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【プロジェクトチーム座談会】ITとマーケティングに精通する「MAスペシャリスト」を目指そう

PROFILE
■鶴田 純也(営業企画チーム リーダー)
■石井 未紗(営業企画チーム)
■竹ノ内 優希(営業企画チーム)

企業がデジタルマーケティングを展開する際、強力な武器になるのがマーケティングオートメーション(以下、MA)だ。しかし、その活用に苦戦している企業も少なくない。文系領域であるマーケティングと、理系領域であるITの両方に精通している人財は数少ないからだ。その中で、グローカルMAは、若手人財を積極的に採用。MAを扱うエキスパート「MAスペシャリスト」を輩出している。今回は、同社の「MAスペシャリスト」チームの鶴田純也・石井未紗・竹ノ内優希による座談会を企画。携わっているプロジェクトの内容や、「MAスペシャリスト」の仕事のやりがいなどについて、語り合ってもらった。

100万人のユーザーを対象とする施策を支援

──最初に、皆さんのチームが、どのようなプロジェクトに携わっているのか教えて下さい。

鶴田 2つのプロジェクトに、同時進行で携わっています。1つは交通系のクライアントで直接お受けしている案件、もう1つの金融系のクライアントは代理店経由で受注しております。

竹ノ内 交通系のクライアントは、会員組織があり、会員の顧客や会員にまだなっていない顧客に対して、旅行商品の購入を促すマーケティングをしています。対象者は20万人程。現状、私達のチームが携わっているプロジェクトは、メール施策のレポーティング業務が主なもの。いずれは、シナリオを新規に作っていく段階へと進む予定です。

石井 その交通系のクライアントは、これまで手作りしたメールを一斉配信していて、効果測定も毎回手動で行っており、凄く苦労されていました。今回のプロジェクトでは、BIを使って、自動的に効果を可視化できるようにしました。

鶴田 MAを導入し、自動メール配信機能を使っていても施策効果計測に関しては手動で行っている状態。ですから、まずはレポーティング業務を自動化した上で、どのようなメールの施策が良いかを把握し、私達のチームで改善提案していきたいと考えています。

──日々のレポーティング業務が自動化できれば、クライアントにとって、業務を大幅に効率化できそうですね。では、金融系のプロジェクトについても教えて下さい。

鶴田 ユーザーごとのライフプランやタイミングに合わせて、保険商品をメールやLINEで案内するMAの構築をお手伝いするプロジェクトです。設計から構築、運用のところまで、一連の業務に携わっています。

竹ノ内 金融系のクライアントは、ユーザーに提供している全商品の契約数を合わせると、約2,000万件もある大手企業です。その中で、今回のプロジェクトは、100万人程のユーザーに配信するマーケティングを対象にするもの。私が主にやっているのは、クライアントの膨大なデータを把握して、データ設計、シナリオ設計、制度設計、セグメント設計をしていくこと。

石井 私の業務も竹ノ内君と同じで、プロジェクト全体に関わらせてもらっています。新卒1年目なので、全てが初めての経験。ベンチャー企業だからこそ、色々な仕事を任せてもらえているのだと思います。

大企業でもできない高度な業務を担当

──新卒1年目で、大企業のマーケティング戦略のコアになるようなプロジェクトに深く関われるのですね。しかし、大企業には豊富な人財が揃っているのに、なぜ、自社でMAを上手く機能させられないのでしょうか。

鶴田 2つ、大きな理由があると思っています。1つが、データの集約が大変で挫折してしまうこと。MAを使うにはバラバラになっている多様なデータをMAツールに集約する必要があります。データ連携だけでも大変なのに、施策に必要なデータがなかったり、更新されていなかったり。データ集約が大変過ぎて諦めてしまうケースが多々あります。

石井 その点、グローカルMAではデータベースやBIを扱える技術スキルと、マーケティングの知識を持つ「MAスペシャリスト」が在籍。データを集約する地道な作業を行うことで、クライアントをご支援できます。

鶴田 大企業がMAを活用できないもう1つの理由が、「安定的に運用できる体制を社内に整えるのが難しい」ことが挙げられると思います。MAツールを導入した当初は、ツールベンダーの支援を受けるなどして施策を回せます。しかし、その後「施策をどのように変えていけば良いか分からない」といったケースが生じます。

