インタビュー
SalesXで活躍する社員を紹介していきます!
https://www.wantedly.com/stories/s/SalesX_Interview
「立場に関係なく、全員が当事者意識を持って『この会社をどうしたいか』を本気で話せる。そんな組織を、今まさに創っているところなんです」
今回は、人事責任者としてSalesXの組織づくりを牽引しながら、役者としても活動する西村にインタビューしました。多様な選択肢の中からSalesXを選んだ理由、仕事と夢を両立できる環境、そして「第二創業期」を迎える組織の未来像まで、幅広く語っていただきます。
本当に情熱を注げるものは何か。自分と向き合い、見つけた本当の道
ーーまずは、SalesXに入社されるまでのキャリアについて教えてください。
ーー1社目ではどのような経験をされましたか?
ーーそこから役者の道へ進んだとのことですが、その理由を教えてください。
雇用形態は関係ない。私の“夢”を応援してくれたSalesXの懐の深さ
ーー退職後は、すぐにフリーランスになられたのですか?
ーーフリーランスから、なぜSalesXの正社員になろうと決めたのでしょうか。
社員の人生に影響を与える責任。裁量と自由が育むSalesXのカルチャー
ーー現在は人事責任者として、どのような業務を担っているのですか?
ーー人事という仕事の面白さや、やりがいはどこに感じていますか?
ーーSalesXならではのカルチャーや環境について教えてください。
全員が当事者になる「第二創業期」を一緒におもしろがれる仲間と
ーー今後、SalesXをどのような組織にしていきたいですか?
ーー最後に、この記事を読んでいる未来の仲間にメッセージをお願いします。
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西村 友樹雄/人事責任者
大学卒業後、広告代理店、動画コンサルティング会社で営業職を経験。自身のキャリアを見つめ直したことをきっかけに役者の道を志し、フリーランスへ転身。その後、業務委託として参画していたSalesXに、2023年8月より正社員としてジョイン。現在は人事責任者として、採用から育成、組織づくりまで幅広く担っている。
新卒ではWeb広告の代理店に入社しました。就職活動の時から、特定の業界・職種というよりは「無形商材」を扱える会社を軸に探していましたね。形ある商材だと、もし自分がその商品を心から良いと思えなかった時に、お客様へ提案する自分の気持ちに嘘をつくことになってしまう。それよりは、お客様のニーズに合わせて柔軟に提案を組み立てられる無形商材の方が自分には合っていると感じていました。
もう一つ大事にしていたのが、「人」や「風土」です。仕事内容なんて、正直やってみないとわからないじゃないですか。だからこそ、どんな仕事であっても「この人たちとなら一緒に働けそう」と思える環境を重視していました。実際に、入社の決め手になったのは、その会社の「空気感」でした。社員さんたちが仕事に熱量を持ちながらも、決してギスギスせず、お互いを尊重し合っている。そのプロフェッショナルな関係性の中にある、柔らかい雰囲気に惹かれましたね。
入社後はグループ会社に出向し、営業としてクライアント対応をしていました。当時はまだ「THE MODEL」のような分業体制も知らなかったので、新規開拓から既存顧客のフォロー、アップセルまで、いわゆるインサイドセールスからカスタマーサクセスまでの全領域を一人で担当するのが当たり前だと思っていましたね。気づけば入社2年目には、所属部署の予算の約60%を一人で担うようになっていました(笑)。
ここで得られたのは、専門的なスキルというより、社会人としてのスタンス、もっと言えば「人間性」の部分が大きかったと思います。「当たり前のことを、当たり前にやる」という文化が徹底されていて、挨拶や礼儀はもちろん、離席する時に椅子をきちんとしまう、といったレベルまで指導してもらいました。こうした細かな積み重ねが、お客様との信頼関係を築く上でいかに重要か。ビジネスの根幹を成すスタンスを叩き込んでもらえたこの経験が、人事として人と組織に向き合う上での揺るぎない土台となっています。
きっかけは、コロナ禍で自分と向き合う時間が増えたことでした。このまま会社でキャリアを積んで、役職を上げていくことが、本当に自分のありたい姿なのだろうか、と。仕事自体は好きでしたが、ビジネスの世界で成果を出すこととは別に、もっと自分の心を震わせるような、本当に情熱を注げるものがあるのではないか、と考えるようになったんです。
じゃあ、自分の人生を懸けてやりたいことは何か。そう考えた時、大学時代に打ち込んだダンスサークルの経験が蘇ってきました。300人規模のサークルの代表として、ステージでパフォーマンスをしたり、イベントを企画・運営したり、そういう「自分自身」を通して周りの人を楽しませたり、影響を与えたりすることに、何よりの生きがいを感じていたんです。
ビジネスやサービスを通して世の中を良くするよりも、自分という人間を通して誰かの心を動かしたい。そう気づいた時、役者やエンターテイナーの道に進もうと決意しました。この想いは、役者としても、そして今は人事担当者として社員の成長やキャリアを支援する上でも、私の根幹にある価値観です。当時の会社は残念ながら副業が認められなかったので、退職して新たな道を探すことにしました。
いえ、一度転職をしています。役者としてすぐにお金を稼げるわけではないので、まずは役者活動と両立できる会社を探しました。動画コンサルティングの会社に入社したのですが、そこは私が役者をやりたいという事情を理解し、受け入れてくれたんです。動画というクリエイティブな領域にも興味がありましたし、面接でお会いした役員の方がすごく熱い人で、「この人と働きたい」と思えたのも大きかったですね。
