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“男性の育休”。「いいことしかない」と語るベンチャー企業代表の2週間育休を取得した話

こんにちは、RevComm(レブコム)広報担当です。
今回は代表である會田武史の育休取得についてのインタビューをご紹介します!

ーはじめに育休を取得するきっかけをお聞かせください。

シンプルに「育児にコミットするため」です。世の中的には育休は女性が取得するのが一般的で、男性の取得はまだまだ少数です。まして、スタートアップ経営者の取得は難しいといった意見があるように思いますが、僕はそこに違和感を感じていました。自分が経営者として新しい試みを発信できる立場であるからこそ育休を取るべきで、取らなければ気付けない課題を会社の延いては社会の制度に反映させたいと思っていました。

当初の予定では1ヶ月程の育休を取得するつもりでしたが、出産予定日が後ろ倒れになったことで実際には2週間程度の休暇となりました。期間としては短くなったものの、「子どもの誕生という節目を家族で過ごしたい」という願望を叶えることができ非常に嬉しく思います。

出産予定日の後ろ倒れを経験し、子どもの出産や育児は「コントロールできないこと」「予測不可能であること」も身をもって体感できました。出産や育児では、「予定は未定」なので育休等の各種制度はフレキシビリティを持たせることの重要性を感じた出来事でした。


ー育休を取得することに対する周りの反応はいかがでしたか?

社内外問わず、一様にみなさんびっくりされていましたね。
僕自身、そもそも社会人になってから長期休暇をとったことはなかったので「會田が育休をとるの!?」といったパーソナルな反応もありましたが、一番多かったのは「グロースステージのスタートアップ経営者が育休をとること」に対する驚きでした。

僕はその周りの反応をみて逆に驚いたというか、日本社会において「育休」が浸透していない現状に改めて気付かされました。海外では育休取得が当たり前な世の中なので、それに比べると海外と日本のスタンダードにはまだまだギャップがあることを再確認しました。

この発見から、一人一人の生活に合わせたフレキシブルな働き方ができる日本社会の実現に貢献できるような存在、会社でありたいと心から感じました。

ー育休取得に対する不安はありましたか?

正直、不安は一切なかったです。
仕事においては日頃から積極的に権限委譲をしていたり、新型コロナウイルス(COVID-19)以前の2017年創業時からフルリモート制度の導入をしていたりと社内体制を整えていたので、経営者としての不安はありませんでした。

父親としての心境は、「やっと娘とふれあえる!」「皆が言う育児の大変さとはどんなものなのか」といったドキドキとワクワクでいっぱいでした。

実際、社内の様子は僕が育休取得している期間も日頃と変わらずうまく回っていたと感じます。むしろ僕がいない方が上手く回ることもあるかもしれません(笑)。会社設立当初時から「自分がいなくても回る組織作り」を心がけています。パラドックスかもしれませんが、リーダーが居なくても勝手に回る組織を創ることがリーダーの役目であると考え、属人化しないことを意識して経営した結果が今回の育休に活きたと思っています。
僕に限らず、RevCommの仲間が育休や傷病休暇で休んでもカバーし合えるような組織づくりができる会社になっていると思います。


ー育休中はどのような過ごし方をされていましたか?

父親業をただただ全うしていました!
ミルクをあげたり、オムツを変えたりといった娘のお世話はもちろん、産後安静にするべき産褥期と呼ばれる期間でしたので、妻との対話の時間を増やすよう心がけました。それと毎朝、義理の父母とラジオ体操をして近所のコンビニまで散歩することがルーティーン化していましたね(笑)
仕事から離れて家族と過ごす貴重な時間でした。

「こんなにミルク飲むのか〜」「もうオムツを替えるのか〜」といった生まれたての赤ちゃんに対する新しい発見をしながら、「ひたすら愛くるしくて可愛い”生物”」と触れ合うとても幸せな毎日でした。生物と表現しましたが、目の前にいる赤ちゃんが自分の娘であるという実感がまだあるようで湧かないんですよね。でも、とにかく可愛いです。


ー生まれたての赤ちゃんの育児を手伝う中で大変だと感じた点はありますか?

夜が大変だと感じました。娘は生まれたての新生児なので夜泣きは少ない時期ですが、それでも夜中に数回起きるタイミングがあるので、ショートスリーパーの僕でも朝はキツかったですね。夜の睡眠時間が取れない子育ての大変さが身に沁みました。一方、僕の場合、妻と義理の母も一緒に面倒を見てくれる状況なので凄く恵まれています。一人で子育てをしなければならない女性の大変さは痛いほど分かるので、男性の育休は義務化すべきだろうと思います。

自身の育休取得を通じて、子育てをする社員にとって「時間」の柔軟性が必要であるとわかったので、寝不足の朝に出勤時間を遅らせたり、早退や休暇を取得できる育児支援制度を実際に作りたいなと早速考えてます。

ー実際に父になってみて心境に変化はありましたか?

