1. はじめに:初めての「ワーケーション」へ
こんにちは!マオです!
入社して1年半。これまでは「いつか必要になる時のために」と思いながら、有給休暇をなかなか使えずにいました。
そんな中、社内制度として導入されている「ワーケーション制度」を利用してみることに。ワーケーションとは、「ワーク(work)」と「バケーション(vacation)」を組み合わせた言葉で、観光地や好きな場所で働きつつ、休暇を楽しむ新たなワークスタイルを意味しています。また、モアアジアでは、年間取得日数を守れば海外在宅勤務も認められています。
行き先に選んだのは、ベトナム中部のリゾート都市・ダナンです。
営業メンバーはベトナム拠点(ハノイ、ホーチミン、ダナン)への出張もありますが、私はまだダナンだけ行ったことがなく、「せっかくならこの機会に」とプライベートで挑戦してみました。
初めての有給休暇、初めてのワーケーション。少し緊張しながらも、ワクワクしながらの出発でした。
2. ダナン滞在の目的とスケジュール
今回の滞在は2025年10月12日から24日までの約10日間。
友人と滞在し、「仕事をしながら旅を楽しむ」スタイルにしました。
スケジュールはゆったりめ。
10/12(日)にダナンに到着し、最初の週は以下のようなスケジュールです。
- 13日(月)は日本は祝日でお休みなので観光
- 14日(火)はホテルで1日リモートワーク
- 15〜16日の2日間有給を使って観光
- 17日(金)は午前働き、午後休
翌週も同じように、半休と有給、一日仕事をする日をうまく組み合わせて、仕事と観光をバランスよく織り交ぜるペースにしました。
3. ダナンでの仕事と時間の使い方
今回、空港から車で10分強、海の近くの宿泊先を選びました。一階には大きな池があり、鯉がたくさん泳いでいて、ホテルの中には緑がたくさん茂っていました。受付ではスタッフさんとLINEを交換して、何か質問があれば、英語でテキストを送ってやりとりを行っていました。
滞在中は、ホテルのワークスペースで朝から仕事をスタート。ベトナムと日本の時差は2時間なので、2時間早く就業することになります。リモートワークとはいえ、目覚めてご飯を食べて、身支度を整え8時に仕事を開始するのは少しバタバタしました。
オンライン会議も普段通り行い、お客様との打ち合わせや、案件の対応も問題なく進みました。
セキュリティの観点からホテルのWi-Fiは利用せず、スマートフォンからのテザリングを利用しましたが、ネット環境も安定しており、特にストレスを感じることもなく、普段と変わらずに業務を進めることが出来ました。
今回の海外勤務&ワーケーションで印象的だったのは、上司たちの理解の深さです。
私は営業とディレクションの2つの部署に所属しており、どちらの上司にも事前に相談したところ、
「(今やっているプロジェクトとの調整ができるなら)いいよ!ぜひ行っておいで」と即OK。
プロジェクトへの影響も心配していましたが、チームが柔軟にフォローしてくれて、本当にありがたかったです。
4. 現地での体験:霧の中の「神の手」橋
仕事の合間には、ベトナムらしい自然と文化をたっぷり満喫しました。
初日は両替ついでに近くの市場を見て周ったり、ダナン名物のドラゴンブリッジを見に行ったり、世界遺産の街・ホイアンまで足をのばしたり。
中でも印象に残っているのは、バーナーヒルズで見た「神の手」橋。
朝10時ごろに到着したとき、辺りは濃い霧に包まれていて、幻想的な雰囲気。
メリーゴーランドに霧がかかっている光景も、少し不気味ですが映画で見たことがあるような雰囲気でした。
「神の手」橋の上には世界中から来た観光客が集まり、各国の旗と一緒に写真を撮っていました(残念ながら日本の国旗は見当たりませんでしたが…!)。
5. 気づきとこれから
今回のワーケーションで感じたのは、「働く」と「休む」をうまく切り替えることで、
仕事の集中力も、心の余裕も高まるということ。特に午後休の時は友人と早く出かけたいので、短い時間に集中しようという気持ちになれました。
普段と違う環境でPCを開くと、いつもよりちょっとだけ緊張感が生まれて、集中できた気がします。
また、上司やチームメンバーの理解があることで、「制度を使っていいんだ」「自分の働き方をつくっていいんだ」と思えるようになったのも大きな変化です。
ダナンで過ごした時間は、仕事に向き合う気持ちをリセットし、「また頑張ろう」と思える、かけがえのない経験になりました。