オンプレとは、ざっくりですが自社で準備したサーバーに必要なOSやミドルウェアをインストールし、自社ネットワーク内で運用するような仕組みです。メンテナンスなどは全て自前で行う必要があります。この作業の一つにOSのバージョンアップがあります。
OSバージョンアップ作業のポイントは ”どこまで最新化する”か。
CPUやメモリのスペックに対してOSがどのバージョンまで到達するか、到達するバージョンに対してOS上で動作する仮想マシン、周りの機器やミドルウェアが対応するか、例えばデータベースに紐ずくものであれば、PostgreSQL、Oracleといった管理システム、冗長化や負荷分散の機器、それらを監視する監視システム、それらがバージョンアップ後も問題なく動作するか。この様なことを一つ一つ調査し、OSのバージョンを決め、合わせてアップグレードが必要なミドルウェアや周辺機器を洗い出しすることになります。
実際にアップグレードしたらアープテーブルが消えたなんてことも。。。そんなことが起きるの?ってことが発生しますが、そこを解決したときメンバーとぐっと仲良くなれますし、パワーアップしますよ!