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次なるステージに向けて、全員でMVVを再構築する「ビジョンサミット」を実施します。

こんにちは!株式会社リックス 代表取締役の熊谷です。

これまで少人数で地域に密着したサービスを提供してきた当社。その背景にあったのは、創業者から受け継がれる「お客様第一」の精神でした。

このマインドに支えられてきた一方、メンバーや時流に合わせたビジョンを、新たに構築し直す必要性を感じ、当社初の試みであるビジョンサミットを実施することにしました。
今回は、この取り組みの目的や想いを記していきます。


ビジョンサミットとは

ビジョンサミットは、現在掲げているビジョンや経営理念を、改めてメンバー全員で再構築するために設けた機会です。2025年2月から6ヶ月間、月に一度2時間ほど全員で集まる時間をとって実施します。

私が考えたものを皆さんに共有するのでなく、全員が参画して気兼ねなく意見を出し合い、リックスの未来を一緒に描いていけたらと考え、「首脳会議」という意味で用いられる「サミット」と名付けることにしました。



ビジョンサミットの目的

①意義目標の確立

「意義目標」は一般的なことばではないかもしれませんが、数字ではない “意義” における目標を私なりに等身大で表現したものです。

これまでリックスは、少数のチームでありながら、エディオンFCで80ヶ月連続目標達成(殿堂入り)を成し遂げるなど、他店では実現できない成果を出すことができました。

これは “チームリックス” として地域のお客様の為に真剣に尽くしてきた証でもあると考えています。

一つ大きな目標を達成した今、もう一度原点に帰り、
「お客様が望んでいるサービスが提供できているのか」
「私たちがやっていることで、お客様はどのような価値を受け取れているのか」

こんなことをしっかり見つめ直したいと思ったんです。

例えば、リックスは数字を上げた一方で、「もっと頻繁に家に訪問してほしい」と思っていてくださるお客様の期待に添えない、といったことがあるかもしれない。

また、リックスの祖業である家電販売を通して、“利便性” を届けるのみならず、家電があることで生まれる "幸せな瞬間" や "コミュニティ" を提供価値として最大化できるのではないか。

このような議論を通じて、まちの電気屋さんだからこそ出せる価値=私たちの事業の大義を再定義したいと考えています。


②MVV(ミッション・ビジョン・バリュー)の構築

「MVV」という概念はかなり一般的かと思います。

上記のような、リックスらしい「意義目標」を再定義した先で、しっかり未来も成長し続ける会社であるために、合わせてMVVの構築も進めていきたい。そう考えました。

現在のリックスは、第二創業期とも言える節目を迎えています。
実際、創立50周年・設立20周年を迎えたタイミングというのもありますが、事業的な背景があります。

一つは、結プロジェクトで50施設に太陽光発電・蓄電池システムの導入を実現したことです。

元々は固定買取制度(※)の活用を前提としてスタートしたプロジェクトですが、買取の期間を過ぎて以降も持続させる仕組みにするためには、これまでの延長線でない、新たなアプローチが必要だと考えています。
(※)再生可能エネルギー源(太陽光、風力など)を用いて発電された電気を、一定の期間・価格で電気事業者が買い取る制度

▽結プロジェクトとは?

【事業解説】"結"プロジェクト/売電収益を活用して地域を活性化! | 結プロジェクト
こんにちは。株式会社リックス代表の熊谷です。今回は、私たちが注力している新規事業である「結プロジェクト」についてお話しします!結プロジェクトとは?結プロジェクトの内容公共施設編文化振興編さいごに...
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もう一つは、再生可能エネルギー分野でのチャンスです。

固定買取制度が開始されて10年余り。これまで多数の事業者が参入しては淘汰されてきた業界かと思います。一方、まだまだ伸び代がある領域なのも明瞭です。

また、リックスが再生可能エネルギーを通じて目指す、エネルギーの地産地消で財貨が地域で循環する形は、これから大きな可能性を秘めています。


このように、今後新たなステージに進むにあたって、メンバー全員の「魂」を反映して、”チームリックス” として腹落ちできるものを作りあげていきたいです。


③リックスのブランド(価値)の発信

これまで、様々な成果に関して新聞記事やHPで発信をしてきたリックスですが、

「リックスって何してる会社?」
「リックスが大事にしている想いや価値観は?」

そういったことをすぐに答えられるまでには、「企業ブランド」としての統一性が足りていないのが現実です。

このビジョンサミットを通じて「リックスってこんな会社」というブランドイメージを言語化し、HPなどでビジュアライズもしていけたらと考えています。


④南信州一働きたい会社へ

これは上記3つをクリアにしていくことも含め、現在のチームリックスを強化する先で叶えたい、大きな目標です。

正直現状は、「南信州一働きたい」と言われるまでには改善点が山ほどあると感じています。
この機会に志を共有し合い、ビジョン達成に向けて歩めるより一層強いチームになっていく中で、一つ一つクリアしていきたいと考えています。

「現状維持」がスタンダードだったコロナ禍でも成長を続けてきた、少数精鋭の会社だからこそ、妥協ないチームづくりをしていきたいです。社員は、経営理念を実現するために集まった「同志」だから。

MVVを体現し、発信していくことで、同志が集まる会社になっていきたいです。



ビジョンサミットに先立って

改めてこのビジョンサミットで、今後のチームリックスの更なる成長の第一歩として、メンバーが腹落ちして熱意を燃やせる目標を一緒に言語化していきたいと考えています。

普段は各々の持ち場で活躍してもらっているため、なかなかじっくり対話する機会が持てていないので、全員で想いを交換し合えるのはとても楽しみですね。


このビジョンサミットで得られることを通じて、社員が充実した気持ちで働けたり、社員の家族も誇りに思えるような会社になっていきたい。これは私が昔から抱いている揺るぎない想いです。

明確に言語化された意義目標・MVVを作るプロセスそのものにも意味があると考えていますし、もちろんアウトプットも外部の人にリックスを認識してもらう大きなきっかけになると思います。

これまでメンバー1人1人が「お客様第一」の精神で真摯に取り組んできたからこそ成長してきたリックスで、メンバーと共に夢を描いていく未来がとても楽しみです。

そして、夢を実現するために急務である、組織強化。これから同志を1人でも多く迎えるにあたって、このビジョンサミットは大きな役割を持つと考えています。



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