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「変わりたいと思った瞬間に、もう決意はしているんです。あとは自分がどうしたいか。理想の自分は、本当はどうありたいのか」
そう語るのは、2025年10月にEnagic株式会社へ入社した杉原 光都さん。大学院でドローン技術を研究後、新卒でNTT西日本に入社。DXコンサルタントとして順調なキャリアを歩んでいました。
しかし、杉原さんは安定した環境を離れ、創業間もない長崎のスタートアップへ飛び込むことを決意します。しかも、別のITコンサル企業への転職がすでに決まっていた状況で、その内定を辞退してまでの選択でした。
何が杉原さんをそこまで突き動かしたのか。大手企業で感じていた葛藤、Enagicとの運命的な出会い、そして「地方からぶち上げる」という熱い想い。くすぶりながらも一歩を踏み出した杉原さんの軌跡を、ぜひご覧ください。
キャリアの原点は大学院時代。「人のキャリアに向き合う」中で見えた自分の道
ーーまず、Enagicに入社するまでの経緯を教えてください。NTT西日本という大手企業からの転職ですが、キャリアの原点はどこにあるのでしょうか?
キャリアを意識するようになった原点は、大学院時代にあります。当時、研究と並行してNPO法人で後輩たちのキャリア支援を行っていました。面接練習やイベント開催を通じて50人ほどの後輩と向き合う中で、「人のキャリアに向き合えるって、なんて素敵なことなんだ」と強く感じたんです。
周りの同級生が就活で後悔しているのを見ていたので、「後輩たちには納得した就活をしてほしい」。そんな想いで無給で活動していましたが、それが全く苦ではなく、むしろ大きなやりがいでした。後輩のキャリアと向き合う中で、「じゃあ、自分自身はどうありたいんだっけ?」と自問自答するようになり、それがキャリアを本気で考えるきっかけになりました。
ーーそこからNTT西日本へ入社されたのは、「地方創生×IT」という軸があったからだそうですね。
はい。漠然と「地方のためになることをしたい」という想いがありました。大学院ではドローンを使った画像処理などIT周りの研究をしていたので、自分のスキルを活かせる「地方創生×IT」を軸に就職活動を行い、NTT西日本に入社しました。
NTT西日本では、主に物流業界や観光地のDXコンサルティングに携わり、プロジェクトマネージャーとして要件定義から運用保守まで一貫して担当しました。お客様の課題をロジカルに分解し、解決策を提案する力はこの時に鍛えられ、今の仕事にも非常に活きています。
「もっと当事者として関わりたい」くすