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ついに実現!株式会社MoWG代表インタビュー

お待たせしました!今回は我らが社長への特別インタビューをお届けします。

環境問題に真正面から取り組み、持続可能な未来を目指す山下代表の経歴やビジョンをご紹介します。

【プロフィール】

株式会社MoWGの代表取締役として、環境保護を基盤にした事業を展開しています。私たちは農業を通じて、持続可能な社会を目指しており、組織全体の方向性をリードしています。また、野菜ソムリエプロの資格を取得しており、商品や生産過程に信頼性をもたらし、より価値のある提案をお客様に届けることを大切にしています。

大学時代には10か国を巡る世界一周旅行を経験し、各地で異なる食文化や自然との関わり方を学びました。この経験が、今の環境ビジネスや持続可能な農業への思いを強くするきっかけとなりました。

さらに、前職では太陽光パネルメーカーの九州支店の立ち上げに関わり、再生可能エネルギーの普及に努めました。地域社会のエネルギー自立と環境保護に貢献することを目指し、地元と共に持続可能な未来を築く取り組みを進めてきました。これまでの経験を通じて、環境に配慮した社会づくりに全力で取り組んでいます。



続いて、会社の成り立ちや、起業に至るまでの背景、そして今後の展望について、熱い思いを語っていただきます。環境問題と向き合いながら、未来をどう描いているのか、インタビュー形式でじっくりお聞きしていきます。

MoWGとはどんな会社?

|MoWGについて教えてください。どのような目的で設立されたのでしょうか?

代表:農業は高齢化や自給率の低下、耕作放棄地の増加、資材費の高騰など、様々な問題を抱えています。しかし、農業は私たちが生きるために絶対に必要な産業です。そこで、MoWGはこれらの課題に対処し、持続可能な未来を創造するために2018年に設立されました。私たちは、これらの問題を解決し、地球と共に生きる未来をつくることを理念に掲げています。


|現在のMoWGの活動について具体的に教えてください。

代表:現在、MoWGでは有機栽培と慣行栽培を組み合わせたハイブリッド方式で野菜を生産し、千葉市内を中心に新鮮で高品質な野菜を提供しています。この取り組みは毎年成長を続けており、2024年には年間約50万点の野菜を出荷する見込みで、前年比140%の成長を達成する予定です。


|最近では、どのような新しい取り組みを始めたのでしょうか?

代表:2023年からは、千葉市若葉区に新たな農地を取得しました。そして、毎年25棟ずつビニールハウスを増設し、千葉市内最大の有機JAS認証圃場を立ち上げています。これにより、より多くの人々に安全で美味しい野菜を提供できるようになります。


|今後の展望について教えてください。

代表:今後の展望としては、全国各地に拠点を広げ、地域に根ざした農業村をつくることを目指しています。地域社会との連携を深めながら、持続可能な農業のモデルを確立し、より多くの人々に環境に優しい生活を提供することを目指しています。


起業のきっかけとは?

|いつ頃から独立を考えていましたか?

代表:中学生くらいの時から将来は独立しようと思っていました。理由は、やっぱり人に命令されるのがとにかく嫌いだったからです(笑)。

部活なんかも全然続かない性格で...。目標がないから勉強にも身が入らない、そんな人間でした。


|環境問題ビジネスを行うと決めたきっかけはありますか?

代表:なぜか昔から環境問題にはすごく興味があって、それだけは別格でした。友達がポイ捨てしているのを見かけたら、注意するだけじゃなくて、冗談半分で本当に蹴りを入れるくらいでしたから(笑)。

いつの間にか「生駒の環境大臣」なんて呼ばれてましたね。でも、それくらい環境への意識はその頃から強かったんです。


|社会に出てからも環境への関心は続いていたんですね。

代表:そうですね。仕事を選ぶ時も「やりがいがない仕事はしたくない」という思いが強かったので、自然と環境系の仕事を選びました。リサイクル業界や太陽光パネルの営業などをしていく中で、環境に直接関わる、もっと泥臭い仕事が自分には合っているんじゃないかと漠然と感じていました。現場で手を動かしながら、何かに取り組む方が性に合ってるんだと思います。


|それが今の仕事に繋がっていったんですね。転機となった出来事があったりしたんですか?

