業として始まった店舗型ビジネスの店舗責任者の採用を支援したことがありました。店舗の責任者ということで、必要なスキルや人柄も要件として求められます。

この案件では、自分でスカウトを打って集客し、また特定のCAに案件情報を丁寧に共有し対応してもらいました。結果、案件をいただいてから5週間で決定することができ、スピーディーな決定に企業も喜んでくれました

CAとの協力体制が築けることや、綿密な情報共有をして案件を一緒に進められることは、MUSUBUならではだと思います。

なかなか難しい案件にも関わらず、求人の魅力を伝えるとCAも「面白そうですね!」と前向きに協力してくれました。

―人材紹介では決定が難しそう、という案件はどうしてもRA個人が尻込みしてしまうと思うのですが、亀子さん自身が前向きにやろう!と思える理由はありますか?

先ほどの案件は、営業協力をいただくアライアンスを新しく組んだ会社さんからの初めてのパスアップというきっかけもありました。

ただ、商談で社長からお話を伺う中で、新規事業に対する熱意や前のめりな姿勢、社長自身のお人柄良さを感じ、プレオープンまで1ヵ月というタイミングでの依頼でしたが、本当に成功させたい思いを受け取りました。また同じ中小企業であるMUSUBUとしても、応援したいな、という気持ちに自然となりました

事業内容も尖っていたので、「このサービスが好き」「このビジネスをやりたい」という人はどんな人だろう??と考えるのは人材紹介の原点ではないでしょうか。

経歴だけで、「このスキル・この経験がある人」というターゲットではなく、「潜在的に興味を持っている人ってどこで何をしている人なのかな」「こういうメッセージを送ったら返信してくれるんじゃないか」というペルソナやメッセージのイメージがこの案件ではぱっと思い浮かんだんです。

ご支援の序盤からこのようなイメージを持って対応できたこともあり、本当に採用が決まったときには嬉しかったですね。



ー今回はMUSUBUでのお仕事を伺いました。

次回の後編は、立ち上げたばかりのMUSUBUで、産休・育休に入ったリアルな経験や子育てしながらRAマネージャーとして活躍する現在の働き方について伺っています。後編も是非ご一読ください!

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