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【新社長インタビュー】お客様にとっての理想のパートナーとなるために

はじめまして、株式会社八州 採用担当の青木です。

2023年6月16日に、新代表取締役社長に大西孝敬が就任しました。今回は、大西新社長の掲げる理想の会社像についてインタビューしました!

◆プロフィール

  • 新代表取締役社長 大西 孝敬
  • 1971年11月21日生まれ。
  • 東洋大学工学部土木工学科卒業後、1994年に株式会社八州へ新卒入社。
  • プライベートでは1児の父。

入社から現在までの歩み

―新卒で入社されて、今年で30年目になりますね。どのような歩みだったのでしょうか。

就職活動時は、交通計画を筆頭に「まちづくり」に興味があり、建設コンサルタント業界を志望していました。当時八州は、今よりも測量・地図作成のイメージが強かったのですが、社員の方々の技術者としてのプライドを持って技術を追求する姿勢に深く共感し、入社しました。入社してから代表取締役社長に就任するまでの30年間、都市計画や土地区画整理事業など、ずっとまちづくりに関わってきました。

まちづくりの仕事をする上では、「みんなにとってのベター」という方向性を意識していました。発注者や社内の人間はもちろん、住民や権利者などたくさんの人が関わる事業の中で、すべての人にとってのベストを用意することは非常に難しい。とはいえ、合意形成の場でこちらが勝手に決めて「こうします」とだけ言っても、当然納得はしてもらえず、先に進めない。みんなの意見を聞き、すり合わせをし、みんなが納得できるもののなかでより良い結果を目指す、という姿勢は必要不可欠でした。

特に記憶に残っているのは、相模原市川尻大島界土地区画整理事業の立ち上げ(事業化)から事業完了まで携わり、新たな拠点を創出し地域の活性化に寄与した業務です。関係者・地権者等との合意形成でも苦労しましたが、「みんなにとってのベター」を追求し、最後は「出来て良かった」「ありがとう」と言っていただくことができました。

仕事をしていて辛いと思ったことは何度もありますが、辞めたいと思ったことはありません。自分の仕事にプライドを持ち、「任されたからには責任をもってやりきろう」という思いでここまできました。それができたのは、ひとえに支えてくれた方々のおかげだと思います。切磋琢磨してくれる同僚、信じて仕事を任せてくれる上司、一緒に動いてくれる部下がいたので今があります。人間味のある、親しみやすい関係が構築されている点が、八州の魅力の一つだと感じています。


八州という会社について

―今後の八州の成長ビジョンを教えてください。

現在の八州は、企業規模に対して幅広く業務展開できているところが大きな強みです。また、業務や技術の研鑽に対して非常に真摯に取り組む風潮があり、創業から76年、高度な技術で顧客のニーズに応えています。しかし、社会情勢は今や複雑さを増し、将来の予測が困難な状態にあります。今後は社会の状態や顧客のニーズの変化を敏感にとらえ、新しいことにも積極的に挑戦し、我々のさらなる価値向上に取り組むべきだと考えています。

例えば、自治体や地域によって抱えている課題は異なります。そういった地域それぞれの課題に対してより広く、かつ深く向き合ってコンサルティングやマネジメントを行い、八州の確かな技術を用いた解決策を提示する。そういった一元的な形で地域と共に歩んでいけるパートナーになることを、大きな目標の一つとしてビジョンにも掲げています。

その他の場面においても、積極的にチャレンジをしていきたいと考えています。技術の飛躍的な進歩により、今後は人間が直接行わない作業も増えていくでしょう。我々が担う役割に起こる変化に、迅速かつ的確に対応していかなければなりません。5年後、早ければ3年後には、今までとは全く異なる視点からの事業に挑戦しているかもしれません。型にとらわれず、八州が提供できる「価値ある成果」をどんどん広げていき、社会のサスティナブルな発展に貢献し続けていきたいと思っています。

―八州をどのような会社にしていきたいとお考えですか。

当然のことですが、会社というものは社員一人ひとりの力が積みあがって成り立っています。社員の皆様がわくわくできるような、活気のある職場を目指しています。そのために、まずは会社と社員、あるいは社員同士が双方向のコミュニケーションをスムーズに行えるようにします。過去に何度か「社員の声が上に届かない」「会社の情報が社員に届くのが遅い」という話を耳にすることがありました。これでは足並みをそろえるのは難しいでしょう。会社からの情報発信を、すべての部署・事業所・雇用形態の社員を意識して丁寧に行っていきます。また、社員にも立場関係なくどんどん気兼ねない意見を出してほしい。様々な立場での価値観から生まれる気づきを拾い上げ、吸収し、改善に活かしていきたいと考えています。

また、利益は社員の皆様に積極的に還元していきたいと考えています。頑張った分インセンティブがもらえ、仕事にやりがいを感じ、働くことが楽しいと感じる。もちろん利益を上げるための努力は欠かせませんが、「会社の利益」という言葉を前向きにとらえてもらえるよう、社内規定の見直しも行っていく予定です。

―八州の社員に求める「社員像」はどんなものですか。

ビジョンにもある「お客様からの信頼に応えつづけお客様にとっての理想のパートナーになる」ためには、「社員が自走できる」ことが必要だと考えています。組織なのでチームで連携する必要はもちろんありますが、情報が溢れており、ニーズも多様化しつつある中では、日常的に起こる変化に対してスピード感を持って対応していかなければなりません。指示を待っているのでは間に合わないということも起こるでしょう。自ら考え、適切な成果を得るために最短ルートで行動できる社員が求められています。

「自走」のためには「基本を大切にすること」が重要な心構えの一つになります。バリューにもありますが、成果を追求し、さらにそこから改善を重ねるために、基本という土台ができていることが必要不可欠です。会社における「基本」とは、「準備を怠らない」「確認をしっかりする」「期限を守る」などの業務の進め方はもちろん、「会社を理解する」ということも含まれます。社員一人ひとりが会社の状況を把握し、会社の目指すものを理解し、同じ方向を向いて会社と自分の相互成長を目指す。そのためには、八州にはまだまだミッション・ビジョン・バリューの浸透が足りていないと感じています。今後は今までよりもさらに情報の発信に力を入れ、それに対する社員の皆様の声を丁寧に拾い上げていきます。

最後に

―このストーリーをご覧の方へメッセージをお願いします。

今の若い方たちは「やりたいこと」を明確にお持ちの方が多い印象がありますが、「やりたいこと」と「やりたくないこと」を単純に比較するのではなく、「この経験が未来にどうつながっていくか」という考えも視点の一つとして持っておくと良いと思います。もちろん、インターンシップや会社見学、カジュアル面談に参加し、その会社がどんなことをやっているのか、入社後にどんな業務をすることになるのかを知ることは大変重要です。八州も会社を知っていただくためにインターンシップ等行っておりますので、ぜひご参加ください。


インタビューを終えて

終始和やかにお話をしていただき、笑いが起こる場面も多々ありました。社長就任後、「もっと気軽に話しかけてほしい」という思いから、社長室ではなく執務室に席を置く大西社長。「お互いが意見を言い合える会社で、共に成長できる会社にしたい」と繰り返し語っていたのがとても印象的でした。

新しくスタートした八州、今後もよろしくお願いいたします!

より詳しく当社について知りたい方向けに、インターンシップも開催しております。ご興味のある方はミートアップをご確認ください。学生の方はもちろん、既卒の方も大歓迎です!

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