「企業サイトのリニューアルをしたい」
「予算は200万円で」
「どういうふうにすべきかは、ご提案いただきたい」
このような抽象的なオーダー、皆さんも一度は受けたことがあるのではないでしょうか?
プロとしてしっかり期待に応えよう!そう意気込んで取り組むはずです。
Web制作は「デザインができればOK」ではない
Web制作には、実装に入る前に以下のような工程があります。
要件整理 → 構成 → サイトマップ → ワイヤーフレーム → デザイン
要件をしっかり整理し、構成を練り、サイトのボリュームや予算もバッチリ調整。
「よし、お待たせしました!デザインが完成しました!」
(順調…順調…)
と思いきや、クライアントからのフィードバックが飛んできます。
「デザインがちょっとイメージと違うな…」
「別パターンも見てみたいかも」
「カラー違いもいけますか?」
「スケジュール短縮できますか?」
「社員の画像って撮影しますよね?え、予算に含まれてないの?!」
「○○が分かるページも欲しい!」
「そういえばSEOはどうなってる?」
…あるあるですよね?
恥ずかしながら、弊社 Laugh Mind でも未だにゼロではありません。
問題の本質は何か?
ここで重要なのは、「デザインができる」「コーディングができる」だけではWeb制作は完結しないということ。
クライアントはなぜリニューアルをしたいのか?
要件整理を行ったものの、本当に核心を掴んでいますか?
クライアントの担当者の立場、その課題に至った背景、業界特有の悩み…深く聞き込んでいますか?
我々は、クライアントの立場に 憑依する勢い で進行のやり方を考えなければなりません。
予算の中で 何ができて、何ができないのかを可視化 し、優先順位を明確にする。
最適な工程を導き出し、制作に落とし込む。
この 「制作物」だけでなく、「工程」も同じくらい重要 なのです。
フリーランスが1000万を稼ぐために
ここで大事なのは、技術だけではなく**「伝える力」** です。
「この予算でどこまでできるのか?」
「この工程がなぜ必要なのか?」
「優先すべきは何か?」
これらを 論理的に説明し、クライアントと共通認識を持つ力 が、プロとしての価値を決めます。
まとめ
「デザインができればOK」「コーディングができればOK」ではない。
1000万円を稼ぐフリーランスは、制作だけでなく、戦略・工程・伝える力 を持っている。
次回は、さらに具体的な金持ちフリーランスの極意をお話しします。
お楽しみに!
PS: 「作る人」だけは、10年早い