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リクルート、学習塾の立ち上げ、プルデンシャル。様々な経験から人生で大切にしたい「自分の中にある源流」を見つけ、キャリアを切り拓く

株式会社Lagomlivでは「すべての人が、自分の人生のオールを握る世界へ」をビジョンに掲げ、20代〜30代の若手層のキャリア支援事業を行っています。さまざまな業界での経験を積んだCareer Changerへキャリア相談ができるほか、転職支援、企業紹介などもサポート。自分と似たようなタイプのCareer Changerから、具体的なアドバイスがもらえる仕組みになっています。

今回、話を伺ったのはCareer Changerとしてジョインした木理(きのめ)さん。培ってきたキャリア変遷と、ご自身の人生を大きく変えた株式会社Lagomliv代表の山中さんとの出会いについて詳しく聞きました。






木理 雄介 / Career Changer

関西大学経済学部を卒業後、株式会社リクルートスタッフィングに新卒入社。人材派遣の営業として1年半ほど活躍した後、株式会社アップデートに転職。学習塾の立ち上げに挑戦しながら、並行して個人でファイナンシャルプランナーの副業も始めた。その後2018年にプルデンシャル生命保険株式会社に入社し、営業に従事。2023年から株式会社Lagomlivに入社。

大手とスタートアップを経験し、学んだこと。

ーーまずは最初の経歴について、お聞かせください。

大学卒業後は、株式会社リクルートスタッフィングに入社しました。本当は「将来は社長になりたい。何か自分でビジネスを起こしたい」と思っていたので、ベンチャー企業に入ろうとしていたんです。

しかし両親から「新卒入社するならば、安定した基盤のある会社が良いよ」とアドバイスされたこともあり、安定した経営基盤とベンチャー気質の両方がある企業を探して就職活動をしていました。最終的には面接官の人となりに惹かれて、リクルートスタッフィングに入社を決めました。

担当していたのは人材派遣の営業です。人材を求めている企業と、派遣社員とをつなぐ仕事ですね。まずは派遣社員を求めている企業に対してニーズをヒアリングし、提案します。並行して求人票を作成し、別部署のジョブコーディネーターが紹介してくれた派遣社員の方を企業に紹介する…という流れです。

ーー1社目では、どのような学びを得たと思いますか?

一番の学びは「物事をそのまま伝えない大切さ」を知ったことです。僕の役割は言ってみれば、働いている人と企業の橋渡し。しかしながら「企業から言われたことを、派遣社員にそのまま伝える」だけでは、間に介在している価値は全く発揮できません。

また、同じ言葉を伝えるのでも「どのように伝えるか」によって、相手の受け止め方・感じ方が大きく異なることも知りました。人生で初めてコミュニケーションの大切さや、タイミングについて意識できた時期でもありました。

ーー次のキャリアとして選んだのは、教育業界だったのですね?

はい。大学時代に仲の良かった友人に誘われ、学習塾の立ち上げにチャレンジしました。将来的に起業したい気持ちはずっと持っていたので、良い経験になると思って入社を決めたんです。

ベンチャーっぽい企業風土を期待してリクルートスタッフィングに入社したのですが、実は継続性が求められるビジネスモデルで、安定志向が強め。保守的な雰囲気が強い社風でした。独立に向けた夢や目標を持っている社員も少なく、転職を考えていたタイミングでした。

加えて父が体調を崩していたことも、転職への後押しとなりました。この時、父は74歳。80歳まで元気だったとしても、実家に帰って会えるのはあと30回ほどしかないわけです。実家から遠く離れた東京よりも、すぐに戻れる大阪で働いた方が自分にとってはベストな選択だと思いました。

ーーどのような仕事をしていたのですか?

2社目に入社した株式会社アップデートは、中高生向けの学習塾運営を手がけていました。立ち上げから泥臭く関わったので、それこそオフィスの家具を揃えて組み立てたり、自転車で住宅街を回りながらチラシをポスティングしたり、すべて自分たちで考え、事業化しましたね。

最終的には会員数150名が集まり、僕も塾講師として勉強を教えました。ただ、それだけではなかったんです。子供たちが勉強に集中できるスペースを提供する事業の実現にももがいていました。テキストを見て中1〜中2の国語・算数・理科・社会を教えつつ、思いに共感してくれるスポンサー企業を探して、テレアポや訪問営業に取り組む日々。事業戦略の立案〜現場の集客、授業にいたるまで本当にいろいろやっていました。

起業前はきらびやかな世界をイメージしていましたが、泥臭い経験を経て成り立つものだと改めて実感しましたね。また、友人と一緒に会社経営に携わる中で人間関係がうまくいかなくなる場面もあり、大変な思いも味わいました。次第に自分自身の中で「学習塾運営を続けていった先の未来」が見えなくなり、転職を決めました。

キャリアを振り返り見つけた、3つの価値観。

ーー次のキャリアとして“プルデンシャル生命保険”を選んだのはなぜだったのでしょうか?

