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【社長の想い】なぜいまコンサルファームなのか?デロイトを退職してまで作りたい世界観

こんにちは、株式会社コネクタブルー代表取締役の辻井です。

コネクタブルーは、新規事業開発を中心に戦略、オペレーション、テクノロジーの垣根を越え、代走型の支援を行うコンサルティングファームです。

コネクタブルーが提唱する【Fusion with Creativity】のアプローチで、戦略 × オペレーション × テクノロジーを融合させて深いインサイトや高いエグゼキューション力がこれまで評価されてきました。

私のキャリアとしては日鉄ソリューションズ→デロイト(DTC)→ワークスタイルラボを経て今に至ります。
デロイトでは、当時、アソシエイトディレクターまで務めておりました。

今回はそんな私が、コネクタブルー創業に至った背景大枠を書きたいと思います。

大手コンサルティングファーム在籍時の悩み

新卒で入った日鉄ソリューションズからコンサルファームに憧れて入社した、DTCには長く在籍させて頂きました。

DTCでは、経営にダイレクトにリーチができると思い、インダストリーサイドでのTMT(テクノロジー・メディア・通信)業界に入社しました。

思っていた通り、ありがたいことに1兆円企業のCIO、CFO、生産管理の役員などの経営層と交わる機会が本当に多かったです。例えば、アジア地域の半導体部品のサプライチェーンをダイナミックに変えることや欧州に多くの拠点を持つ販売子会社を1つの法人として統合し、いかにコストメリットを出すかなど、10億円レベルの世界規模の案件の提案~実行まで携わっており、矜持を強くもっておりました。

しかし、徐々に1000人、3000人と急速な勢いで従業員数が増加し、グローバルに足並みを揃え、分業制が強まってきました。

これまで、私自身は、経営管理、事業開発、SCM、会計、CRM、ERP、IoTと様々な領域に携わり、複数の知見を組み合わせて、いかにクライアントに「付加価値を提供しコミットするか」に重きを置いておりましたが、役割や業務内容がフォーマット化されていき、いかに与えられた専門領域の範疇で会社の売上/利益に貢献するのかが求められるようになりました。

近年のコンサルティング業界には以下のような課題があると感じております。

社会の複雑化に反する業界全体の型化

経営環境はどんどん複雑性を増しています。DXやAI、SDGsやESG経営、両利きの経営の体制構築など。

経営者が向き合わなければならないテーマやイシューはどんどん増えてきています。

それにより、コンサルティング業界への依頼が増えたこともあり、コンサルティングファーム全体の業務が、フォーマット化され、「クライアントのためにから自社の利益のためにへの変容」が起きてきました。

・ハイパフォーマーほどやる気をなくす

昔のコンサルティングファームでは、職人集団であり、厳選採用を行い、Up or Outの風潮がありました。

今のコンサルティングファームでは、質より量を重視する時代となり、どのファームも大量採用を行い、Up or Outの風潮もなくなっております。

それにより、全体的には働きやすくなった利点もありますが、志高くできるコンサルの方にしわ寄せが来て、難しくないテーマまで細分化された案件をいくつも、まるでロボットのように働かされます。

私は、そういった課題に立ち向かい、コンサルタントの原点回帰と、志高い方のゲームチェンジャーの場を目指すべく、コネクタブルーを立ち上げました。

ブティックファームを立ち上げて感じた新たな想い

事業開発文脈でコンサルティング支援をしていると、「クライアントが抱えるリアルな悩みに寄り添えているのか」という疑念が湧くようになりました。

また、コンサルティングに関わる周辺業界の方々と接するにつれて、以下のような悩みも聞くようになりました。

・(企業サイド)大手コンサルティングファームは発注金額が高いが、他に同等のレベルで依頼できるようなコンサルティングファームがどこなのか分からない

・(候補者サイド)大手コンサルティングファームから独立したが、どこも同じような案件ばかりで、しかも安く買い叩かれてしまう

今や大手コンサルティングファームよりもブティックファームや個人事業主の方のほうが、複雑なテーマに対する「寄り添う」姿勢が強いのではないか?

また、我々自身も新規事業に挑戦し続けることで、リアルなコンサルティングにも活かせ、企業やコンサルタントの皆様により解決できる幅が広がるのではないか?

そんな想いからフリーコンサルビジネスやコンサルファーム紹介ビジネスなど複数の新たなゼロイチ立ち上げに挑戦しており、数多くお問い合わせも頂いております。

コンサル出身者ぽくない、創りたい「自己実現集団」

これまで偉そうに色々述べてきましたが、私自身は、サラリーマンだから何かを我慢しなくてはいけないとか、役職が上がってくると納得いかないことでもしなければいけないとか、そういう考えは嫌いで、自分の好きなように生きたいと思っている人間です。

なので、社会にインパクトを与えるということ以上に、皆さんにも理不尽なことをできるだけ感じずに働ける居心地のいい会社を作りたいという気持ちが強くあります。

ただその意味合いとしては、働きやすい環境ではなく、働きがいのある環境のこと。

正社員も業務委託も全員が、圧倒的当事者意識で自身のキャリアを設計しており、皆で成長し続けていきたい、そんな想いを持った人間が集まっています。

ただし、物語を紡ぐ上では、まだ始まったばかりで、地味で地道な作業も山ほどあります。

そのような、これからの未来に一緒に楽しみを見いだせ、自分の人生の創作活動の1つのステージとしてコネクタブルーを活用して羽ばたいていきたいという方からの応募お待ちしております。


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