こんにちは。JMACです!
今回も前回に引き続き、JMACの若手コンサルタントの方に就活時のエピソードについて、インタビューを行いました。
ープロフィールー
金谷 貴広
2022年入社[新卒]
生産コンサルティング事業本部 サプライチェーン・マネジメント&デザインユニット
――金谷さん、本日はよろしくお願いいたします。まずは入社までの経歴や学生時代について、簡単に教えてください。
大学〜大学院までずっと、旧・東京工業大学(現・東京科学大学)生命理工学院に在籍し、植物生理学を専攻していました。
自身の就職活動について
ーー就職活動を始めたのはいつ頃ですか?
2020年の5月頃(大学院1年次)から意識し始めました。
元々はその年の4月から1年間、デンマークへの留学を決めていたのですが、ちょうどその時期に新型コロナウイルスが流行し始め、留学へ行くことが出来なくなってしまいました。当時は、研究室へも行けず、特にやることがなかったということもあり、就職活動を始めることにしました。
ーー就職活動時は、最初からコンサルティング業界に興味があったのですか?
いえ、最初は色々な業界をみていました。具体的には、金融業界やIT業界などをみました。
ーー研究分野に直結するような業界はみなかったのですか?
そうですね。当時、研究をするにしても、パンデミックの影響で研究室には行けませんでしたし、実地での研究というのもどうなのかと感じていました。私がずっと研究していたのは、サイエンスの分野であり、実地での実験を繰り返さないと成果がでないものであったため、それよりもより無形のサービスに興味を持つようになりました。
また、その時に強く感じたことは、研究活動やものづくりの場で困っている人々や瞬間が社会にたくさん存在しているということでした。志望理由とも重なるのですが、私はそうした困難を抱える研究者・技術者を支援していきたいと考えました。そこで、金融やITといった基盤構築支援の側面から支えたいのか、それともコンサルタントのようにビジョン・業務の策定側から支援したいのかなどを考え、業界を絞っていきました。
ーーその中からコンサルティング業界に決めたきっかけはありましたか?
私は就職活動中に、インターンに多く参加していました。金融業界は政府系の銀行、IT業界ではITコンサル系企業のインターンにも参加しました。その中で、そもそも自分が本当にやりたかったことは何なのかを考えました。
次第に「ものを作る・売る」行為そのものを支援したいと考えるようになりました。金融・ITの業界では、基盤を支えることが目的となり、実務側には間接的に関わることしかできないと感じました。そこでより直接的にアプローチできることを魅力的に感じ、コンサルティングファームへの就職を決意しました。
また、実際にコンサルティングファームのインターンに参加してみて、率直に自分に合っていると感じたことも大きな理由の一つとなりました。
JMACを選んだ理由
ーーJMACを知ったのはいつ頃ですか?
6月から7月頃です。
サマーインターンが始まる前に、就職活動サイトが主催するオンラインのグループディスカッション練習会に参加しました。その際、JMACも評価者側としてイベントに参加しており、その場で初めて知りました。その後、8月に行われたインターンに参加しました。
ーー多くあるコンサルティングファームの中から、なぜJMACを選んだのですか? サマーインターンの経験がきっかけだったのでしょうか?
そうですね。サマーインターンに参加する前までは、JMACについて全く知識がありませんでしたし、最初は「とりあえず参加してみよう」という軽い気持ちで参加していました。
その当時、私は研究開発の分野などで仕事をしたいと考えていたのですが、それが叶えられる企業が中々なかった中で、JMACはずっと長くそのような領域を支援していることに魅力を感じました。
ーー入社の決め手は何でしたか?
やはり、組織風土と、自分がやりたいことを実現できるという点が大きかったと思います。特に組織風土に関しては、私の所属していた研究室もそうでしたが、自分でやりたいことを決めて、それを実践するといった雰囲気に惹かれました。その点が、他のファームと比較しても特に良かったポイントだと思います。
入社してから
ーー先ほど研究開発をやりたかったとおっしゃっていたと思うのですが、現在、生産事業本部という少し異なる部署にいるのはなぜですか?
