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「英語が話せないと、海外では働けない」
そう思っていた私が、初めてワーキングホリデーでカナダに渡ったのは2011年。
英語力はほぼゼロ。リスニングもスピーキングも最低限。
それでも、イタリア系カナダ人オーナーのカフェで「包丁が使えるならOK!」と雇ってもらえたんです。
最初は、オーナーの早口の英語がまったく聞き取れず、何度も聞き返してばかり。
でも、現地のスピードに慣れていくうちに、注文の取り方やレシピも理解できるようになっていきました。
同僚はチリ人、イタリア人、カナダ人など多国籍。
英語でのやりとりに苦戦しながらも、毎日が刺激的で楽しかったです。
仕事後にはメキシコ人やブラジル人とサッカーをして、国際交流を満喫していました。
そんな日々の中で、「英語って、完璧じゃなくても通じるんだ」「海外で働くって、意外とできるんだ」と思えるようになりました。
そして次のステップは、イギリス。
日本人のサッカー仲間からワーホリ情報を聞き、倍率20倍の抽選を突破。
2012年、ロンドンオリンピックの直前にロンドンへ渡りました。
ロンドンは、カナダのバンクーバーとはまったく違う大都市。
ハリーポッターのロケ地、テムズ川、ロンドンタワー…絵葉書のような景色が広がっていて、毎日が感動の連続でした。
英語はカナダである程度身についていたので、語学学校には通わず、すぐに仕事探し。
たまたま入った日本食レストランで寿司シェフに声をかけられ、電話面接を経て新規オープン店舗で働くことに。
オリンピック期間中は連日行列。
世界中からの観光客、日本食好きのロンドナー、日本人駐在員、そしてプレミアリーグの日本人選手や錦織選手まで来店。
そんな中で働けたことは、とても良い経験でした。
優しいオーナーさんのおかげで、数ヶ月に一度の長期休暇もあり、ポルトガル、スペイン、イタリア、チェコなどヨーロッパ各国を旅することもできました。
帰国後は、外国人旅行客が宿泊するゲストハウスで受付業務。
浅草、京都、福岡などを転々としながら、日本の魅力を再発見しつつ、観光案内や宿泊サポートをしていました。
そして、また海外に住みたいと思ったときには、ワーホリの年齢制限を超えていて…。
次の選択肢を探すことになります。
次回は「マレーシア就職編」へと続きます。