一つあげるとするならば、「我が子が男か女かは関係なく、一人の人としての教育をしていきたい」と考えるようになったことですかね。
僕は常日頃、仕事や社会に対して男女関係なく対等に接していくべきだと考えているのにも関わらず、自分の娘に対しては「女の子ならば、しとやかに育ってくれればなんでもいい」と考えていたことに矛盾を感じたんです。昨今の女性蔑視を生み出したのはもしかしてこのような親の思考が原因なのではないかって。なので僕は自分の子どもに対して男女関係なく平等に機会や経験といった選択肢を与えながら一人の人として接していこうと思っています。

ー総じて育休をとって良かったと感じるポイントをお聞かせください。

家族と触れ合える時間を確保できたのはもちろんですが、「社員との距離が縮まったこと」が大きいですね。社員からも「會田さんも育休を取るんだ!」といったような反応が多く、”RevComm代表取締役”の會田武史だけでなく、”一人の人間”、”一人のパパ”としての會田武史も知ってもらえたんじゃないかと思っています。

社内は僕を含め、社員を肩書きで呼び合うことを禁止しているなど社員同士が役職関係なくフラットに関われる工夫をしてきましたが、実際1on1などで社員と話す際に距離を感じる場面はあったんですよね。今回の育休を取得してその壁が少し溶けたというか。これからも「赤ちゃんが可愛くてさ〜」とプライベートな話をRevCommの仲間と共にしていきたいなと今からワクワクしてます(笑)

ー最後に今後育休をとる社員へのメッセージをお願いします。

子どもの有無に関わらず、「愛が溢れる人であってほしい」と思っています。家族、社員、社員のご家族といったように愛の対象は何であれ、思いやりを持って接していける環境を作っていきたいですね。

これは自分への反省でもあるのですが、仕事をしていると時にどうしても視野が狭くなり、人の感情が置き去りになる場面があると思うんです。この状況は仕事でも家庭でも同様に起こる可能性があると思うのですが、どんな状況でも「相手の気持ちを大切にすること」を意識していこうと子どもの誕生を通してより一層強く感じています。

子どもを持たない自由もある中で、休暇を取るか取らないかの粗末な話ではなく、「周りの人に愛を持てる素敵な人間であろう」というメッセージを改めて伝えたいです。

ー會田さんご家族に育休についての感想をいただきました!

<會田さん奥様>
育休取得の話を初めて聞いた時は「子育ては体力が必要なのでいてくれた方がいいかな」くらいの軽い気持ちだったのですが、実際に育休をしている夫の様子を間近で見たり、母から子育ての仕方を二人で一緒に学んだりと子育てに協力的な夫の姿に対し「心強いな」と心から思えたとてもいい時間でした。
リモートワークで家にいることが多い中で、もちろん仕事に集中すべきだとは思いますが、「この時間は空いているから子どもの面倒をみれる」なんてことが今後あるんじゃないかと思っています。その時に今回の育休の経験が父としての自覚に繋がっていたり、これからお世話をする際に役に立ったりしてくれるんじゃないかなと期待しています。
私も仕事に復帰する予定なので今回の経験を生かしながら二人でこれから迎える大変であろう子育ても楽しくやっていきたいなと思っております!

<會田さん義母様>
働く女性が増えている世の中で、仕事と子育てを両立するのは客観的に見てもやはり女性に負担が大きいと感じました。出産は無痛分娩など関係なく、どんな形であっても生死を分けるぐらい体に負担がかかることだし、育児中も十分な睡眠が取れず体力がない中で、家事や仕事を行うなんて本当に大変だと思います。家事もお洗濯、掃除、ご飯作りなどあるわけで、やはり家族をはじめとする子育てのサポート体制は必要だと感じました。保育園があるとは言ってもそこに至るまでが最大の難関であると感じます。だから、今回は育休取得や実家が近かったことにより家族のサポートがありましたけど、実家が近くにない場合は本当に社会のヘルプとかシステムがあって欲しいって思います。子育ては長期的なものなので1ヶ月の育休で終わるのではなく、奥さんを労るとか励ましながら子育ての大変さに共感し支えていくことが大切だと思います。

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