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gamescom 2019へ参加!ゲームの世界市場の熱気をレポート!

MYTHRIL Inc.(以下 ミスリル)でリードデザイナーを担当している三上です!
今回はgamescom 2019を視察してきたレポートです。

毎年開催されているTOKYO GAME SHOW(以下TGS)には何度も参加してきましたが、初めて参加する大規模な海外のゲームイベント。熱狂的とも言える海外のゲームファンの姿や日本のコンテンツがどのように受け入れられているのかチェックしてきました!

前回の記事でChainajoy2019を紹介した際にも触れましたが、弊社は「Dive into the World」を会社のコアバリューの1つとし、積極的に海外市場の視察を行っています。今回も福利厚生として、視察費用の一部を会社から支給して頂き、15名のスタッフが視察に参加致しました!大人数となりましたが、弊社は世界を見渡す視点を持ってもらうために、サポートしているのです。

まずは会場となるケルンメッセの外観。gamescomは毎回ここで行われています。


会場の側ではスーパーマリオのコスプレをしながら曲を奏でるミュージシャンも。
海外でも高い人気を伺わせています!


ゲーム業界に新たな波!NETFLIXやStadiaも参加!

いよいよ会場の中へ!
数々の大型タイトルの展示の中にNETFLIXのブースがありました。
その中に『ENTER THE ELEVENS MIND』と称したストレンジャーシングスのコーナーがあり、劇中の有名なシーンを体験できるというもの。その他、配信中の作品の展示が多く、ゲーム自体の展示はなかったのですが、今後への布石なのかな、と感じました。

既に配信されている『ブラックミラー:バンダースナッチ』は視聴者が物語の進行に合わせて選択肢を選び、それぞれの結末を迎えるというアドベンチャーゲームのようなインタラクティブ性を持つ作品です。人気ゲームの『The Witcher』のドラマ版の配信も予定されており、NETFLIXのゲーム業界への動きが大変気になります。



Stadiaのブースでは、11月のサービス開始(日本は未定)を前に試遊が行われていました。試遊の画面も見ましたが、ストリーミングとは思えない美しいグラフィックを描画していました。『Cyber Punk 2077』など大型タイトルも対応する様です。ブースに大きな滑り台がありましたが、何故滑り台をモチーフに選んだのかは分かりません。もしかしてStadiaのロゴから連想しているんでしょうか…?

現地で勢いを見せる海外メーカー!日本コンテンツの人気は?

EUという市場の中では当然海外メーカーのブースが目立ちます。いくつか特に気になったものを紹介します。大きな展示とビビットな色使いに圧倒されたのは2Kブースの『ボーダーランズ3』。数ある展示の中でも特に印象的です。

期待の大型タイトル『CyberPunk 2077』も大々的な展示。

『FIFA』はe-Sportsの大会も行われていました。

そんなFIFAに負けじと『PES(ウイニングイレブン)』の試遊も盛況でした。


日本からの大型タイトルといえば『FFⅦ REMAKE』です。試遊のために長蛇の列が出来ていました。
恐らくイベントの中でもトップレベルの待機列だったのではないかと思います。

ドラゴンボールも日本同様、依然として大人気の様です。

Nintendo Switch向けタイトルも非常に多くの関心が寄せられていました。『マリオ&ソニック』『ドラゴンクエストⅪ』など日本を代表するタイトルはこぞって関心を集めていました。

出展数はそれほど多くありませんが、日本コンテンツも非常に強い印象を受けます。その様子に心強く思いつつ、我々も刺激も頂きました。

日本には無い文化?プレゼント放り投げイベント!

個人的に面白かったのが、非売品のグッズをステージMCが観客へ向けて放り投げるイベントです!
会場の雰囲気も最高潮に盛り上がります。ナイトクラブのイベントのようなレーザーと照明、大きなスクリーンに投影されるモーショングラフィックスと大音量BGM。圧倒的な空気感です。
MCがTシャツを投げる際には「T-shirt!T-shirt!T-shirt!」というコールが巻き起こります。

そして、無造作に何度もプレゼントを来場者へ投げまくるのです!歓声を上げながらグッズをキャッチしようとする姿に、コンテンツとゲームショウを心から楽しんでいるファン達の様子が見て取れます。

インディーズの出展も多数!ゲーム作りはさらに身近に。

TGSでもインディーズの出展数は多いと思いますが、印象としてはさらにその上を行きます。
高いグラフィックセンスを持つものもあり、のびのびと作りたいものを追求しているものが多い印象です。多くの来場者が注目しており、確実に市場は伸びている様子。Stadiaの登場により、今後も益々拡大するかも知れませんね。


コスプレイヤー達もゲーム業界を盛り上げる大切な存在

ブースを歩いていると必ず目にするのはコスプレイヤーです。
キャラクターデザインの段階からコスプレのしやすさを考えたり、詳細なデザイン画を公開していくことはコスプレイヤーにとって大切な情報だと感じますね。

広大な物販ブース!日本コンテンツが大人気!!

一部のゲーム会社が直接ブースを出していますが、ほとんど業者によるグッズ販売が多かった印象です。海外ゲームのフィギュアやTシャツなどのグッズもありましたが、圧倒的に日本コンテンツのフィギュアが多かったですね。ケルンメッセのはずが、まるで中野ブロードウェイの様に思えます。

ゆったりとした休憩スペース!

会場自体が大きいのでブースも広いのですが、休憩スペースも広々としてます。
窮屈な思いはせず、飲食店での購入も長時間待つことはありません。
椅子は少ないので地面に直接座る人もいましたが、その様子はTGSと同じですね。


ライブ演奏やオリジナルキャラクターの展示も!

休憩スペースの側ではライブステージも行われていました。『Cosplay Villege』というエリアだったので、演奏もゲーム音楽のカバーだったのかもしれませんが詳細は分からず…。ただ、とてもカッコよかったです!
出演者の演奏を聴いていると、すぐ近くに「gamescom」の文字が胸に刻まれたのロボットも展示されていました。公式では無さそうですが、子供たちから大人気でした!


さて、如何でしたか?雰囲気が少しでも伝われば幸いです!
あまりにも来場者が多く試遊は出来なかったのですが、ゆっくりと見て回って4時間半ほど。
TGSのようなイベントコンパニオンはいません。ただ、コスプレイヤー達は日本と同様に楽しんでいます。その様子から、『ゲームファンに向けたイベント』という点に、日本以上にフォーカスしている様に感じました。

これからもゲーム作りを続けつつ、グローバルなイベントに参加してトレンドを追っていこうと思います!そんな我々と共に、世界に勝負できるコンテンツを作る仲間を大募集しております!ご応募お待ちしております!

MYTHRIL Inc.では一緒に働く仲間を募集しています

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