人は何故そうしなければならないのか、
自分に与えられた仕事の目標(意義や目的)が見出せなければどんどんやる気を失ってしまう。
これは、会社の経営においても、組織内の一部門においても同様のことだ。
目標は自分の成長の到達点を示す。
部門のマネジメントにおいては、目標をゴールとして、そのプロセス(過程)を担当者と部門長が共有することが大切なのだ。
不思議なもので、この仕組みが回りだすとミッション性が高まりモチベーションも上がる。
難しいこと言ってる?
面倒くさそう ?
もしも、そう思うならリーダーとしての求心力を得ることができないのではないか。
目標の共有が必要だということは、このように文章で見て、なるほどそうかと理解するものではない。
チームで一番の売上を稼いだ者が、もっと上を目指すと決めた時に、
もうこれ以上は自分一人の力では無理だと悟り、他の信頼できるチームメイトと売上2倍、3倍の目標を設定する。
一人の時のように簡単には、前には進めない。
あの手この手で、チームメイトをなだめながら、自分が持っているノウハウを惜しみなく丁寧に教えていくのだ。
この時、はじめて目標の共有が必要だと言うことを、自分自身で自然に理解する。
チームメイトはどんどん成長するだろう、求心力も大きくなっている。
しかし、一番成長するのは・・・
教えることは教わること、実は自分自身なのだ。