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元日本一の経営責任者が人事に転身。「一般企業に負けたくない」と語る彼の取り組みとは

今回は、スバルの人事責任者である副松をご紹介します!

売り場経営で日本一の売り上げを叩き出した経験のある彼が、なぜコンビニの店舗経営をしたいと思ったのか。そして、なぜ人事に転身したのか。

根っからの経営者気質である彼のこれまでの経歴と、スバルで実現したい将来像について、語ってもらいました。


【副松さんプロフィール】
1974年 11月15日 生まれ
1998年 4月ダイエーに入社
2006年 10月退職
2007年 3月スバルに入社
2013年 6月人事部立ち上げ



「自分の売り場で利益を出すのが楽しいんです」新卒から小売一筋!

副松さんは新卒からずっと小売業界で働いているんですよね。小売業界に行こうと思ったきっかけを教えてください。

大学生の頃にしていた、ダイエーの魚売り場でのアルバイトがきっかけです。

「より多くのお客さんに購入してもらうためには、どのようにアプローチすれば良いか」を考えるのがとても楽しかったんです。そこから新卒でダイエーに入社しました。


新卒入社後はどんなお仕事をされましたか?

日用品売り場の経営全般のお仕事です。かなり大きな店舗に配属されて、販売だけでなく大手メーカーさんとの交渉や、売り上げ目標の設定などにも携わりました。

その後、20代で課長として福岡の店舗に異動になりました。そこでは、フロアをすべて担当していたんです。

インテリアと日用品をうまく掛け合わせた売り場にしたり、JR忘れ物市を開催したりして、日本一の売り上げを記録したこともあります。

同時に、アルバイトの採用や教育にも携われることになりました。

採用した子を育てて、一緒に店舗を作り上げていく感じがすごく楽しかったですね。


店舗経営者にすごく向いていますよね!なぜ人事に興味を持つようになったんでしょうか?

ダイエーの人事の方の話がきっかけです。

僕は自分の店舗をもって経営をしたかったことから、学生時代の就職活動でコンビニを受けたのですが、全て不採用だったんですよ。

「何で不採用だったんだろう。あんな一瞬の面接で僕の何が分かるの?」

そんな疑問を持っていたので、あるとき人事の方に質問をしてみたんです。すると「一瞬で全てが分かるんだよ」と即答されて。

その言葉が本当かどうか確かめたくなったので、人事に挑戦してみようと思いました。

関西に戻り転職!やりたかったコンビニ経営と人事をダブルで実現!

ダイエーを退職されてからスバルに入社するまでの経緯を教えてください。

福岡から関西に戻ったタイミングでダイエーを退職して、人事の仕事を探しはじめました。

でも、人事は全くの未経験だったのでどこにも採用されず、途中からは小売の仕事を探すようになりました。そんな時にスバルの求人を見つけたんです。

念願のコンビニで、自分の店舗を持ちながら力試しができると思って応募しました。

その結果、ありがたいことに採用になったんですが、実は一度内定を断っちゃったんです。


そうだったんですか!なぜ断ったんでしょうか?

会社規模の問題を父から指摘され、「本当に大丈夫なのか」という不安と、働き方に対する不安があったからです。

前職では約10年間、土日に休んだことが一度もなく、結婚したら家族との時間を持ちたかったので土日に休める仕事がしたかったんです。

ですが、当時の社長(現会長)が「うちは土日でも休めるよ?」と仰ったんです。この言葉には本当にびっくりしました。

スバルの店舗はどこも好立地だから、平日にもしっかりと利益が出る。そんなところに魅力を感じて、入社を決めました。


入社してしばらくは店舗経営をされていましたが、そこから人事になった経緯を教えてください!

入社3年目の頃に『採用を手伝ってみないか』と話があり、ちょうど6年目の時のファミマ‼グランフロントが開業時期に『採用をやってるし、人に関わる人事部を立ち上げてみないか』と打診されたのがきっかけですね。

入社の際に「いずれは組織の中心として働きたい」と伝えていたので、組織をまとめる人事の仕事を任せてもらうことができました。

その頃はすでに店長の仕事もしていたんですが、二つ返事で承諾しましたね。

人事としておこなった働き方改革。不要な仕事は捨てる!

スバルにおける人事ミッションを教えてください!

スバルを「一般企業に負けないくらい働きやすい会社」にすることです。そのために、今はさまざまな働き方改革を進めています。

たとえば、スバルの週休二日制も僕が人事になってから導入した制度です。

毎日営業しているコンビニだからこそ、働く人たちの環境をもっと良くしないといけない。そんな想いがあったので、この制度を導入しました。


このほかには、どんな施策を行いましたか?

皆さんの残業を減らすようにしました。

まずは「残業をせずに帰る習慣」を身に付けてもらうために、仕事が残っていてもあえて定時で帰ってもらったんです。

そんな中で発生した「処理しきれない仕事」を、限られた時間でどうやって割り振るか。いわゆる、タスクマネジメント力を鍛えてきました。

この施策だけでも、かなり残業を減らすことができました。ただ、それでも仕事が減らないことがあったので、不要な仕事を捨てるようにしましたね。


不要な仕事を捨てる、ですか。

ここでいう「不要な仕事」は、お客さまへのサービスの質に関わらない仕事のことです。

たとえば、グランフロントという大阪の商業施設にある「ファミマ!!」では、閉店後のごみ捨てに時間がかかっていました。

そこは関西一の売り上げを出している店舗で、その分ごみの量も多かったんです。

なので、思い切って店内のごみ箱を廃止しました。その結果、1時間半の時短に成功したんです。

お客さまには施設内のごみ箱を利用してもらうことになったので、最初は戸惑っていらっしゃいましたが、1週間ほどで慣れていただきました。


仕事を取捨選択したことで、従業員の負担を軽減されたんですね。これは良い施策だと思います!

目指すのは「一般企業に負けないくらい働きやすい会社」

今後の目標を教えてください。

定年まで残りの10年を新しい事業に使うことです。

スバルは今後、コンビニのフランチャイズ経営だけでなく、新たな事業にも挑戦していく予定です。

僕自身も定年を迎えるまでワクワクし続けたい。そして、そんなワクワクを今いるメンバーにも残していきたいです。


では最後に、このインタビューをご覧いただいている皆さんに一言お願いします!

「コンビニで働く」と聞くと、どうしてもブラックなイメージを持たれるかもしれません。

スバルはそんな固定観念を覆せるように、これからも働き方改革を進めていく予定です。

何よりも、スバルなら億単位のお金を動かせるようなマーケティング力・経営力を身に付けることができます。

「ちょっと興味が湧いたかも」「もっと詳しく話を聞いてみたい!」

そんな方は、ぜひ一度、僕とお話してみましょう!



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