こんにちは、スペースモール社外役員の井上です。前回のストーリーで「営業企画開発チームはなにをやっているのか」を代表の小泉が紹介してくれました。今回は実際に公開されているスペースができあがるまで、を紐解いていこうと思います。ちょっとシリーズ化を目論んでいます(笑
トップバッターで紹介するのは今年(2021年)12月にオープンしたばかりのスペース「The Space 錦糸町」です。
どんなスペースか
まずはどんなスペースなのかを簡単に紹介していただきましょう。なんとこちらは代表の小泉自らが物件を仕入れてプロデュースをしたスペースになります。
井上:簡単にスペースの紹介をお願いします。
小泉:錦糸町から徒歩5分とアクセスが良い場所にあるスペースです。広さは80㎡ほどで、室内に階段があるメゾネットタイプの物件になります。
どうやって物件を見つけたか
井上:こういったスペースを見つけるのって難しいと思うんですが、どうやって見つけたんですか?
小泉:通常は不動産仲介会社と連携して物件情報を仕入れるのですが、この物件に関しては、前を通りかかったときに見つけた「テナント募集」の張り紙から連絡をし、契約に至りました。
井上:そういった出会いもあるんですね!
小泉:ケースとしては少ないですが確実にあります。気になる駅や商圏のビルは普段からよく見るようにしています。
どういったスペースにするイメージだったか
井上:最初に物件を内見されたときになにか具体的なイメージがあったのでしょうか?
小泉:実はスケルトン状態(内装工事などが入っていない状態)だったので、全くイメージが湧きませんでした。こちらが内見時に撮った写真になります。
井上:ここから出来上がりをイメージするのはかなり難しいですね(笑
小泉:はい。ただ、逆に「イメージのとらわれない形で思い通りに作ることができる」と発想を転換しました。初期投資は発生してしまいますが、もともと作りたいと思っていた「アウトドアをコンセプトにしたスペース」を企画して着手しました。
具体的な期間や価格について
井上:実際に企画を立ち上げてからスペース貸し出しまでの期間ってどれぐらいなのでしょうか?
小泉:賃貸借契約を完了してから入居日が決まります。入居日から工事完了までが1ヶ月ぐらいです。工事と並行して家具家電の発注を行い、工事が完了してからそれらの設置作業に入ります。これがだいたい1週間ぐらいです。さらに並行して予約ページの作成、マニュアルの作成などを進め、一通り揃ったらスペースの貸し出し開始になります。合計の期間は6週間程度ですね。
井上:スケルトンからの開始なのに、思った以上にスピーディでびっくりしました。費用面はいかがでしょうか?
小泉:一番大きいのは、やはり工事費です。約600万円ほど発生しています。今回はキャンプ用品を含め、アウトドアとしてのコンセプトを打ち出したかったので、家具家電にも力を入れました。その分少し費用がかさみましたが、工事費・家具家電含めて合計800万円程度です。
主な利用者はどんな人?
井上:まだオープンして10日ほど(オープン日:12月16日)ですが、順調に予約が入っているようですね。どういった利用者が多いですか?
小泉:もともとは家族同士の集まり、特にお子さんのおられるご家庭での利用を想定していました。お父さんがキャンプ好きで、お子さんにプチ体験をさせたいなどのシチュエーションは十分考えられますし、お母さんも屋内のキャンプなら安心されると思います。ただ、予約を開始してみると、法人での利用や大人だけの利用も入ってきており、幅広いニーズに対応できることがわかってきました。
井上:キャンプスペース、楽しみですね!なお、こちらがスケルトン状態の写真とほぼ同じアングルから撮った写真になります。感動的な違いですね。
今後の展望
井上:今回はスケルトン状態から企画するというチャレンジでしたが、他に作ってみたいスペースってありますか?
小泉:そうですね、近年のサウナブームを考えると、「サウナ付きのスペース」は面白いと思います。いろんな企画を具現化して、スペース活用の幅を広げていきたいですね!
井上:スペースができあがるまでシリース第一弾「The Space錦糸町ができるまで」。いかがでしたでしょうか。すべてのスペースがスケルトンから始まるわけではないですが、こういった背景を見ると、面白いですよね。スペースモールではスペースをプロデュースできるメンバーを絶賛募集中です。ご応募お待ちしております。
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