代表:そうなんです。青森に出張に行った時に、そこで食べたご飯がどれも驚くほど美味しかったんです。その瞬間、「環境×食」を仕事にしたいと強く思うようになったんです。これが大きな転機でしたね。


|そこから農業にたどり着くまでのプロセスを教えてください。

代表:その後、いろいろと調べてみると、農業が社会問題の塊だということに気づきました。高齢化や自給率の低下、耕作放棄地の増加、資材の高騰など、農業は本当に多くの課題を抱えています。

問題解決が好きな自分にとって、これはピッタリだと感じました。こうして、農業を通じてビジネスをスタートすることを決めたんです。


|問題解決型のアプローチが、まさに今の事業に反映されているんですね。

代表:そうですね。課題を乗り越えて、新しい価値を生み出すことが私の仕事の中心にあります。それが農業と環境を組み合わせた形でできていることが、今の自分にとって大きなやりがいです。


経営する上で大切にしていることとは?

|山下代表が経営する上で、大切にしていることは何ですか?

代表:経営する上で最も大切にしているのは「未来をつくる責任」です。私たちには、現在の生活だけでなく、次の世代、そのまた次の世代により良い未来を引き継ぐ義務があると考えています。

特に、農業は食を通じて人々の生活と健康を支える重要な役割を担っています。また、私たちが環境とどう向き合い、持続可能な形で事業を行うかが、子どもたちや孫たちのための未来を左右すると強く感じています。


|具体的にどのようにしてビジネスとしての成功を目指しているのでしょうか?

代表:いくら情熱を注いでも、ビジネスとしての利益がなければ自己満足に過ぎません。持続可能な未来を実現するためには、ビジネスとしての利益を上げ、継続的に活動できる基盤を築くことが必要です。MoWGでは、利益を確保しつつ、社会貢献を実現することが経営の基本理念です。


|農作業において、MoWGではどのように効率化と成果の数値化を実現していますか?

代表:農業は変動要因が多く、作業の効率や成果を数値化するのが難しいのが現実です。そこで、MoWGでは各作業に明確な目標を設定し、それをスタッフ全員と共有しています。仕事量の「見える化」を推進し、収穫量や目標達成率、土壌分析などを数値化することで、無駄がないかを常に確認し、日々改善しています。


|事業を拡大していく上で挑戦していくことも大切かと思います。管理と挑戦のバランスについてはどうお考えですか?

代表:管理と効率化に偏ると、チャレンジ精神が失われる恐れがあります。私たちは毎年新しい作物の栽培や事業に挑戦しています。もちろん、リスクや無駄が発生することもありますが、これが革新の源であり、長期的な成長には欠かせない要素です。管理と挑戦、この二つのバランスを大切にしながら、持続可能なビジネスモデルの確立を目指しています。

MoWGは、管理と挑戦、利益と社会貢献という対極に見えるもののバランスを取りつつ、長期的な成長を見据えた経営を続けています。



未来への挑戦とビジョン

|環境問題に対するアプローチとして、どのような目標を掲げていますか?

代表:「少しでも環境問題を解決する」—これが私たちの目標であり、全ての挑戦の出発点です。私たちは環境問題に対して真摯に取り組み、積極的に解決策を模索していきたいと考えています。そのためには、まず農業を通じてしっかりとした収益基盤を築くことが必要です。


|具体的にはどのような取り組みを考えているのでしょうか?

代表:安定した基盤をもとに、全国の過疎地や耕作放棄地を開拓し、新たな「農業村(仮称)」を設立していくつもりです。この「農業村」というコンセプトは、単なる地域の農業を超え、生活全般に関わる社会課題の解決を目指しています。


|農業村はどのように運営されるんですか?

代表:村のスタイルや運営方法については、その地域の特性やニーズに応じて決めるべきだと考えています。ですから、「村長」や「農場長」の役割を担うリーダーたちが自らの判断で運営していけるような体制を整えていきます。それぞれの農業村が独自の文化とスタイルを持ち、農業村の数だけ社長がいる、そんな会社にしていきたいです。


|最後になりますが、最終的にどのような会社を目指していますか?

代表:私の理想は、生きている間に100人ほどの村長が存在し、彼らが集まって熱く語り合い、共に未来を創造するような環境を作ることです。これにより、多様な視点やアイデアが交わり、より良い未来を作るための刺激となり、実現へとつながると信じています。このような会社を作ることで、一人ひとりの力を結集し、持続可能な社会の実現に向けた大きな一歩を踏み出すことができると思っています。



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