竹ノ内 そうした悩みを持ったクライアントに対して、当社の「MAスペシャリスト」は、「施策をこう変えていきましょう」といったマーケティング観点からの提案もできますし、設定や運用などエンジニアリング観点のお手伝いもできる。その点が、当社の強みですね。

鶴田 実は交通系のクライアントは当初、「MA運用を内製化できる仕組みを整えたい」という、お考えでした。それで、クライアントの社員向けに「運用方法の講義をしてくれないか」というお話をいただいたのです。そこで私自身が講師となって、「シナリオの考え方」「効果測定のやり方」など、合計8回のセミナーを開催。すると、「内製化するよりグローカルMAさんに任せた方が良い」という話になり、現在、携わっているプロジェクトに繋がったのです。

3日掛かっていた業務を4時間に短縮

──大企業から、スペシャリストとして頼りにされている訳ですね。では、プロジェクトの中で、皆さんが「お客様に高い価値を提供できた」と感じた経験をシェアして下さい。

石井 交通系クライアントのレポーティング業務自動化ですね。効果測定は比較することが大切。最新の効果を、前月や前年と比較する際、以前は紙のデータを引っ張り出さなければなりませんでした。それをBIで自動的に表示するよう設定し、レポート画面のレイアウトも見やすいように工夫しました。結果、クライアントの担当者の方に「便利だね」と言っていただきました。

竹ノ内 レポーティング業務自動化そのものも、大きな価値貢献だと思っています。以前は1つのレポートを作るのに2日、確認も含めると3日ほど掛かっていましたが、自動化によって約4時間以内でレポート作成ができるようになりました。「半日以内で終わる」というのは、大きな業務効率化です。

鶴田 金融系のプロジェクトでは、データ設計から構築までの一連の業務、更に運用まで全てを担当。代理店がクライアントからヒアリングしてきた内容を理解して、ここまでできる会社はあまりないでしょう。クライアントに対してはもちろん、代理店に対しても、価値を提供できたと思いますね。


通常の2倍以上のスピードで自己成長できた

──石井さんと竹ノ内さんは、プロジェクトを通して、自己成長の手応えをどのように感じていますか。

竹ノ内 通常の2倍以上のスピードで成長させてもらったと感じています。というのも、実は最近、私はMAに関連する資格を取得したのですが、「目安として実務経験1~2年が必要」という資格。しかし、私は約半年の実務経験で取得できましたから。

石井 沢山の知識を、実践の中で身に着けていきました。MAツールの設定、SQLやデータ連携、広告配信、HTMLやCSSなどのエンジニアリング面の知識だけでなく、「施策をどう作るか」などマーケティング面の知識も。私はMAの知識が全くないまま入社しましたが、分からないことがあっても、その都度、鶴田さんを始めメンバーに質問すれば、教えてもらえる。そういう環境の中で、「できることがどんどん増えている」と感じています。

──最後に、「MAスペシャリスト」を目指す方々に、メッセージをお願いします。

竹ノ内 グローカルMAなら、MAの運用に付随する、沢山のスキルを身に付けることができます。IT系やマーケティング系の会社に入ると、その分野の専門性は身に着きますが、中々、他の領域の知識は身に着かない。でも、グローカルMAなら両方、手に入る。だから、自分が物凄いスピードで成長していることを感じられます。一緒に力を高め合っていけたら良いですね。

石井 MAって難しいイメージがあると思うのですが、それを初歩から教えてもらえる環境があるのがグローカルMAの特徴だと思います。若い内に様々な知識が得られるので、エンジニアでもマーケッターでもコンサルタントでも、キャリアの可能性を大きく広げられると思います。一緒に頑張りましょう!

鶴田 マーケティングのスキルとエンジニアリングのスキル。小さな会社だからこそ、両方を知ることができるのがグローカルMAです。「MAスペシャリスト」は仕事としてもやりがいがあり、幅広い知識が身に付き、将来性もあります。是非、当社に加わっていただき、自分の道を見つけて下さい。


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