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新たに支社を開設したキャリアナビゲーション。
今回は拡大期に至った理由やそれまでの背景・今後の目標について、社長の長嶋さんに学生インターンがインタビューをしてきました!
それではどうぞ!
Q.拡大期に関して、大阪支社などを開設されてると思うのですが、その経緯といったものを教えていただきたいです。
私たちは建設業界に特化して採用サポートをしてるのですが、特に建築や土木の分野が大学生・専門・高専の卒業生の数が1番少ないという現状があります。
一般の高校って建築土木学科がないので、高専とか行かない限りは大学に進学するのって結構な選択っていうか、高校生の時点で考えがまとまっていないと選べないんですよね。
そんな状況なので、人数がかなり凝縮されてるんですが、関東・関西エリアによって、その学生数というのがそもそも各学校で決まっている状態なので、絶対数が少ない。
現在、日本全国に拠点展開を考えていて、北海道から沖縄まで建築土木学科のある大学全てを訪問して行ってるんですけど。
まずは東京と大阪、名古屋市まで支社を現状では作っていて、今後は次に学生数の多い福岡や東北の仙台、中国地方の広島、四国や北陸、北海道まで拠点を出して、全部で9拠点でやっていく予定です。
Q.拡大期の現在と創業当時を比べてクライアント数の変化、また従業員数、そういったものを比べて変わったことなどございますか。
創業時代は1人、途中からメンバーが入ってきたりとかで、当時は2〜3人で年間2000万とか3000万とかの売上で全然回っていました。
しかし、今はグループ会社含めると従業員が30人なので、昨期で実際あげた売上が5億近くになっているんです。
売上も経費も先行投資も金額自体がだいぶ変わってるので「もっと拡大していかないと」っていう感じですね。
例えば、普通の人材系ビジネスに比べ、建築系の学生を扱っていることもあり、各支店なども拠点を「学生さんたちに職業体験で施工させて作ってたりする」んで、先行投資がハンパなくかかってしまう。
それこそ1000万単位で払っているから、金額ががちょっとすごくなっちゃっているなという感じではあります(笑)
Q.どんどん会社が変わっていく中でも創業時から今まで大切にされている価値観であったり、考え方というものはございますでしょうか。
ただ単に「お金に走らない」っていうことは元々も考えにあって、おかげさまで、今順調に売上は伸びてはいるんですけど、「お金に走った瞬間に沈没する」って感じています。
例えば、同業他者さんが「建築学生を集める就職イベント」を同じようにやってるんですけど、結構理系の学生さんって集めにくいので、参加してくれたら金券とかを配ったりしてるんですね。
”就職イベントで5社ブース回ったら1万円プレゼント”とか、いかにインセンティブで学生さんを集客するってやってるんですけど、それやった瞬間に相席屋みたいになるんで(笑。
就職イベントも今そうなってて、学生さんは自分が就職するためではなく、インセンティブのために参加してしまっているんですよね。
でも、目指す方向って「学生自身のための就職」じゃないですか。
就職したい学生にそんなことやっていいのかなと思ってて、うちは一切やってないんですけど、でもやっぱりアルバイトとか本当はしてお金稼ぎたい学生さんが多いと思います。
1回のイベントで1万円とか1万5000円もらえちゃうと金に目がくらむっていうのもしょうがないかなと思ってて、だから学生さんのせいじゃないですよ全く。
参加する企業がそのお金払ってるっていうだけなんですよ。
就活市場がそんな風に動き出しちゃってて、ちょっと必死に喘いでますね。
うちは絶対そんなことはやらないんで、呼んでくれる人にはお金出しますけど、学生や参加してくれる人自体にばらまくのはちょっと違うんじゃないかなっていうのは思います。
これは僕が元々採用担当やってた時「絶対やっちゃいけないこと」だなっていう風に思ったので、それは絶対変えたくないです。
サービスの品質っていうのは創業当時から変わってないので、僕はそれをずらすようだったらみんなに謝って「ごめん無理」って、会社をたたんで、はい、終了。
そこまでして、お金を稼ぎたくないというところですね。
Q.最後に会社としての今後の目標などを教えていただいてもよろしいでしょうか?
まずは売上目標を持って、利益率の向上を目指しています。
利益率を上げないと回転率が上がっていかないので、売上はあくまでも結果論かなと思っていまして、やっぱり儲けた資金は次に展開していきます。
今は利益も上げるという前提で、大学生の就職を当たり前にするためにも施工体験、機械・電気などの製造にも興味持って現場見学とか、いろんな就職の糸口を見つけられるようなネットワーク網をうちが作れればなと思ってます。
将来的には高校生とか中学生ですよね。
いかにしてインフラ産業を支えるような業界に理系学生さんが興味を持ってくれるか、やっぱりある程度担保できないとダメなので、数学が不得意だから理系に行かないとかこれって安易な発想だと思ってます。
僕は数学が得意だったからたまたま行ったけど、でも国語が得意だからっていう人も論理性で、結局数学に繋がるし、やっぱり決めつけであって両方とも同じなんですよ。
国語も数学も、それは理系に行きたいかどうかっていうことが大事で、行く人だけが建築っていうのも違うし、デザインって別にそうじゃないと思ってるんで、それを中高生にどれだけ可能性を広げられるかってのはうちの会社のポテンシャルだと思ってるんですね。
だから利益とかじゃなくて、今後、中・高生の人数が80・70万人とどんどん減ってくじゃないですか。そうすると建設業の必要人口は減ってくと思うんですけど、やっぱ人気職業ランキングに上げていくっていうのがうちのミッションですよね。
やっぱ中高生の人気職業ランキングベスト10に建設業が入ってくるっていうもう
「警察官じゃない!」みたいな、警察官も大事なんだけど、というところです。
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最後まで読んでいただきありがとうございました!
長嶋さんが抱いているキャリアナビゲーションへの思いといった所が伝わってきたのでは無いでしょうか?
この他にも社員の皆様を紹介した記事などがありますので、ぜひ読んでいただきたいと思います!
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