こんにちは、医療と介護をつなぐドクターメイトの宮原です!
ドクターメイトは、いつでも介護関係者のそばに医療がある安心をお届けするため、日中医療相談、夜間のオンコール代行サービスや専任の精神科医による精神科療養指導のほか、介護スタッフ向けの教育支援ツールを提供している会社です。
ドクターメイトでは、サービスを支えるWEBアプリ・モバイルアプリを自社開発しています。今回は、そのプロダクト開発を担当している渡辺悟史さんに、ドクターメイトに入社した経緯やエンジニアとしてのやりがい、今後やってみたいことなどを、詳しく語ってもらいました。
「コードを書くことで世の中を変えられる」エンジニアとして社会貢献したい
━まずは自己紹介をお願いします!
エンジニアとして、プロダクト開発を担当している渡辺悟史です。
大学卒業後、まずは組み込みソフトウェア開発企業で経験を積みました。その後Web系の会社を中心に幾つかの企業を経験し、フロントエンドからバックエンドまで幅広く経験を積んできました。さらに社会的意義のある事業に携わりたいと考え、ドクターメイトにジョインしました。
休日は育児に専念し、子どもと過ごす時間やイベント参加を大切にしています。趣味は写真撮影とライブ鑑賞で、月に1〜2回、家族の許可を得て好きなアーティストのライブに行っています。写真のほうは、子どもがカメラをいじるため最近はiPhoneで撮影しています。
━エンジニアになったきっかけは?
きっかけは、高校時代にコンピューターに興味を持ち、大学で情報工学を学んだことです。
当初の関心はコンピューターグラフィックスで、次第にプログラミングに興味が移っていきました。最初の就職先も、大学で学んだことを活かせる職場で働きたいという思いが強く、学部学科不問のようなところより、入社試験でプログラミングがある職場を選びました。
「コードを書くことで世の中を変えられる」というのが、エンジニアの仕事の大きな魅力だと思います。
最初に携帯電話向けのブラウザ開発に携わった時、自分の書いたコードが多くの人に触れてもらえる感覚が面白くて、すっかりこの仕事にハマってしまいました。
ただ、エンジニアの仕事は直接的な人助けにはならないので、間接的にでも人の役に立ちたいという思いから、医療系の分野に興味を持つようになりました。
チャレンジングな環境と社会貢献性の高い事業
━ドクターメイトへの転職を決めた理由は何ですか?
前職で8年程勤務している中で、チームや組織への貢献度が低下していると感じ、転職を考え始めました。
当初は積極的な転職活動はしていませんでしたが、スカウトをもらったことをきっかけに、話を聞いてみることに。
ドクターメイトを選んだ理由は、まず社会貢献性の高い事業であることが大きかったです。これまで医療系に携わってきた経験を活かせることや、高齢社会における介護の問題解決に貢献したいという強い思いもありました。
また、技術的にもRustを積極的に採用しているなどチャレンジングな部分が多く、自分のスキルアップにつながると考えました。
最終的な入社の決め手は、オファー面談時に開発メンバーが来てくれ、一緒に働きたいというメッセージを直接伝えてくれたことでした。
━現在はどのような業務を担当されていますか?
現在は、主に精神科医療指導サービスやオンライン診療の開発を担当しています。
具体的には、ReactやTypeScriptを使ったフロントエンド開発と、Rustを使ったバックエンド開発を行っています。また、開発だけでなく、プロダクトの仕様議論にも積極的に参加し、エンジニアの視点からアイデアを提案しています。
開発チームの中では、特定の技術領域に限定されず、フロントエンドからバックエンドまで幅広く担当するオールラウンダー的な役割です。「ディフェンダー」のように後方からサポートし、こぼれ玉を拾ってフォワードにパスする、そんな役割が好きです。
━ドクターメイトで働く魅力や働きがいは何ですか?
開発者でありながら、プロダクトの仕様や作るものについての議論に参加できることはドクターメイトの魅力だと思います。
Google Meetで繋がった状態で、複数人によるチーム開発を行うのが特徴です。リモートワークでありながらオフィスにいるような感覚で働けるのが良いですね。
一方的に与えられた計画からプロダクトを作るのではなく、本当に介護施設の役に立つのか、どうすれば使ってもらえるのかということに対して、エンジニアの意見も尊重されています。
サービスの方向に影響を与えられる点に非常にやりがいを感じています。
技術面では、Rustやドメイン駆動設計(DDD)のプラクティスを使っていることに面白さを感じています。読書会などを通じて常に学ぶ機会が多いです。チームメンバーは経験豊富なベテランが多いですが、貪欲に学ぼうとする姿勢があり、お互いに尊重し合える文化があります。
上下関係がなく「全員がリーダー」のフラットな関係性
━プロダクト開発チームのカルチャーと課題について教えてください。
ドクターメイトは全社的にフラットな関係性です。プロダクト開発も上下関係がなく、リーダーも持ち回り制で「全員がリーダー」。
真の意味でフルフラットな環境は、ドクターメイトのいいところだと思います。その良さを生かしつつ、組織体制の改善が課題だと思っています。
開発フェーズに入る前に要件を明確にし、プロダクトバックログをしっかりと掘り下げて優先順位を決めることで、効率的な開発を進めたいですね。早い段階でメンバーの思いをキャッチしうまく開発項目に落とし込むことで、開発効率を上げることで生産性を高めることが重要だと思います。
発展途上ゆえ、組織作りや技術面でもチャレンジできる
━エンジニアとして、今後やっていきたいことはありますか?
開発プロセスにおいて、スクラムを完全に運用していくことが重要だと考えています。PO(プロダクトオーナー)体制の確立もその一歩だと思います。
また、個人的な課題としてAIの活用を挙げたいですね。単純なコード記述などはAIに任せることで、リソース不足を補い、生産性を向上させたいと考えています。人間は要件定義やドメイン知識が必要な難しい部分に集中するという役割分担が望ましいでしょう。AIに任せられるところは任せ、エンジニアは本質的な課題に集中するのが理想的です。今後は、AIを使った開発において、いかに指示を効果的に出すか、どのような割合でAIに任せるかのノウハウを研究していきたいですね。
━ドクターメイトに興味を持ってくれた方へのメッセージをお願いします!
ドクターメイトはまだ発展途上の組織なので、組織作りにおいてもチャレンジできる環境だと思います。技術的な面でも、Rustなどの「ワクワクする」技術を積極的に取り入れています。また、まだ規模が小さいスタートアップなので、自分の意見が通りやすい環境でもあります。
楽しく開発したい人には最適な場所だと思うので、ぜひ一緒に働きましょう!ドクターメイトのサービスは医療介護の質向上に直結しているので、自分の技術を存分に発揮しながら社会貢献できる、とてもやりがいのある環境です。
興味を持っていただけた方は、ぜひ一度お話しできればと思います。お待ちしています!