こんにちは。ホライズンテクノロジー広報担当のカワノです。
2020年に設立した弊社は、この7月で7期目を迎えます。
創業当初は代表の大谷を中心に少人数でクライアントワークを進めていましたが、現在ではメンバー数も増え、取引企業も着実に拡大してきました。
それに伴い、各プロジェクトの意思決定や推進を担う場面も増え、メンバー一人ひとりがリーダーシップを発揮しながら仕事に取り組んでいます。
こうした変化の中で私たちが大切にしているのは「それぞれが判断し、自律的に動ける組織をつくること」。
そして今ホライズンテクノロジーでは、VPoEを中心にそうした組織づくりを進めています。
広報として日々のやり取りやミーティングに同席する中で、組織づくりに関する議論を耳にする機会も増えました。
今回は、その中で私が感じているホライズンテクノロジーらしい組織づくりの考え方についてお伝えしたいと思います。
目次
なぜ、いま行動指針をつくるのか
意思決定の優先順位と「決断経験値」
他の取り組みにも表れるVPoEの思想
広報から見たVPoEの姿
朝会で共有された「大切にしたいこと」
1. 技術から逃げない
2. 人と事業、人と人をなめらかにつなぐ
3. 個人の力を組織の力に変える
そこから見える組織
まとめ
過去の望月のインタビューはこちら
なぜ、いま行動指針をつくるのか
VPoEの望月を中心に、エンジニアチームの行動指針が策定されました。
目指しているのは、“理想的で綺麗な言葉”ではありません。
日々の業務の中で迷ったときに、「やるか・やらないか」を判断できる、実用的な指針です。
特に、マネージャーや各メンバーがそれぞれ意思決定を行う場面が増える中で、「何を優先して判断するのか」を組織として共有する重要性が高まっています。
なぜ、いま行動指針をつくるのか
意思決定の優先順位と「決断経験値」
行動指針の素案を決めるMTGでは、望月と大谷がそれぞれの考えを言語化し、すり合わせる形で意見交換が行われました。
広報担当も同席し、行動指針ができるまでの過程に立ち会うことができました。
MTGで特に印象的だったのが、意思決定の優先順位と「決断経験値」という考え方です。
議論の中で整理されていたのは、原則が衝突したときの優先順位です。
「信用」→「検証速度」→「学習」
一見すると、スピードが求められる開発の現場では、「検証速度」が最優先に来そうにも思えます。
実際にこれまでは、すべての前提にあるはずの「信用」について明確に打ち出せておらず、「検証速度」に焦点があたりがちな場面がありました。
ただ今回の議論では、「チームとして成長し続けるためには、まず信用を守ることが前提になる」という話がされていました。今まで明文化できていなかった部分を改めて言語化した形です。
「信用を守る」とは、違和感や失敗を隠さず共有し、逃げずに議論し、制約の中で最善を選ぶ姿勢でもあります。
こうした姿勢を前提に、顧客とも包み隠さず向き合う。
その積み重ねが、結果として顧客やチームとの信頼関係につながっていくのだと感じました。
この優先順位は、理論的に導かれたものではなく、大谷と望月が実際に経験を重ねる中で少しずつ更新されてきたものだそうです。
そしてもう一つ、強く印象に残ったのが「決断経験値」という言葉でした。
開発や事業づくりは、日々小さな意思決定の連続です。
どの技術を選ぶか、どこまで作るか、どのタイミングで出すか。
そこに明確な正解はありません。
だからこそ、その時点の状況や制約の中で「最善」を選び続ける必要があります。
そして、その選択の積み重ねこそが、個人や組織の強さになっていく。
優先順位という“判断の軸”を持ち、実際に選び続けること。
そのプロセスそのものが、「決断経験値」を高めていくのだと感じました。
私自身も「自分が責任を持って決める」という経験を通じて、成長を実感してきました。
だからこそ、仕事を任せてもらい、その中で意思決定を重ねていくことが、個人の成長だけでなく、組織の強さにもつながるのだと腑に落ちました。
ただ決断には責任も伴います。個人の決断が大きなミスにつながる可能性もあります。
そうしたリスクを減らすためにも、組織として共通の指針を持つことが重要です。それはミッションステートメントやミッション・バリューも同様です。
大谷や望月、マネージャー陣が不在のときでも、メンバーそれぞれが同じ判断軸で意思決定できる状態を目指す。
