~移動によって生まれる新たな発見と感動を届けるために~
ジオフラは、テクノロジーとエンターテインメントの力で人の心を動かし、すべての場所に人が集まる理由をつくり、地域の未来を明るくするというパーパスを掲げています。今回は、代表取締役社長の尾崎氏に、創業の想いや現在のプロジェクト、そしてプライベートに関するお話をお伺いしました。
目次
創業の背景:地方のポテンシャルを引き出す挑戦
現在注力しているプロジェクト:「プラリー」で新たな発見と感動を提供
急成長するスタートアップならではの挑戦と組織づくり
求める人材像:「事に対して実直に向き合うチームプレーヤー」
尾崎氏の仕事観:「ビジネスパーソンとして戦う」
CEOの素顔
ジオフラの未来:「年間10億人の人流を創出するプラットフォームへ」
ジオフラの仲間になりませんか?
創業の背景:地方のポテンシャルを引き出す挑戦
Q: ジオフラを立ち上げたきっかけを教えてください。
尾崎:「創業メンバーとともに地方各地を巡る中で、都会と地方の活気には大きな差があると感じました。地方には素晴らしい魅力があるのに、それが十分に活かされていない。この『もったいない』という思いが強くありました。もっと多くの人に地方の魅力を知ってもらえれば、日本経済や日本全体が活気づくのではないかと考えたのです。
そして何より、創業メンバーはそれぞれの経験を活かし、社会に貢献したいという強い想いを持っていました。こうした想いが重なり、ジオフラを立ち上げることを決意しました。」
現在注力しているプロジェクト:「プラリー」で新たな発見と感動を提供
Q:今注力しているプロジェクトは?
尾崎:「2023年12月にリリースした『プラリー』のユーザー拡大と、サービスの充実に力を入れています。このアプリは "Moving Entertainment" というブランドステートメントのもと、日常の通勤やお出かけ、遠出の旅行など、いつもの移動をより楽しくする仕組みを提供しています。
歩数や移動距離、チェックインなどでスコアが貯まり、それをポイントに変換できます。さらに、アプリと連動した専用のガチャ筐体『プラポン』で、オリジナルグッズを獲得できる仕組みも用意しています。
創業当初から株主であるロイヤリティ マーケティング様や福岡地所様との協業がスタートし、ポイント事業者や不動産デベロッパーとの連携を経て、現在では交通インフラ事業者、生活インフラ事業者、通信インフラ事業者など、人々の生活に密接に関わる企業との協業へと広がっています。
これは、私たちが創業時に掲げた「日本経済を元気にしたい。地域活性化・地方創生を進めていきたい」という想いと共鳴する企業が増えていることの表れです。
『プラリー』は単なるポイントアプリではなく、デジタル体験とリアル体験を融合させ、地域や地方の隠れた魅力を引き出すプラットフォームです。移動の楽しさを新しい形で提供し、地方創生の可能性を広げるジオフラの中核的なプロジェクトとなっています。」
急成長するスタートアップならではの挑戦と組織づくり
Q:会社の成長と課題についてどのように感じていますか?
尾崎:「2023年3月の設立から約2年が経ち、長く続いたコロナによる行動制限が緩和されたことで移動が活性化し、さらに物価高の影響でポイント活動への関心も高まったことから、ユーザー数・売上ともに順調に拡大しています。
ビジネス面でも、地域創生・地方創生を通じて日本を元気にしたいという私たちのミッションに共感いただき、多くの有名企業からお取引のご相談をいただいています。全体として事業は非常に順調に進んでいます。
しかし、想定以上の成長スピードに対して、組織の拡大が追いついていないことが課題です。また、会社が「ゼロからの立ち上げ期」から「ビジョンやミッションを具体的に体現していくフェーズ」へと移行する中で、より強固な組織基盤の構築が不可欠だと感じています。そのため、2025年2月から全体会(ALL HANDS)を定期的に開催し、ビジョンの共有や部門間連携の強化に取り組んでいます。
さらに、「User First」「Be Professional」「Think Big, Start Small」「Own & Share」「Respect & Connect」という5つのバリューを反映した新たな人事制度を導入し、組織文化の醸成も進めています。
成長スピードに柔軟に対応できる強いチームを作ることも、ジオフラにとって重要な挑戦の一つです。個人の力だけでなく、「個人と組織の力」を掛け合わせることで、市場競争への対応や上場への準備を進めていきたいと考えています。
課題を乗り越えるたびに、会社は一歩ずつ成長していくと信じています。」
成長スピードに柔軟に対応できるチームを作ることも、ジオフラの挑戦の一つです。
求める人材像:「事に対して実直に向き合うチームプレーヤー」
Q:どのような仲間と働きたいですか?
尾崎:「私たちは、ミッションに共感し、事に実直に向き合う人を求めています。近年、働き方の多様化により個人でも仕事ができる時代になりましたが、だからこそ、会社組織に属するのであれば、チームとして個人では成し得ない大きなことを実現したいと考える方と一緒に働きたいですね。
当事者意識を持ち、『ビジネスパーソンとして市場に向き合い、挑戦し続ける』姿勢を大切にしています。これは単なる競争を意味するのではなく、ジオフラのミッションに向かって真摯に挑戦し、困難を乗り越えながら社会に貢献することを指します。
ジオフラは、個人のスキルを最大限に活かしながら、チーム全体で大きな成果を生み出すことを重視しています。」
変化を楽しみ、共に成長できる仲間を求めています。
尾崎氏の仕事観:「ビジネスパーソンとして戦う」
Q:仕事をする上で大切にしている価値観は?
