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【エンジニア座談会】妥協せず話し合うから、納得感とユーザー価値を追求できるチームになった

こんにちは、ドクターメイトのアオパンです!
ドクターメイトは、いつでも介護関係者のそばに医療がある安心をお届けするため、日中医療相談の他、夜間のオンコール代行サービスを提供している会社です。

この度ドクターメイトはスマートフォンアプリを自社開発し、実証施設さまを対象に限定公開いたしました。

そんなホットニュースに合わせ、今回はアプリ開発を担当したエンジニアを3名お呼びしました! 明るくておしゃべりなことで定評のある、ドクターメイトのエンジニアたち。チームでの意思決定の方法や、働き方、そしてこれから目指す開発組織について、わいわい語っていただきました。

登場メンバー

・榎本さん:写真中央
・二瓶さん:写真左
・北野さん:写真右

お互いにフォローし合える、透明性が高く柔軟な開発体制

まずは自己紹介からお願いします!

榎本:榎本と言います。これまでは、金融と物流領域のソフトエンジニアとしてのキャリアがメインです。設計や社内SE、果てには物流現場で箱詰め業務まで、泥臭くやってきました。社員紹介記事により詳しく書いてあるので、併せて見ていただけると嬉しいです。

今は、ドクターメイトのプロダクトチームでグループオーナーをしています。グループオーナーはドクターメイト用語なのですが、一般的にはエンジニアリングマネージャと捉えてもらえると分かりやすいと思いますね。エンジニア組織全体を良くする事を考えながら、みんなと一緒に「どんなプロダクトを届けたら現場のためになるだろう?」と考えています。その内容を踏まえつつ、設計から実装まで一気通貫で携わっています。

二瓶:二瓶です。私は今年の1月にドクターメイトにジョインしまして、同じくプロダクトチームでエンジニアをしています。新卒では、SIerでミドルウェアエンジニアをやっていました。2社目から医療系ベンチャーにフルスタックエンジニアとして関わるようになり、1つのサービスを裏も表も作っていました。

3社目はHR企業でリードエンジニアとしてシフト管理系のプロダクト開発をリードしたり、最終的にはプロダクトマネージャー兼開発責任者としてシニア・介護系の新規プロダクト開発をしつつ、開発チームの組織作りもしていました。医療も介護も今までのキャリアで触れてきたところだったので、ドクターメイトから話をもらったときは運命的なものを感じまして、今に至ります。

今は榎本さんと同じく、医療相談アプリの開発を仕様検討から実装までやっていまして、スピード重視で作っていた過去コードのメンテナンスやクオリティチェックといった、リファクタリングのメイン担当としても動いています。今後、プロダクトを拡大していく上では、細かいところも整えておくほうがいいですからね。あとはデータ分析基盤周りの整備なども徐々に行っていたりします。

北野:北野です。キャリアとしては1社目はIT系システム開発会社に入って、ERPパッケージシステムのインフラ・アーキテクチャ寄りを担当していました。その後、Webアプリケーションエンジニア、チームマネージャーなどを経て、今は株式会社スタディストの執行役員とVPoEとして、組織づくりや採用を推進しています。

※VPoE……VP of Engineeringの略。開発・技術部門のアウトプットを最大化させるべく統括する、マネジメント責任者のこと。

ドクターメイトには業務委託として関わっていて、採用周りのお仕事を榎本さんと一緒にやったり、システムやアーキテクチャ周りのレビューのお手伝いをしたりしています。

どんなふうに働いているんですか?

榎本:主にリモートで、フルフレックスを活用して働いています。子どもがいるので、送り迎えの時間をカレンダーに入れて「ちょっと抜けます」なんて動きもできるので助かってますね。

北野:業務委託で働く僕も、主にリモートワークです。Googleカレンダーでお互いの予定を見つつ、柔軟に動いています。平日は打ち合わせや採用面談の同席をして、同期的なコミュニケーションが中心。土日にはミーティングで話す内容を頭の中で整理しています。出社する時もあって、ちょうど一昨日もエンジニアチームみんなでご飯に行きましたよ。

榎本:おしゃべりとイベントが大好きなエンジニアが集まっているから、ワイワイして楽しいですよ! 先日のCPO永妻さんの誕生日も、かわいいMeet背景を作ってみんなでお祝いしました。

二瓶:いつもみんなの誕生日のときに、永妻さんが必ずイベントを仕掛けてくれるので、今回はそれをやり返した感じですね(笑)。コミュニケーションの多いカルチャーだと思います。1on1も、入社したての頃は毎日やってもらっていたし、最近でも週に1〜2回やっていますね。

榎本:開発プロセスとしてはスクラム開発の基準に則って、2週間単位で開発目標を定め、計画から完成まで持っていく動きを繰り返しています。このサイクルをスプリントって言うんですが、スプリント開始時に「この先2週間で、これだけのことができそうだね」というのをエンジニア間できちっと共有して、デイリースクラムというミーティングで進捗を確認しながら進めています。

二瓶:やるべきタスクがBacklogに積まれていて、優先順位の高いものから着手していく流れですね。今のエンジニアメンバーはみんなフルスタックなので、自分のタスクが終わり次第、次のタスクを上からとっていくような動きをしています。デイリーで進捗が共有できていますし、誰が休んでもリカバリーできるくらいには情報の透明性が高いので、チームとしての生産性が担保できていますね。

榎本:ちなみにデイリーはもともと10時からやっていたんですけど、朝に弱いチームメンバーからの提案で、15時からに変わりました(笑)。開催時間も含め、みんなで意思決定していくことを大事にしています。

全員納得の「ユーザー価値」を目指して、ディスカッションを重ねる日々

みんなで意思決定する際は、どんなふうに検討するんですか?

