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2025年10月1日、NEWONEの虎ノ門オフィスにて、来年度から新たに仲間となる6名の内定者を迎え、内定式を開催しました。
この内定式は、内定者にとって初めての“NEWONE体験”であり、企画と運営を担ったのは、今年入社した1年目の社員たちです。自分たちも1年前に同じ場にいたからこそ、当時の気持ちを思い出しながら、「思い出に残る一日」をつくろうと準備を進めました。
この記事では、企画に込められた想いと工夫、そして笑顔と温もりに包まれた一日の舞台裏をお届けします。
◆当日のプログラム
内定者歓迎・集合
社員全員での歓迎と、記念撮影からスタート。
代表上林からメッセージ
NEWONEの今と未来、期待がこもったメッセージ。
企画①:MIRAIZ
キャリアの第一歩をどう踏み出すか”をテーマに、カードゲームでの体感を通じてする、キャリアを考えるワークショップ。
企画②:相互理解ワークショップ
社員との交流を通して、価値観やキャリアの相互理解を深めるワークショップ。
懇親会
部署や年次を超えて交流するオフィスでの懇親会。食事とドリンクを囲みながら、ざっくばらんに語り合いました。
企画に込めた、「当事者としての想い」
去年の経験を活かして、コンセプトを練る
まず、1年目社員6名で「当日をどんな場にして、内定者にどんな気持ちになってほしいか」を話し合うことから準備がスタートしました。去年の自分たちが体験した内定式を振り返りながら、試行錯誤を重ねて、当日までの準備を行いました。
話し合いの中で全員に共通していたのは、「一生に一度の内定式を、楽しい思い出にしてほしい。入社への期待を高め、NEWONEのあたたかさを感じてほしい」という想いでした。
今年の内定式は、コンテンツ設計からプレゼント選定まで、すべて1年目社員が主体となって準備します。当日のコンテンツ担当と、プレゼント準備担当に分かれ、それぞれが責任を持って進めました。
コンテンツ担当の小関は、「自分たちが昨年感じたワクワクや安心感を、次の代にも味わってもらいたいという想いで準備しました。MIRAIZパートでは、“キャリアの一歩目をどう踏み出すか”を考えられるよう設計し、その後に、先輩社員との交流時間を設けることで、長期的な視点でキャリアを考えられる流れにしました」と語ります。
初めてのファシリテーションという挑戦
それぞれがやってみたいパートに手を挙げ、初のファシリテーションにも挑戦しました。MIRAIZパートを担当した飯田は、そのきっかけをこう語ります。
「昨年の自分にとっても、内定式がNEWONEでの最初の思い出でした。だからこそ、自分が“誰かの最初の思い出”をつくる側になりたいと思いました」
しかし、初めての準備には戸惑いも多く、先輩に相談する場面もあったそうです。
「何から手を付けたら良いかわからない状態で、先輩に相談したところ、『どんなかかわり方をしたくて、立候補したの?』と聞かれて、ハッとしました。『とにかく内定者に楽しんでほしい!』と素直な気持ちに立ち返れたことで、まずはやってみようと思えました」
この経験を通じて、NEWONEの一員として「まずやってみる」という姿勢と、「本質的な想いを起点に動く」ことの大切さをあらためて学ぶ機会となりました。
あたたかい歓迎と、NEWONEの文化への第一歩
社員総出で迎える内定式
いよいよ迎えた当日。集合場所で少し緊張した様子の内定者を、迎えに行きました。
オフィスの入口では、先輩社員がずらりと並び、笑顔と拍手でお出迎え。その瞬間、内定者たちの表情がふっとほころび、場の空気が一気にあたたかくなりました。新しい仲間を迎える喜びが、オフィス全体に広がります。
続いて、代表の上林からメッセージが贈られました。
形式的な辞令交付に留まらず、NEWONEの今とめざす未来が熱く語られました。入社後にどんな挑戦ができ、どんな未来を共に描けるのか、内定者一人ひとりの期待が高まる時間となりました。
MIRAIZ:キャリア観を深めるシミュレーション
ここからは、NEWONEらしく「自分のキャリアを考えるワークショップ」へ。
「MIRAIZ」では、未来の目標に向かって主体的に意思決定を繰り返すシミュレーションゲームを体験しました。
飯田は、ファシリテーションを終えて「『ゲーム楽しかったです!』『さっきお話ししたので、親近感が湧きました!』と言ってもらえたことがとても嬉しく、挑戦して良かったと思いました」と、内定者と心理的な距離が縮まったことを実感したようです。小関も「BGMを流したり、結果発表を盛り上げる工夫をしました」と、小さな演出の一つひとつにも、内定者の体験をより良くしたいという想いが込められていました。
相互理解ワークショップ:個性を知り、つながる時間
続いては、内定者と社員が交流する「相互理解ワークショップ」。
担当の中村は、「内定者に入社への期待感を高めてもらうこと」をゴールに設定し、20名ほどの社員の前でのファシリテーションを行いました。「フリートークの時間を長く取り、話題探しに困らないよう各テーブルに、トークテーマを設けました。また、さまざまな部署の社員と話せるように座席の配置も工夫しました」と、対話を生むための細かな設計もこだわりました。
ワークでは、「NEWONEでの一歩目」をテーマに、内定者が自身の価値観や入社後の目標を1人ずつ発表しました。
中村は、「6人それぞれの発表を聞いて、入社が楽しみになりました。私自身、進行を通じての気づきや学びもありましたが、先輩方のサポートもあり、良い場にできたと思います」と話しています。
未来へバトンをつなぐ
想いのこもったギフトと懇親会
懇親会では、役職や年次を越えて多くの社員が参加。フラットに対話し、お互いを知るというNEWONEらしい空気の中で、内定者との会話が弾みました。
終盤には、1年目社員が選んだプレゼントを手渡し。
瀬口、森、福田を中心に、「実用的でありながら、想いが伝わるもの」をテーマに検討を重ねました。
入社後すぐに使えるグッズやNEWONEのお客さまの製品、そして、1年目社員6名から内定者一人ひとりへ宛てた手書きのメッセージカードを贈りました。
この熱量を、未来へ繋ぐ
内定式を終えた1年目社員たちにとって、この経験は、大きな成長の機会となりました。
「自分たちが迎える側になったことで、あらためてNEWONEの一員であることを実感した」「内定者の笑顔を見て、1年前の初心を思い出した」準備や進行の中での反省も含め、この経験は確かな成長の糧となりました。“新しい仲間を迎えるバトン”を繋ぐ責任と喜びを感じた時間でもありました。
今回の内定式は、私たち社員にとっても、「どんな仲間と働きたいか」をあらためて考える機会となりました。
1年目社員の準備への想い、初めての挑戦、当日の細やかな工夫、そして全社員のあたたかい歓迎。そのすべてが、NEWONEが大切にする「人と組織の成長」という文化を体現していたと感じます。
6名の新しい仲間が、それぞれの個性を輝かせ、これからのNEWONEに新しい風を吹かせてくれることを、私たちは心から楽しみにしています。
私たちは、この熱量を未来へ繋ぎ、これからも「働く未来」を共に創っていきます。
※記載内容は2025年10月時点のものです