言葉にすると当たり前のように聞こえますが、組織として実現するのは決して簡単なことではありません。
皆さまの会社でも、同じような課題を感じる場面があるのではないでしょうか。
他の取り組みにも表れるVPoEの思想
望月がVPoEに就任して約半年。社内では様々な変化がありました。
ここでは、その一部をご紹介します。
Open Office Hourは、誰でも気軽に相談できる場として設けられています。
エンジニアに限らず、さまざまな職種のメンバーが利用しています。
実際に私自身も業務の相談をさせてもらうことがあり、エンジニア以外のメンバーにとっても“開かれた存在”になっていると感じています。
また、#vpoe-open-notesでは日々の意思決定や考えが共有されており、情報を特定の人に閉じない状態がつくられています。
最近では、社内広報にも積極的に参加してくださり、一緒に考える時間やプロジェクトを持つ機会が増えました。
これらの取り組みは一見バラバラに見えるかもしれません。
しかし根底にあるのは、「組織を開く」という一貫した思想です。
広報から見たVPoEの姿
一緒に仕事をする中で印象的なのは、結論の速さよりも“言語化の丁寧さ”です。
何を決めるか以上に、「なぜそうするのか」を周囲が理解できる形で共有することが徹底されています。
また、技術に対しても妥協がなく、常に学び続けている姿勢は、エンジニアメンバーからの信頼の厚さにもつながっているように感じます。
一方で、Open Office Hourのように誰でも気軽に話しかけられる場をつくっていることからも分かるように、立場に関係なくフラットに向き合う姿勢も印象的です。
こうしたスタンスは、VPoEに就任する前から変わっていません。
「エンジニアわいわいタイム」と呼ばれる、日々の学びや気づきをシェアする場を自らつくったり、「リファクターハブ」として、プロジェクトを横断してプロダクトを整理していく取り組みを行ったりと、チームがより良く機能するための仕組みづくりを自然と進めてきました。
「やってほしい」と言われたからではなく、
「やった方がいいと思うからやる」。
その積み重ねが、今の組織の土台になっているのだと感じています。
朝会で共有された「大切にしたいこと」
望月は、VPoE活動において大切にしたいこととして、次の3つを挙げていました。
1. 技術から逃げない
職責としてマネジメントの比重が増えていく中でも、技術に向き合い続ける。
意思決定の質を担保するためにも、自らが理解し続ける姿勢を大切にしている。
2. 人と事業、人と人をなめらかにつなぐ
どれだけ高い技術力があっても、事業として成果に繋がらなければ意味がない。
ゴールを見失わず、価値につながるものづくりをしていく。
3. 個人の力を組織の力に変える
個人の成長を個人で終わらせず、チームや会社の成長へと接続していく。
そのための仕組みや文化をつくっていく。
これらの言葉は、行動指針として議論されていた内容とも重なっています。
日々の取り組みと、言葉として掲げられているものが一致していることが、ホライズンテクノロジーの組織づくりの特徴の一つだと感じています。
そこから見える組織
こうした取り組みや姿勢から見えてくるのは、トップダウンで意思決定を押し通す組織ではありません。
情報が開かれ、一人ひとりが考え、判断できる状態を目指している組織です。
個人の強さに依存するのではなく、仕組みと文化で支える。そんな組織をつくろうとしていることが、日々の取り組みから伝わってきます。
まとめ
当社はまだ組織として完成しているわけではありません。
ただ、どんな方向に進もうとしているのかは、確実に見え始めています。
不確実な状況の中でも、学びながら前に進み続けること。
個人の力だけに頼るのではなく、仕組みや文化として組織に積み重ねていくこと。
そうした組織づくりが、結果として、より良いプロダクトづくりやクライアントへの価値提供にもつながっていくのだと感じています。
もし、
- 新規事業開発
- DX推進
- プロダクトづくり
- 組織づくり
などに取り組まれている方で、「こういうチームと一緒に進めたい」と感じていただけた方がいれば、ぜひお気軽にご相談ください。
また、「こういう組織で働いてみたい」と感じていただけた方とも、ぜひお話しできればうれしいです。
過去の望月のインタビューはこちら
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