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AIに講義を代わらせるのではなく、「学び」を本来の形に戻す ―― AI開発研修(初級)を作り直しています

IT未経験から転職を目指す方向けの「AI開発研修(初級)」を、いま少しずつ作り直しています。きっかけは、海外の教育現場の取り組みを紹介した2本の記事でした。この記事では、まず2本の記事の内容と、そこから受け取った考え方を紹介します。そのうえで、実際の研修の一単元(Linux基礎「ファイルとディレクトリ操作」)を、どのように変えたのかを画面とともにお見せします。新しい形の研修を担当していただく講師のみなさんに、最初に読んでいただくことを想定して書きました。なぜ研修を作り直すのかこれまでの研修は、1か月18日・1日8時間のなかで、講師が内容を一つずつ説明していく形でした。学んだ日、3日後、1...

見えないメーターが、一番怖い——ChatGPTとCodexの共通利用枠を考える

AIを仕事で使うとき、私たちは「何ができるか」だけでなく、「どれくらい使えるか」も気にするようになりました。10月31日に更新されたOpenAIのヘルプページを読んで、私は携帯電話の通信量を思い出しました。株式会社GLOBAL SERVICEでAIの職場活用に取り組む立場から、今回分かっていることと、まだ分からないことを整理します。※カバー画像の数値や時刻は説明用のイメージです。実際の利用枠やリセット時刻を示すものではありません。12月から、ChatGPTとCodexの利用枠が共通にOpenAIのヘルプページによると、12月からPlus、Pro、Businessの各プランで、ChatGP...

AIエージェントに仕事を任せるとき、管理者が手放すもの、手放さないもの

AIに調査を頼み、その結果で資料を作り、次の作業まで進めてもらう。そんな使い方が身近になってくると、管理者は必ずこう考えます。「どこまで任せて、どこで自分が確認するべきだろう?」この問い自体は新しくありません。部下に仕事を任せるとき、管理者はずっと同じことを考えてきました。違うのは、AIを相手にすると、これまで曖昧なままでも回っていた「任せ方」の弱いところが、はっきり表に出てくることです。私たちGLOBAL SERVICEの「AI職場実践コース」では、自分の背景や目標をAIに伝えることや、仕事の進め方を繰り返し使える手順にすることを扱っています。受講者の実践から見えてきたのは、AIを仕...

「AIって、何に使えばいいの?」研修で学びながら使ってみる理由

こんにちは!株式会社GLOBAL SERVICEの今林です🌎最近はニュースやSNSでも「AI」という言葉を見かけない日がないくらい、かなり身近な存在になりましたよね。でも、AIと聞くと、「便利なのは知っているけど、結局何に使えばいいんだろう?」「使ってはいるものの、使いこなせていない気がする」と思っている方もいるのではないでしょうか。今回は、そんなAIについて、私たちの研修ではどのように取り入れているのか、そして研修を通してどんな力を身につけてほしいと思っているのかをご紹介します!AIも、使い方を正しく学ぶことが大切入社後の研修は、AIを学び、使う機会があるもちろん、講師もしっかりサポー...

開発経験の次に、何を身につける?GSの仕事・配属・AI研修を紹介します

Java、Python、JavaScriptなどを使って、実務でコードを書いてきた。経験を重ねる中で、「これからどんな力を身につけよう」と考えることはありませんか。GLOBAL SERVICEでは、開発経験を活かしながら、次の強みを育てたいエンジニアの方を募集しています。今回は、入社後の仕事、配属の決め方、学習の支援についてご紹介します。大規模システムを支える仕事に、開発経験を活かす配属は、事業部長・営業・本人で相談しますAIを実務に活かすための研修を、勤務時間内に案件に必要な技術の学習も支援これまでの経験と、次に取り組みたいことを聞かせてください大規模システムを支える仕事に、開発経験を...

AIに相談する、その先へ。OpenAI DevDay 2026で見えた仕事と開発の変化

2026年9月29日、OpenAIの年次開発者イベント「DevDay 2026」が開催されました。今回発表されたのは、新しいモデルだけではありません。継続して仕事を進めるAIエージェント、チームで使う共同作業スペース、クラウドで動く開発環境など、AIと働くための仕組みが幅広く紹介されました。(openai.com)発表を見て私が感じたのは、AIに任せる仕事の範囲が広がっているということです。質問への回答やコードの生成に加えて、情報を追いかけ、作業を進め、人のレビューにつなぐ。その流れを、日常の仕事に組み込もうとする方向が見えてきました。今回は、私たちの開発や業務改善に関わるポイントを中心...

AI時代だからこそ、会社の「原液」を言葉にする。Wantedly FUZE2026で考えたGSらしさ

2026年9月25日、GS代表の戸井と一緒に、Wantedlyの「FUZE2026」に参加してきました。今回、会場で何度も登場した少し変わった言葉があります。「原液」です。会社にはミッションやビジョン、バリューがありますが、今回の「原液」は、それらをもう一段掘り下げたところにあるものとして扱われていました。この会社は、何のために存在しているのか。そして、何かと何かの間で迷ったとき、どちらを選ぶ会社なのか。AIによって採用も仕事そのものも大きく変わろうとしている今だからこそ、会社の中にある「変わらないもの」を改めて考える。今回のFUZE2026では、freee共同創業者の話を聞くだけでなく...

