有限会社Lプランズ人事の中村です。

今回のブログは「就職活動の情報について」です。

最近学生の方から「情報がありすぎて何が良いのか正しいのか分かりません」という相談を受けることがあります。SNSに登録した瞬間に知らない企業や、匿名のユーザーから「無料セミナーに参加してみませんか？」とか「連絡先の登録をお願いします！」など相手の情報や顔が全く見えない中で連絡が一方的に来るそうです。自分のことを一切名乗りもせずに一方的な連絡って怖いですよね・・・・

今回は悪意や善意の話しではなくて、情報過多の時代だからこそ、情報リテラシーはより問われると思うので、その点について書いていこうと思います。

私が就職活動をしていた頃は、ちょうどガラケーからスマホ移行期だったので、情報を集めるツールは今と比べると限られていましたし全国の学生との関わりや企業の情報は自分から出向いたり、調べないと入ってこない状況でした。企業から連絡がくるということも無かったですし、自分でどうにかしなければ何を入ってこないのが僕の時の就職活動の印象でした。※あくまで私の就職活動のお話しです。

今は時代が大きく変わり、オンラインが普及されて、無料である程度以上のサービスを受けることができるようになりました。全国の繋がりが気軽に持てるようになりましたし、地方から都心部、都心部から地方へと様々な情報をすぐに手に入れることができます。

しかし、その点を深く考えてみると情報は入ってくれば入ってくるほど混乱をするということです。見落とした情報はすぐに新しい情報に流されてしまいますし、反応が良い情報が正しいと思い込んでしまったり、何もしなくても勝手に情報が入ってきたりと、無数の情報が目まぐるしいスピードで大量に流れていくことにしんどさを感じることもありませんか？

情報の取得の仕方に混乱やしんどさを抱えていると、選ぶことにしんどくなって、『なんとなくみんなが登録しているサイトに登録をしたり』、『なんとなく大手を目指したり』、『なんとなく自分に向いていない企業を決めつけてしまったり』と、見たり聞いた情報を勘違いして『なんとなく』を軸にしてしまって自分の可能性を狭めていることもあるかもしれません。

大手、中小企業問わず、将来性や魅力がある企業があるにも関わらず偏見や勘違いによって本当の企業の良さを知ることができていない可能性もあります。勝手に自分の向き不向きを決めて（自己理解不足）、企業のイメージを決めつけてしまって（企業理解不足）自分にとって聞こえの良い部分だけを取得してしまうからこそ、無数の情報に混乱してしまうのかもしれません。私自身も、つい根拠や出所を調べずに聞こえの良い情報に勘違いしてしまうこともあります。意識をしていても情報の取り方って本当に難しいですよね。

弊社では、もちろん匿名の情報にならないように連絡をする際や対面の出会い、オンラインでの出会いを大切にしています。当たり前のことかもしれませんが、情報過多の時代の中から弊社に興味関心を持ってくれたり、弊社に連絡をして頂く方だからこそ、丁寧にそして一方的な情報を伝えるだけにならないように心掛けています。面談をする中で相手にとっても弊社にとっても何か良いものが一つでも持ち帰ることができることを考えて対応しています。

現在、弊社では就職活動の始め方についてのお話し会を開催しています。一方的な弊社の説明にならないように、自己理解を広げるワークや、企業理解を知るための情報収集のアドバイスなど、その人ならではの就職活動がうまくいくようなお話しも取り入れています。価値観や興味関心を広げてみたい方には必見の内容となっています。

弊社が相手のことを思う気持ちは、就職がゴールではないと思っているからです。弊社と縁がなくても、いつかどこかで会うかもしれませんし、一緒に仕事をする関係になるかもしれません。もちろん弊社に内定をした学生は弊社の考えを深く理解して入社をすることになるので、入社後のギャップが少なくスムーズに仕事をスタートすることができます。情報に相違がないように、その方にとっての最善を考えることが弊社の人事だと思っています。もちろん時には厳しいことを伝えることもありますが、混沌とした社会だからこそ、必要なことは伝えるようにしています。

このツールを使っていることも既に情報の一つにはなりますが、就職活動等で情報が溢れているからこそ少し立ち止まって弊社と情報交換や気軽なお話をできたら幸いです。

実際にお話しをした学生の方からはありがたい感想を頂くことも増えておりますので、今回このブログを読んで少しでも興味関心を持った方はぜひご連絡頂きたいです。

ぜひ現状の就職活動の情報なども教えてください。また弊社のような中小企業がどのように学生に知ってもらえるかのアドバイスなども頂けたら幸いです。

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ぜひお待ちしております。