UPTEC株式会社 採用担当の北澤です。
今回のインタビューでは、当社の創業メンバーでありエンジニアとして活躍する竹村さんにお話を伺いました。技術者ならではの視点を交えつつ、ノンエンジニアにも分かりやすい形で、仕事観や技術に対する考えをお届けします。
竹村さんがUPTECに入社を決めた理由を教えてください
前職を含め、ずっとエンジニアとして仕事をしていたのですが、中国は技術力が高いので、今までよりさらに勉強になることも多いだろうと思いました。
─── 向上心ですね。中国は今すごいEV化が進んでいますよね。学生時代からエンジニアになろうと決めていたんですか?
はい、機械工学科で図面や強度計算などを勉強していたので、UPTECでは設備設計をやりたいと思いました。
─── 待遇面も決め手に?
そうですね笑 待遇も含めて面白そうだなと思いました。
UPTECの機械・電気エンジニアの業務内容を教えてください
大きい会社のように「ここだけできれば良い」ということはないです。
機械エンジニアは、一つのことだけできれば良いわけではなく、設計を含め据え付けなどの全工程でできるようになる必要があります。ドンピシャの人はなかなかいないと思いますが、向上心があればできることが増えると思います。
─── 電気エンジニアは?
中国のレベルは、日本の一般的な中小企業レベルよりはるかに高いんですよ。
サーボモーターをたくさん動かしたりするので、ある程度経験がないとできないと思います。
ただ、試作製作のときは、シーケンス制御や配線などの電気エンジニアが必要になる箇所が少ないので、設備の方(機械エンジニアよりの業務)にも入っていただくことになると思います。
─── 業務上大事にしていることってありますか?
やっぱりお客様第一で作りたいですね。ニーズに応えるというか。できて当たり前になりたいです。
今はNG判定とかが定量的にできていないので、もっとシステマチックな環境にする必要があるかなとも感じています。
─── システマチックな環境とはなんでしょう?
例えば不具合が発生した際に、数字などの明確な基準で OK / NG を判定するというようなことです。
現在は、改善の余地がありますが、より精度の高い評価ができる環境を構築していきたいと考えています。
最新の技術動向について教えてください
個人的な感想ですが、展示会の反応などから今は Waveピン (波巻ワイヤーのステーター) がトレンドなんじゃないかと思います。ハイブリッドモーターなんかに使われていますね。
─── たしかにお客様の反応良かったです。中国でもWaveピンの量産に成功したのUPTECだけですしね!最新技術を扱う面白さってどこにありますか?
刺激になるし、違う考え方や視点から捉えられるようになるので、新しい発見がありますね。
─── 竹村さんって将来こうなっていきたい!みたいのありますか?
複雑な設備関係に興味がありますね。具体的には・・うーん・・
─── NASAからオファーきたり?
すぐ行きます JAXAでもいい。ガンダム作りたい笑
─── え?笑 ガンダム好きですよね。ロケットとかはどうですか?
やりたいです。いまロケットアツいんですよ。日本初のEVロケットみたいのも面白そうですね。
─── UPTECの一事業として実現できたら夢がありますね!
日本にいながら中国の外資企業で働くことについて、メリットデメリットを教えてください
(良い点は)中国のエンジニアと話す機会があるので、技術的思想の違いを肌で感じますね。日本だと保守的ですが、彼らはまずやってみてダメならその時考える思想なので、スピード感があります。
デメリットは... 感じずらいですね。日本にあるからか。
家庭があるので、中国にいかないといけないときはワークライフバランスが崩れちゃうのはデメリットかもしれません。出張できない人は向かない会社かもしれませんね。
─── 働く環境はどうですか?
むっちゃホワイトだと思います。適度に規律がありはたらきやすい環境。言いたいことも言えますし。
─── メンバーの関係性も悪くないですよね?
はい、仲良いと言ってもいいんじゃないでしょうか。ガンプラ部ではいつでも新入部員をお待ちしています!
最後に求職者へメッセージをお願いします
まず一歩踏み出すことだと思います。
UPTECだとやらないといけない範囲が広いけど、技術力だけじゃなく価値観の幅を広げられますよ。
(技術的な)ノウハウ的なところもたくさんあります。
─── 中国側のバックアップも強力ですしね。本日はありがとうございました!
技術者としてはとても真面目で優秀な竹村さんですが、オフの姿はお茶目な魅力がある方です。そんな個性豊かなメンバーが揃っているのも、UPTECの魅力のひとつかなと思っています。
当社では、エンジニアをはじめ幅広い職種で募集中です。興味をお持ちの方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。