二瓶:「わいわい会」と「思いを馳せる会」を通じて、みんなで納得するまで話し合うことが多いです。「わいわい会」は、解決したいテーマがしっかり決まっていて、それに対してペアプロやモブプロのような感じで集まって、みんなでわいわい意見を出し合って検討する会です。

榎本:「思いを馳せる会」では、比較的フワッとしたテーマ設定があって、方針を決めるためにおしゃべりする感じの会ですね。ゴールに対して、Aの道で行くか、Bの道で行くかというような大きな選択肢からより良い方を選んで、ネクストアクションを決めて、解散!

二瓶:発案者がおおむねの方向性検討はした上で会話するんですけど、結果的に全然違う着地になることもあるので、アドベンチャー感がありますよ(笑)。

榎本:そんな形で技術選定もがっつりやりますし、それ以外でもデータの持たせ方とか、北野さんと何往復も会話した記憶がありますね。「こっちの方がいいはず!」というお互いの意見を、みんなで出し合ってます。

北野:共有の方法としては、想定しうるメリット/デメリットをドキュメントに書き起こして、文章でシェアしています。この方法だと、その場にいない人も後で確認できるし、これから入社する人にとっても、意思決定の理由が確認できるんです。これも、業務の透明性を意識した動きのひとつですね。

意思決定の基準となる価値観はありますか?

北野:「ユーザー価値」が最上位ですね。お客様にとって良いかどうか、という基準なくして、良いプロダクトは作れないと思います。前例のない新しいものでも、お客様のためになると考えれば使うようにしています。

榎本:うちのチームはみんなが未経験の技術も採用していて、かなりチャレンジングなんですよ。みんなWeb技術者だけど、介護施設にとっての価値をディスカッションしたら「モバイルアプリだよね」という結論になったので、ネイティブアプリ開発に着手しました。

介護施設ではネット環境が不安定なことも多く、Webを前提に作ってしまうとうまく動作しない懸念があるんです。そうした業界特性も踏まえて、理解した上で開発を進めていくことは意識しているかな。

北野:文字のサイズにしても、比較的高齢の方や、システムを使い慣れていない方の使用を想定して議論しましたね。見た目の華やかさよりも、使いやすさを大事にしています。

榎本:議論には代表の青柳さんも、デザイナーさんも入ってもらったし、社内にいる看護師のメンバーにも見てもらいましたね。やはり社内にドメインエキスパートがいるというのはドクターメイトの強みなので、そうした意見は積極的に取り入れています。

二瓶:社内の意見以外にも、協力施設へユーザーヒアリングにいくこともあります。経営層と施設の信頼関係ができていて、心の距離がすごく近いので、検討材料をたくさん集めることができるという点でやりやすいですね。

北野:納得感のある意思決定の積み重ねも、「ユーザー価値」を高める動きのひとつ。短期的な目線ではディスカッションしていると時間がかかるから、「とりあえず動くものを作ってしまおう」と考えてしまいやすいと思うんです。

でも、その場合は後で必ず、作り直しレベルの修正が発生しますよね。そうしている間は価値提供が止まってしまう。その場その場でひとつずつ検討を積み上げながら取り組むことで、最終的には価値提供のスピードや大きさを最大化させることができると考えています。

強みを活かして幅広く。目指す世界の実現に向けてチームで成長していく

みなさんフルスタックとのことでしたが、必須要件なのでしょうか?

榎本:いえいえ!現時点でフルスタックである必要はないと思っています。ただ、自分の領域を広げていきたい人向けの職場ではあると思います。フロントエンドしかやったことないけど、バックエンドもやってみたいぜ!というような、チャレンジ精神のある方と一緒に働きたいですね。

フルスタックと言ってもそれぞれに強みがありますし、得意なことを活かしつつ、やりたいことにチャレンジしてもらえればと思っています。見るべきところはちゃんとレビューする文化もあるので、ある程度未経験でも大丈夫。

コードレビューでは、すごく綺麗にアーキテクチャ設計をできる「二瓶警察」がコードの取り締まりをしてくれているんです! ミーティングで、どうしてこういうリファクタリングをしたのか、といった情報共有もしてくれるので勉強になりますよ。僕自身、ポリスに捕まらないように日々精進しているところです(笑)。

二瓶:理不尽な取り締まりはしないつもりですよ(笑)。話し合って決めるというカルチャーも大事にしつつ、整理されたコードを書いていきましょう。経験がなくても気持ちがあれば成長できる環境ですので、ぜひ入っていただきたいです。

北野:単純に面倒見のいい人も多いですしね!チームのバランスがいいと思います。エンジニアとしての役立つ情報をチームでキャッチアップしましょうという文化もあるので、新しい人が入っても一緒に切磋琢磨できそう。これから組織拡大していくフェーズですが、そうした「いい文化」はしっかり継承しながら、開発を加速させていきたいですね。

最後に今後の展望をどうぞ!

二瓶:医療相談アプリはようやくリリースしたばかり。使っていただけるのはこれからなので、社内のCSチームと連携したり、エンドユーザーヒアリングを実施しながら、オンボーディングやUXまで手を伸ばせるといいなと思っています。

北野:今取り組んでいることは、中長期展望の1%くらいにも満たない部分だと思うので、100%を実現できるだけの開発組織づくりをやっていきます。スピード感といい雰囲気を両立するために、新しいことにどんどん挑戦していかないと。

榎本:アプリケーションの可能性はもっともっと広いので、僕たちがドクターメイトを引っ張っていくんだという気持ちで、信頼関係を作りながら走っていきたいと思います! 一緒に医療・介護の未来を変えてくださる方、待ってます!

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