「正直、コーチの話と被ると思ってた」――。T大女子バスケ部マネージャーが、“できてるつもり”の罠から抜け出し、「私だけの目標」を見つけた日。
「うちは他の部活より、ちゃんと考えて練習している」
「コーチからも、思考法やメンタルの指導は受けている」
そんな意識の高いチームに所属しているあなたも、どこかで「日々の練習をこなすだけ」になっていないだろうか。
T大学女子バスケ部マネージャー、 Dさん。 彼女も「コーチの話と被るのでは?」と、最初はプログラムの価値を疑っていた一人だった。
これは、すでに「考えていた」集団にいた彼女が、その“できてるつもり”の罠から抜け出し、マネージャーとしての新たな価値を見出すまでの、思考の変革の記録だ。
「練習をこなすだけ」だった、サポート役の私
Achieversに参加する前は、どんなことに悩んでいましたか?
基本的には部活最優先の生活でした。インターンやバイトもしていましたが、練習は絶対参加。
うちの部は幸い、コーチがアチーバーズで教わるような思考法を指導してくださる機会もあり、他の部活よりは真剣に「考えること」に向き合っていたと思います。
でも、振り返れば、それは「練習をこなすだけ」だったんです。 マネージャーとして部活に真剣に向き合ってはいるものの、日々のタスクをこなすことで精一杯。
自分から何かを生み出している感覚はありませんでした。
最初にAchieversを知った時の、率直な印象は?
インスタで直接DMをいただいて、「勧誘かな」と、最初は正直に言って怪しかったです(笑)。 それ以上に不安だったのが、「コーチから教わっていることと、内容が被ってしまうのではないか」ということ。すでに学んでいることの焼き増しだったら、参加する意味がないな、と。
決め手は「回数の少なさ」と「手厚いフィードバック」だった
その不安がありながら、なぜ参加を決断したのですか?
決め手は、すごく現実的でした。まず、講座の回数が多すぎなかったこと。そして、一人ひとりに向き合ってくれて、フィードバックがしっかりあると聞いたことです。
これなら、たとえ内容が被っていたとしても失うものはないし、コーチの話とは違う「プラスアルファ」が少しでも得られれば儲けものだ、と思えました。
参加してみて、その不安は解消されましたか?
はい。想像以上に、現実的で、具体的で、定量的でした。もっと「とにかく頑張る」みたいな精神論も多いのかと思っていたんですが、そういう曖昧なものは一切なかった。
そして、コーチの指導が「チーム全体」に向けたものだったのに対し、Achieversは「個人」や「私たちのチーム」に深く向き合ってくれる感覚がありました。聞いたことがある理論でも、それを「私たち自身がどう使うか」に落とし込めたのが、一番の違いでしたね。
「サポートできれば満足」だった私が、チームに“直接”貢献できること
Achieversでの学びは、具体的にどう活かされていますか?
私の中で、マネージャーという役割の定義が根本から変わりました。
今までは、「プレイヤーをサポートできれば満足」という受け身の気持ちが強かったんです。でも、プログラムで「目標を定量的に立てる」というスキルを学んでから、私自身がチームに直接貢献できることがある、と気づきました。
例えば、チームの広報活動としてインスタ運用を任されているのですが、以前はただ更新するだけでした。 今は、「フォロワー数を〇人増やして、新入生の体験希望者を〇人獲得する」という具体的な目標を立て、そのために何をすべきかを逆算して行動できるようになった。
これは、チームの勝利や未来に、私自身が直接的に貢献できる「私だけの役目」です。 この目標ができたことが、一番大きな変化でした。
「なんとなく練習してる」なら、絶対に変われる。
どんなチームにAchieversをおすすめしたいですか?
まさに、「部活を頑張ってるけど、ただ勝つために練習しているチーム」や「なんとなく練習をこなしているチーム」です。そういうチームは、往々にしてチーム全体のことが見えていなかったり、個人の役割が曖昧だったりする。
私たちも「できているつもり」でしたが、まだまだでした。
最後に、この記事を読んでいる大学1〜3年生へメッセージをお願いします。
私自身、「自分ではできている」と思っていたことが、実はできていなかったんだな、とこのプログラムでハッとさせられました。
でも、それはネガティブなものではなくて、「こうすればもっと良くなるんだ!」という明確な答えをもらえる、前向きな体験でした。
特に、目標の立て方一つとっても、プロに5回も直接教えてもらえるのは本当に贅沢な機会ですし、すごくタメになる時間でしたね。
「自分はサポート役だから…」とか「うちはもう考えてるから…」と思っている人にこそ、ぜひ一度体験してみてほしい。 あなたなりの新しい目標を見つけて、チームにもっと貢献できる自分になってください。