「これがやりたい」と言えるものがあったわけでも、特別なスキルがあったわけでもありませんでした。
それでも、CATENASでのインターンを通して、少しずつ「まずやってみよう」と思えるようになったという鴨川さん。
今回は、群馬大学情報学部3年の鴨川結優さんに、CATENASでの挑戦や、インターンを通して感じた変化について聞きました。
初めてのインターン。きっかけは友達の紹介
――まず、自己紹介をお願いします!
群馬大学情報学部3年の鴨川結優(かもがわ ゆゆ)です。
CATENASでは「ひびのば」プロジェクトのインパクト測定設計を行っています。
ざっくり言うと、駄菓子屋事業がどれくらい社会にいい影響を与えているのかを「数値」で見える化する仕事です。
ロジックモデルを作ったり、KPIを考えたり、ダッシュボードを作ったりしています。
――CATENASのインターンに参加したきっかけは?
最初のきっかけは、友達がCATENASでインターンをしていて、その子が紹介してくれたことです。
初めてのインターンだったので、最初は緊張や心配ばかりでした。
「ちゃんとできるかな」と不安だったのですが、CATENASの社員さんや他のインターンの皆さんがとても温かく、優しく接してくださって。
「ここなら大丈夫かも」と安心したのを覚えています。
駄菓子屋の「社会的インパクト」を数値化する
――CATENASでは、具体的にどんなことをしていますか?
一番大きな仕事は、「ひびのば」の社会的インパクトを測定する仕組みづくりです。
まず、ロジックモデルを設計して、事業がどのようにつながっているのかを整理します。
その上で、社会的な効果を測るためのKPIを考えたり、その結果を見える化するダッシュボードを開発したりしています。
また、現在は中学生や高校生一人ひとりの苦手に合わせて類題を出題する、学習支援アプリの設計にも取り組んでいます。
学習データを分析して苦手を可視化し、それぞれに合った問題を提案できる仕組みを考えています。
――印象に残っている出来事はありますか?
実際に代表の神保さんと話しながら、壁打ちできることです。
特に印象に残っているのは、「ひびのば」のロジックモデルを作り直したときです。
GRASP(群馬サステナブル観光ファンド)の本格的なロジックモデルを参考にしながら、「ひびのば版」を作り直しました。
そこで神保さんから、
「これで進めてみよう」と言ってもらえたときは、すごく嬉しかったです。
自分で考えたものが、実際の事業を進めるための一歩になったように感じました。
一番難しかったのは「正解のない問い」
――活動の中で、難しかったことはありますか?
一番難しかったのは、「正解のない問い」に向き合うことです。
例えば、
「事業の側面って、社会と経済の2軸でいいのかな?」
「環境も入れるべき?」
みたいな、教科書には答えが載っていない問いに向き合う場面が何度かありました。
最初は、
「これで合ってるのかな……」
と不安になることもありました。
――そういうときは、どうしていたんですか?
周りの人と何度も壁打ちしました。
いろいろな意見を聞いていくうちに、「正解を当てる」ことよりも、
「自分なりに考えて、根拠を持って提案する」
ことのほうが大事なんだと気づきました。
それからは、分からないことがあっても、まず自分なりに考えてみるようになりました。
「まずやってみよう」と思えるようになった
――インターンを始めて、自分自身に変化はありましたか?
正直、まだ「自分が大きく変わった」とまでは思っていません。
今も毎回分からないことばかりで、試行錯誤しながら取り組んでいます。
でも、インターンを始める前よりも、
「まずやってみよう」
と思えるようになった気がします。
学校では先生から課題が与えられることが多いですが、インターンでは自分から考えて提案したり、意見を伝えたりする場面がたくさんあります。
最初は緊張していました。
「こんな質問をして大丈夫かな」と思うこともありました。
でも、CATENASでは自分の考えを受け止めてもらえる。
だから、
「とりあえず話してみよう」と思えるようになりました。
まだまだ成長の途中ですが、少しずつ自分から動けるようになってきたのかなと感じています。
分からないことを「聞いてみる」ことから
――これからCATENASで挑戦したいことはありますか?
これからは、「ひびのば」の実店舗で集まるデータを活用しながら、社会的インパクトをより正確に可視化できる仕組みを作っていきたいです。
ダッシュボードも、より実用的なものにブラッシュアップしていきたいと思っています。
――最後に、インターンに興味を持っている学生へメッセージをお願いします!
私自身、特に「これがやりたい」と言えるほどのものはありませんでした。
スキルも特に持ち合わせていませんでした。
それでも、CATENASでは分からないことを相談しやすく、自分の考えもしっかり聞いてもらえる環境があります。
だから、安心してインターンに取り組むことができました。
最初は専門用語も分からないことばかりで、「こんな質問をして大丈夫かな」と不安になることもありました。
でも、分からないことをそのままにせず、質問することが大切だと感じるようになりました。
少しでも興味がある方がいたら、ぜひ一緒に活動できたら嬉しいです!
「まだ成長の途中」だからこそ
特別なスキルがあったわけでも、明確な目標があったわけでもない。
そんな状態から始まった鴨川さんのインターン。
「正解のない問い」に向き合い、周りの人と何度も壁打ちをしながら、自分なりの答えを探してきました。
そして今は、分からないことがあっても、
「まずやってみよう」と思えるようになった。
大きな変化ではないかもしれません。
でも、自分から一歩踏み出せるようになったことは、これからの挑戦につながっていくはずです。
CATENASでの挑戦は、まだ始まったばかりです。