顧客の支援をする際、多くの企業が「動画を作ること」を目的にしてしまいがちでしたが、そこの認識をすり合わせて、動画をあくまで課題解決の「手段」として捉える。その上で、お客様の課題を深くヒアリングし、本質的な解決策を考えるアプローチを繰り返したことでコンサルティングスキルが身についていきました。
ただ、その後会社の経営状況の変化があり、それを機にフリーランスとして独立することを決めました。SalesXとはそれ以前から副業として関わっていましたし、周りにもフリーランスで活躍している人が多くいたので、独立することに大きなリスクは感じませんでしたね。むしろ、役者の活動に本格的に打ち込むためには、この方が良いだろうと。
きっかけは、業務委託として働いている中で、会社側から「正社員にならないか」と声をかけてもらったことです。
ただ、私としては、特に正社員として働きたいという思いもなくて(笑)。というのも、フリーランスとして複数の会社と関わる中で、「雇用形態は関係ないな」と強く感じていたんです。業務委託でも、自分の意識・考え方次第で正社員と同じように当事者意識を持って仕事に関わることはできる。SalesXでも業務委託の時から毎日出社していましたし、働き方は正社員とほとんど変わらなかったんです。
それでもSalesXに正社員としてジョインしようと決めたのは、私が追いかけている役者という“夢”を、会社が心から理解し、応援してくれたことです。「その夢、絶対に追い続けてほしい」と言ってくれた。それは単に優しいということではなく、個人のパフォーマンスや情熱が事業の成長に直結すると信じている、SalesXのカルチャーの表れだと感じました。ここなら、私の経験も情熱も、すべてを力に変えられると確信したんです。
新卒、中途、インターン、業務委託まで、すべての採用活動を担っています。特に、インターン生の育成には力を入れていて、彼ら・彼女らがビジネスパーソンとして成長するための目標設計から日々のフィードバックまで担当しています。
人事一筋でキャリアを歩んできたわけではないからこそ、固定観念にとらわれず、事業や現場のリアルな状況に即した、生きた組織づくりができると考えています。
社員やインターン生たちの成長に間近で携われることですね。特にインターン生は吸収が早く、成長スピードには目を見張るものがあります。
学生にとって、社会に出て親以外で深く関わる大人は、私たちのようなインターン先の社員だったりする。だからこそ、私たちの言動一つひとつが、学生たちのキャリア観や人生観に大きな影響を与える可能性があります。その責任の重さを感じると同時に、学生たちのキャリアのスタートという重要な瞬間に立ち会い、自分の経験を伝えることでポジティブな影響を与えられることには、役者の活動とも通じる大きな喜びを感じますね。
「裁量の大きさ」と「自由度の高さ」は、間違いなくSalesXの大きな特徴です。例えば、入社後1ヶ月の社員をメンバーマネジメントまで行うSV職に抜擢したり、インターン生であっても、有名企業のクライアント対応や会食まで任せることがあります。新卒だから、未経験だから、学生だからといって業務を制限することはなく、その人のスタンスや意欲を信じて仕事を任せ、成長できるよう丁寧にサポートする文化がありますね。
また、私自身がそうであったように、個人の夢や働き方を最大限尊重してくれる「受け入れ体制」も魅力です。リモートで働く正社員もいますし、当初想定していたポジションとは違うけれど「この人はここで輝きそうだ」と判断すれば、柔軟に役割を変えて採用することもあります。「個々のメンバーが最も輝ける場所を提供しよう」という意識が会社全体に根付いていますね。
今のSalesXは、まさに「第二創業期」。会社の立ち上げに関わったメンバーが抜け、新しい仲間が増えていく中で、組織のあり方も大きく変わろうとしている過渡期です。正直に言うと、これからどんな組織にしていくか、まだ明確な答えがあるわけではありません。
だからこそ、これから作り上げていきたい。目指しているのは、正社員やインターンといった立場に関係なく、「全員が当事者意識を持てる組織」です。会社がどうなっていくかを他人事として捉えるのではなく、「SalesXを、自分たちがこうしていくんだ」という強い意志を一人ひとりが持って、意見を交わせるような組織にしたいですね。
そのための取り組みとして、最近、役職や立場関係なく全メンバーが参加するワークショップを始めました。会社の課題は何か、どうすれば解決できるかを全員で話し合う場です。こうした活動を通じて、一人ひとりが会社づくりの主役であるという意識を育んでいきたいと思っています。
SalesXは、まだ何者でもない会社です。だからこそ、これから入社する一人ひとりの意見や行動が、会社の未来を大きく左右します。整っていない環境を「面白い」と感じ、ゼロから何かを創り上げていくプロセスを楽しめる人にとっては、最高の環境だと思います。
私自身、一つのキャリアパスだけに捉われない生き方を模索していましたが、ここでは自分の人生を懸けてやりたい夢と、仕事とを両立できています。それは、会社が私という人間を丸ごと受け入れ、信じてくれたからです。
自分のキャリアに、そして人生に、本気で向き合いたい。自分の力を試しながら、会社という大きな船を仲間と一緒に動かしていきたい。そんな熱い想いを持った方と、この刺激的な「第二創業期」を共に走り抜けられることを、心から楽しみにしています!
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