当社ではローストビーフの作り方にこだわっており、いかにおいしいお肉になるかを日々研究しています。(美容機器の会社です)
おいしさの秘密は3種のタンパク質
お肉料理の食感や味にダイレクトに影響してくるタンパク質が3種類あります。
「ミオシン」「アクチン」「コラーゲン」です。この3種のタンパク質は温度によって硬さや水分の保有量が変化します。
50度で「ミオシン」がやわらかく、56度で「コラーゲン」がゲル状になりさらにやわらかくなります。66度以上になると水分を多く含んだアクチンが破裂し、肉汁が肉の外にこぼれてしまいます。70度になると「コラーゲン」が再結合し、お肉が硬くなります。
上記から56〜66度くらいで調理するのが、科学的に一番おいしくなる調理温度となるわけです!
安全のために63度30分加熱!
厚生労働省の規格基準によると、63度で30分加熱することで食中毒菌を十分に不活性化できると言われています。ただし、温度が低くても長時間加熱することで同じように滅菌できるそうです。では、56度で同じように滅菌するにはどのくらいの加熱時間が必要となるかというと・・・およそ4時間です!
上記から63度30分で調理するのが、安全で時間もかからないという事がわかるわけです!
そうしてできあがったローストビーフがこちら!
塩胡椒のみの味付けでも出来立てならすごくおいしいです!
そして、失敗したローストビーフがこちら!
見るからにかたそう!! 調理温度が高すぎました・・・
クルールラボでは、料理好きのみなさんのご応募をお待ちしています!
(美容機器の会社です)