尾崎:「ジオフラは創業以来、仲間や取引先の皆さまの協力があってここまで成長してきました。だからこそ、仲間や取引先を尊重することを何よりも大切にしています。その上で、私は会社の代表として、社員一人ひとり以上に会社や社員のことを深く理解している立場にあります。時には、尊重することがかえって社員や取引先を傷つける可能性がある場合もあるため、そうした状況では代表としてしっかりと見極め、あえて共感しないという選択をすることもあります。メリハリをつけながら、公正な判断を心がけています。
また、『ビジネスパーソンとして戦う』という考え方を大切にしています。これは単に目先の利益や競争に勝つことを目的とするのではなく、社会や市場の動向を理解し、困難に立ち向かいながら自己成長し、会社や社会に貢献することを意味します。その結果、ジオフラとして地域や社会をより良くしていくことが、私たちの最終的なゴールです。
この価値観を共有し、共にジオフラを大きくしていける仲間と働きたいと考えています。」
社会や市場と向き合う強い意志が、ジオフラの成長を支えています。
CEOの素顔
Q:プライベートでのリフレッシュ方法やビジネス以外の活動は何をしていますか?
尾崎:「さまざまな商業施設を訪れ、人の流れやお店の賑わいを観察するのが好きですね。平日と休日で人の動きがどう変わるのか、導線の工夫がどのように影響しているのかなど、細かい部分まで注意深く見ています。
きっかけは家族でした。子どもが生まれてから商業施設に行く機会が増え、そこから自然と興味を持つようになりました。商業施設には、流行っている場所もあれば、衰退している場所もある。また、平日と休日では雰囲気がまったく異なり、施設内の導線によって人の流れが大きく変わるのも面白い点です。
これは趣味と言えるかもしれませんね。この観察を仕事にも活かしており、社内で知見を共有することも多いです。時には“専門家みたいだね”と言われることもあります。
もう一つの趣味はポイント活動です。もともとポイントの仕組みに興味があり、日常的に活用しています。ユーザー視点を持つことで、ジオフラのサービス改善にも役立てていますし、この分野では誰にも負けない自信があります。
あとは、ビジネスの関係でゴルフにもよく誘われますが、なかなか上達しません(笑)。一度やった後に半年や1年もクラブを握らない期間があったりして、『ちゃんとやらねば』と思いつつも、思い切り楽しめるレベルになるまでの道のりはまだまだ遠そうです。」
趣味を通じた好奇心や探究心が、ジオフラの事業にも反映されています。
Q: 尾崎さんはエンタメに関わる仕事をずっとしていると思われますが、エンタメに何を感じていますか?大事にしていることを教えてください。
尾崎:「自分としては、『エンタメ』というよりも『個人向けのサービス』を提供しているという意識が強いですね。クライアントはB(企業)ですが、その先にはC(個人)がいるビジネスです。
それに、自分はもともとインターネットが大好きでした。インターネットを使って何かを生み出したい、そう考えていました。これまでのキャリアではゲームビジネスに関わることが多く、比較的ニッチな分野だったと思います。だからこそ、より広い層に届けられるサービスを作りたかったんです。
ジオフラでは、インターネットの世界にリアルの体験を組み合わせています。『プラリー』というアプリは一般的で大衆的なものですが、そこに『プラポン』というニッチな体験を加えることで、独自の価値を生み出しています。
人が動くきっかけは『欲』です。好きなものを好きと言える環境、そしてインターネットを通じて安心してつながれることが、今の時代の文化になりつつあります。そして、人は好きなもののために移動する。この原理を活用し、人と地域をつなぎ、リアルとインターネットの世界を融合させることで、地方創生を目指しています。」
ジオフラの未来:「年間10億人の人流を創出するプラットフォームへ」
Q:これからジオフラでどのような社会課題を解決したいですか?
尾崎:「移動による経済効果を最大化し、地域の発展に貢献したいと考えています。関係人口を増やすだけでは地方は潤いません。実際にその場所に行き、経済活動を行ってもらうことが重要です。そのために、実際その場に行かないともらえない価値を提供する『プラリー』と『プラポン』の組み合わせが効果的だと考えています。まずは『プラリー』のユーザーを増やし、年間10億人規模の人流を生み出すプラットフォームを目指します。
すでに東京、福岡、新潟、札幌に拠点を展開していますが、全国へ広げていきたいです。
私たちのビジョンは『すべての移動が新しい発見と感動に変わる世界をつくる』こと。デジタル体験とリアル体験の融合で、新しい価値を生み出し続けていきます。
インターネットの世界にリアルの世界を組み合わせることで、人々の『好き』という気持ちを大切にし、その『好き』のために移動したくなる文化を創り出す。それが私たちの考える地方創生です。」
ジオフラの仲間になりませんか?
ジオフラは、移動が生む発見と感動を一緒に届ける仲間を募集しています。
「すべての移動が新しい発見と感動に変わる世界をつくる」「デジタル体験とリアル体験の融合で、新しい価値を生み出し続ける」というビジョンに共感し、ビジネスパーソンとして市場に向き合える方、地方創生や新しい移動体験に興味がある方、ぜひ私たちと一緒に挑戦しませんか?