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あの頃の私は、がむしゃらだった
新卒で京都商工会議所に飛び込んだ私。
120人の仲間と京都の企業を支える日々は、挑戦と発見の連続でした。
顧客リストの選定で上長に怒られたり、朝7時に出社して資格勉強に励んだり。
失敗も、葛藤も、すべてが今の私を形作った宝物です。
この記事では、レジリエント株式会社代表取締役 小林 史弥の 新卒時代の物語を振り返りながら、
「行動し続けること」の大切さを伝えたいと思います。
あの頃の自分を思い出す、ちょっと熱い話、聞いてください。
京都の企業を支える使命感
私は京都産業大学経済学部経済学科に通っていたのですが、今思えば当時のゼミの先生の影響を強く受けていると思うことがあります。
当時、京都企業の研究や地方創生に取り組むゼミにいました。
京都企業の研究では、八ッ橋の老舗から大学発のテクノロジーベンチャーまで、企業訪問で社長の生の声を聞き、現実と理想のギャップに心を揺さぶられました。
地方創生では、井手町の人口減少を食い止めるため、竹のイルミネーションや街を走るマラソンイベントを企画した経験が、「地域を動かす仕事がしたい」という私の軸を固めました。
ゼミの恩師の言葉が、今も響きます。
「正しい選択肢なんてない。選んだ道を正解にすればいい」。
そして、何事も真っ先に手を挙げるという挑戦する行動の大切さを学びました。
この言葉に背中を押され、京都商工会議所への入所を決めました。
当時は国内大手の自動車の選考も受けましたが、京都の企業を直接支援できるこの仕事に心が傾きました。
京都商工会議所は、検定試験の運営、展示会の企画、補助金のサポートなど、中小業支援として幅広い業務を担うポジション。
120人ほどの組織は、部署ごとにカラーが違い、若手でも大きな仕事を任される風土がありました。
失敗と挑戦の連続
大企業ばかりのリストで怒られた新卒の夏
入社して、まだまだ血気盛んな6月。
会員企業様への挨拶回りで、10社の顧客リストを自分で選ぶ任務を任されました。
やる気満々の私は、いわゆる日本を代表するような大企業ばかりをピックアップしてしまったんですね。
その背景には「有名企業の経営者から色んなことを吸収したい!」と意気込んだのですが、上長に後から呼び出されました。
「やる気があるのは伝わってくるんやけど!ちょっとまだ早すぎるかな」と一言。
自分の浅はかさに顔が真っ赤になり、「何やってるんだろう」と落ち込みました。
理想と現実のギャップを突きつけられた瞬間でした。
準備と仲間で乗り越えた
この失敗をバネにしようと、何がベストなのかを考えてそれに伴う行動を起こしていきました。
まずは商工会議所の強みを改めて学び直し、中小企業の課題やニーズを徹底リサーチ。
一部顧客リストに変更が発生したものの、部長が同席することで、京都の大きなクライアントにも直接足を運ぶことができました。
訪問の主な目的は、「お困りごとはありませんか」と積極的に対話し、企業との信頼関係を築くことです。
直接会ってお話をすることで信頼関係を築き、困った時になんでも相談いただけような関係性を目指したいと考えていました。
関わっていたプロジェクトの一部は以下よりご覧ください。
https://www.kyo.or.jp/kyoto/pdf/atarashikimono_Kyoto_NEXT.pdf
https://www.atarashiki-mono-kyoto.com/about/
https://www.kyo.or.jp/kyoto_chiefair/kc2021/
3年目の挑戦と仲間との絆
3年目、さらなる転機が。
通常5年くらいのキャリアで経営支援員になれるのですが、当時私は最短でこのポジションになりました。
そして、京都企業100社以上を支援する中で、「担当している企業の強みや支援実績」をプレゼンする商工会議所内のプロジェクトに参加しました。
60人の支援員の中から、私の提案が優秀書に選ばれ、最速最年少での受賞。
支援員は40代50代の、大ベテランも居る中での結果でした。
競合との差別化やポジションマップを分析し、企業の強みとなるコアを見つけ出す――相手の立場に立って考える力が磨かれたと思います。
選択肢を広げた20代
新卒時代の3年間は、私の20代のテーマ「選択肢を広げる」を体現した時間でした。
早く即戦力になりたい思いが、様々な行動に広がり、挑戦することができたので、選択肢がとても広がったと思っています。
失敗を恐れず手を挙げ、がむしゃらに走った経験が、今の私の自信につながっています。
結局、コロナ禍で海外MBAを断念し、ベンチャー企業に転職をしましたが、後悔はありません。
今、思うこと。
それは、「行動すれば、道は開ける」ということ。
新卒の皆さんに伝えたいのは、完璧じゃなくていい、まずは一歩踏み出してほしいということです。
私の新卒時代は、失敗も笑いも全部ひっくるめて、最高のスタートでした。
あなたの新卒時代は?
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
新卒時代の私は、がむしゃらで、ちょっと無鉄砲だったかもしれない。
でも、あの熱量があったから、今の私がいる。
皆さんの「新卒時代」のエピソード、どんな物語がありますか?
もし、このストーリーを読んで「カジュアルに相談してみたい!」と思っていただけましたら、このまま当社のカジュアル面接に進んでください。
ここから新たなご縁が生まれることを、心より楽しみにしております。