そこで改めて自分自身のキャリアを振り返り、3つの大切な価値観に気がつきました。

1つは「起業にこだわらず、自由に働いてみたい」ということ。例えば、大手企業で働いていると会社の意向を汲み取りながら、仕事を進める日もあります。もちろん「本音と建前」を使い分けて働かなければならないことも分かっています。

しかし僕個人としては、すべて自分の責任の下、目の前の相手に心置きなく貢献できる働き方がしたかった。それを実現するならば、個人事業主として働く選択肢もあるだろうと考えました。

2つめは「人生は、自分のやりたいこと・叶えたいことを実現するためにある」ということ。仕事だけのために人生があるわけではありません。会社で支給されている給与や年収も、本当は自分で決めたいと思っていました。

3つめは「時間は、大切な人と過ごすために使いたい」ということ。両親や妻、これから生まれてくるかもしれない子どもと過ごす時間を確保したいと思いました。僕が子どもの頃、父とたくさん過ごせた思い出があったからかもしれません。いつか親よりも友だちと遊ぶ方が楽しくなる日が来るまでは、時間や愛情、お金もたくさん使って一緒にいたい。そして手が離れたら、また仕事を頑張っていく。そんなキャリアプランが理想的に思えてきました。

そんな時に、プルデンシャル生命保険からスカウトされたんです。実力次第で際限なく年収アップができる環境があると知って惹かれましたし、顧客ファーストを目指す会社のビジョンに共感して入社しました。

ーー具体的にはどのような仕事をしていたのですか?

生命保険の営業です。個人顧客、法人顧客のいずれも担当していましたね。まずは保険商品を必要としている方に状況をヒアリングし、提案。その後も定期的にご連絡し、お客様のライフプランに合わせて商品を見直していました。

保険の営業を経験してみて感じたのは「本当にお客様のことを考えた提案をする難しさ」です。お客様の要望に「YES」と答えるだけではなく、時には耳が痛い意見もお伝えしないといけないんですよね。「別に保険なんて必要ない」と言われても、落ち着いて席に座り、キャッシュフローの改善点を丁寧にお伝えすると保険商品の良さを知っていただくこともたくさんありました。

さらに「自分で動くことの大変さ」も身に染みました。特にコロナ禍では物理的に商談アポが取れなくなったため、ずるずると成果が下がっていきました。そこから再び、転職を考えるようになっていきました。

加えて僕が入社した当初から比べると法改正が進み、お客様に提案できる商品の幅が少しずつ狭くなっていましたし、副業も解禁されていませんでした。将来のキャリアプランを見据えて、カメラマンとして働き、収入の柱にしていきたかったのですが難しそうでした。

このままだと会社制度の中で、同じ場所で同じ道をぐるぐると回っているような感覚になりそうでした。もっと新しい価値観に触れるには、これがラストチャンスだと思っていたタイミングで山中さんから連絡をいただいたんです。

初めて「感情」を大切にして決めた会社がLagomlivだった

ーー山中さんとはどのような経緯で知り合ったのですか?

大学時代に、高校の同級生から紹介されたのがきっかけです。社会人になってからの貯蓄の仕方や保険について、ファイナンシャルプランナーの立場から教えてもらっていました。それ以降も自分が保険の営業をしていた時に相談に乗ってもらうなど、時々やり取りはしていたんです。

山中さんは本当に「顧客本位」で考えて、行動できる方。そして自分の夢や理想を叶える人生を大切にしている方でもあります。僕が大切にしている根本的な価値観と似ているところも多いです。

それから、Lagomlivがミッションとして掲げている「すべての人が、自分の人生のオールを握る世界へ」にも共感しましたね。人生において最初に視野を広げていただいたのは、山中さんとの出会いでした。他の人の存在を知り、自分が本当にやりたいこと、大切にしたいことが見つかっていくと実感できました。

山中さんの人柄とともに、ミッションが示す会社の提供価値に強く惹かれたことがLagomlivに入社する決め手になりました。

ーーLagomlivではどんな仕事をしているのでしょうか?

Career Changerとして、転職を希望する方の面談や求人票の送付、企業との面接サポートなどを担当しています。

仕事をする上では、かなり大きな裁量を持ってできています。顧客本位のあり方を大切にして求職者と向き合えていますね。

例えば「10年後にどうなっていたいですか?」と伺って、キャリアプランが語れる方は非常に少ないんです。これからの人生で、家族とどう過ごし、どんな生活を送りたいかを考えた上で「仕事の話」をしたいじゃないですか。その方が人生の幸福度も上がるでしょう。

そうした“より良い人生”について考えるきっかけを求職者に提供できる点は、大きなやりがいにつながっています。できるだけ人生が変わるきっかけとなるように、少し先の未来についてヒアリングできるよう心がけています。

ーー木理さんは現在「契約社員業務委託」として働いていますね

今後はさらなる事業拡大に合わせて正社員で働く可能性も視野に入れています。

現状Lagomlivは人材紹介事業をメインに行なっていますが、今後は組織コンサルティングや ライフスタイル事業の展開を予定しており、0→1のフェーズで関われる旨みがあるんですよね。

その中でもライフスタイル事業にはもう関わり始めており、キャンプ、サウナなど仕事以外の時間を充実させられる情報を、SNSで発信しています。カメラマンとしての撮影スキルも活かせていますし、ゆくゆくはサウナイベント運営やキャンプ施設運営などにも進出していきたいですね。来年度中には収益化につなげていくつもりです。

ーー最後に今後の目標についても、お聞かせください。

会社の成長に貢献し、拡大していければ嬉しいです。今までは割と論理的に自分のキャリアを見つめ、意思決定してきました。しかしLagomlivへの参加は「感情」の部分を大切にして決めました。感情第一でキャリアを決めるなんて、初めての経験でした。それもすべて、山中さんとの出会いが今の自分を作っているからなんです。だからこそ、山中さんに恩返しできる活躍がしたいと思っています。

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