簡単に言うと、入社してから志望が変わりました。JMACでは一年目の間、OJTの形で仮配属期間が二回あります。私は前期に今所属している生産コンサルティング事業本部に所属し、後期に研究開発領域を担当するR&Dコンサルティング事業本部に所属しました。
元々、研究開発の領域に行きたかったのですが、まず大前提として、私がやりたかったのは「ものづくりの支援」でした。私は研究室でずっと研究開発を行っていましたが、プロダクトアウトが全然できず、どうしても論文で終わってしまうことが多くありました。また、企業との共同研究もしていたものの、それが製品として世の中に出ていくことはほとんどありませんでした。そのため、研究開発といっても、プロダクトアウトができるまでのプロセス全体に関わりたいと考えていました。
結果的に私は、新工場建設に関するプロジェクトを担当しています。新工場建設プロジェクトは、製造業各社にとって数10年に一度のビックプロジェクトです。数十億円、数百億円単位の金額が動くこともあり、そうした大規模なプロジェクトを自分で担当できるという点に面白さを感じました。また新工場建設時には、研究開発機能から製造機能、ひいては営業をはじめとした間接機能の改革も必要になります。加えて海外進出の案件などもあり、常に様々な経験ができることが大きな魅力に感じています。
ーー今は、どのような仕事をしているのですか?
現在、新工場建設だけでなく、スマートファクトリー(完全自動化工場)の企画構想から実際の建設までを一貫して支援しています。具体的には、ビジョン策定や経営計画に基づいた将来の販売量予測などの上流部分から始まり、工場建設の時期やそのために必要な土地の選定、どの設備を導入するか、どれだけの人を雇うかといった実務的な部分にも携わっています。
ーー入社してから感じたJMACの良さは?
一番良かった点は、ギャップがなかったことです。入社前に持っていたJMACのイメージと、実際に入社してからの印象で、いい意味でのギャップは多少はありましたが、基本的に、ギャップはなかったので、それが一番良かった点だと思います。
ーー「いい意味でのギャップ」というのは具体的には?
例えば、今行っているこのインタビューをお受けすることについて、私は上司に特段報告もしません。自分の裁量で、いつ打合せをして、何を決めるかということも決断することができます。それくらい、自由度が大きいということです。
JMACでは「自由と責任」をよく求められます。自由であるということは、一方で責任が伴う瞬間も多くあります。例えば、普通のコンサルティングファームでしたら、最初の数年は、アナリストとしてエクセル分析や財務分析を行うことが多いですが、JMACでは、若手のうちから、お客様の最前線で意思決定まで行うことが求められます。部署毎に若干違いがあるかもしれませんが、実際に私は入社二年目の時に、私が行った一時間のプレゼンテーションの結果で、本当に工場を建設するかが決まるといったケースを経験しました。実際にクライアント先の社長や役員の方に提案を行って、結果その方針で決定していただく、貴重な経験をさせていただきました。
ーー二年目ということは、本配属からまだ一年目ですよね?
そうです。とてもすごいことだと思いますし、自分でもびっくりしました。
実際に、少し前から私が提案した工場建設案件は進んでおり、現在も実際に推進を担当させていただいています。工場建設に向けて検討し、決めなければいけないことは多くありますが、それがとても面白いです。
ーー他にもJMACに入社して驚いたことはありましたか?
驚いたことは、仲の良さです。例えば最近、卒業される先輩のために卒業パーティーを開こうという話がありました。その際、最初はあまり人数が集まらないかもしれないと思って声をかけたのですが、結局20人ほど集まりました。しかも、部署や年齢関係なくです。上は役員から下は若手社員まで、年齢や役職に関係なくフラットに交流できる文化があるのは素晴らしいなと思いました。
また、自分で時間を決められる点も挙げられます。入社前は、もっとカレンダー通りに働く生活をするものだと勝手に思っていたのですが、実際には自分でスケジュールを組むことができます。日中に予定を入れたり、長めに休暇を取ることも可能です。普通なら上司にお伺いを立てて休暇を取得する企業が多いと思いますが、JMACではカレンダーを事前に調整しておけば、あとは自分で計画を立てることができます。もちろん、お客さんとの関係性も考慮しなければなりませんが、自由に時間を管理できる点は非常に大きなメリットです。
自分の時間を自分で設計できるという自由さがあるため、決められた成果を達成するためのプロセスも自分で考え、選択できます。会社にがっちり拘束されているわけではなく、自己管理をしっかりとしながら働ける点は魅力的です。
ーー最後にJMACに興味を持ってくださってる学生の方に向けてメッセージをお願いします。
先ほどお話ししたように、JMACでは「自由と責任」がありますが、そのリターンとして、強い成長実感や達成感を味わうことができます。私は好奇心が旺盛で、常に働き甲斐や成長実感を感じていたい性格なのですが、同じような気持ちを持っている方には、こんなにも適した環境はないように思います。
JMACは、お客様のことを深く考え、最適解を見つけ出すことに興味がある方で形成されている組織です。同じ想いを持っている方々にとっては、最も活躍できる土壌が整っていると思っています。ぜひ、JMACで「責任と自由」を感じながら、一緒に楽しく働いていただければ嬉しいです!
最後までご覧いただき、ありがとうございます!
JMACでは、説明会・インターンシップの募集を随時行う予定です。皆様のご応募お待ちしております!