音声入力とAI:机の前にいない時間のほうが、仕事が進みます

音声入力とAIエージェントで、自分の働き方をどう組み直したかこの1年ほどで、自分の働き方がかなり変わりました。何を使って、どう変わったのか。うまくいっていない部分も含めて、そのまま書いてみようと思います。これはAIの解説記事ではありません。一人の管理職が、AIによって実際に働き方をどう変えているのか。その途中経過の記録です。オフィスでは、AIに話しかけられませんいま、文章の入力はほとんど音声でやっています。使っているのはTypelessというツールです。いちばん効いているのは、速さではありませんでした。言語を切り替えなくていいことです。私は仕事の中で、日本語・英語を行き来します。これまで...

最高性能でも36.53% - AIが苦戦した意外な仕事

こんにちは!研修講師の伊藤です🍁文章を作り、画像を描き、プログラムまで書けるようになったAI。最近では、簡単な指示を出すだけでWebサイトやアプリのコードを作ってくれることもあります。ここまでできるなら、AIは自分自身を動かしている仕組みも作れるのでしょうか?そんな少し不思議な疑問を調べた研究が発表されました💡今回は、Φ-Bench(ファイ・ベンチ)という研究をもとに、AIが苦戦した意外な仕事をご紹介します。1.AIが苦戦したのは、⚪︎⚪︎な仕事今回の研究でAIに任せたのは、AIモデルそのものを作る仕事ではありません。AIが学習したり、私たちの質問に回答したりするために必要なソフトウェア...

新モデル「Jev」:95%正しいだけでは、任せられません

AIに何を渡し、何を人に残すのか。その線の引き方について9月15日に発表された、あるAIモデルの話から始めます。ただ、書きたいのは新製品の紹介ではありません。仕事のどこまでを機械に渡して、どこから先を人が持つのか。その線をどう引くか、という話です。私たちの仕事にも、まっすぐ関わってきます。喋れない、書けない、コードも出せないモデル2026年9月15日、TypeSafe AIという新しい研究所が、最初の公開モデル「Jev」のEarly Accessを発表しました。このモデルは、普通のAIチャットのようにあなたと会話しません。文章も書きません。コードも生成しません。自由な文字列を生成すること...

学んだ知識が、一つのアプリになる。FEコースのご紹介

こんにちは。採用・研修業務を担当している今林です。プログラミングを学び始めると、少しずつコードが読めるようになり、書けることも増えていきます。その一方で、こんな疑問を感じる方もいるのではないでしょうか。「学んだ技術は、どう組み合わせればよいのだろう」「自分にも、アプリが作れるのかな?」今回は、学んだ技術を組み合わせて作る「AI占いアプリ」をご紹介します。FEコースで作る「AI占いアプリ🔮」一つずつ機能を組み立てていくAIとつながる仕組みも体験する実際に取り組んだ受講生の声最後にFEコースで作る「AI占いアプリ🔮」私たちの研修には、フロントエンドについて学ぶ「FEコース」があります。FEコ...

AIのChat、Work、Codeはどう使い分ける?

ChatGPTとClaudeの3つの仕事モードを整理してみた最近、ChatGPTとClaudeを両方使っていると、面白いことに気づく。両社とも、AIの使い方をほぼ同じ「3階層」に整理し始めている。ChatGPT:Chat / Work / CodexClaude:Chat / Cowork / Claude CodeちなみにClaude側は「Work」ではなく、正式名称はCoworkだ。一見すると、どれも似ている。文章を書けるし、調査もできる。ファイルも読めるし、コードも書ける。それなら、なぜわざわざChat、Work、Codeを分ける必要があるのか。いろいろ調べてみると、違いは「何がで...

GPT-6 Astra 全解説 ——「AGIの時代へようこそ」

世界規模のAI大障害が明けた翌日、2026年9月4日の未明——日本時間の午前4時33分(北京時間3時33分)に、OpenAIは GPT-6 Astra を発表した。一言でまとめるなら、OpenAI自身の表現がいちばん近い。「最も賢く、最もアラインされたモデル」。GPT-4のときのような、全方位での王座奪還という手触りがある。そして注目すべきは、これがコーディング特化のモデルではないという点だ。美的判断力を持ち、仕事のできる博士級のスタッフ——そういう方向に振り切っている。ただし公開初日に使えるのは一部の組織に限られ、ChatGPT Plus / Pro / Business / Ente...

ChatGPT Work×Vibe Codingで3日間。AI情報サービス「菅のAI日課」をMVP開発し、2週間運用してみた

最近、GS研修サービスの発信サイトの一部として「菅のAI日課」という小さなWebサービスを作り、試験運用しています。内容はシンプルです。AIに関するニュースやトレンド、そして私自身が仕事でAIを使う中で得た気づきを、毎日10〜15分程度で読める記事にまとめ、テキストと音声で届けるサービスです。名前の通り、「AIについて毎日少しずつ触れる日課」を作ることを目指しています。ただ、今回自分にとって一番面白かったのは、サービスの内容だけではありません。企画からMVP公開まで、ほぼChatGPT WorkとVibe Codingを使い、3日程度で形にしたこと。そして、そこで終わらず、そのまま約2週...

最新情報にも対応!研修教材リニューアルの裏側

こんにちは🌻研修講師の伊藤です💻「講師の仕事」というと、受講生の前で授業をしている姿を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか?もちろん授業も大切な仕事ですが、その裏側では教材の作成やテストの見直し、技術に関する情報収集など、さまざまな準備を行っています。現在、私が取り組んでいるのが研修教材のリニューアルです!今回は、教材をどのような視点で見直しているのか、普段はあまり見えない教材づくりの裏側をご紹介します。なぜ教材をリニューアルしているの?リニューアルを始めた理由は、受講生により深く内容を理解してもらえる教材にしたいと思ったからです。以前の教材にも必要な内容は書かれていました。ただ、初...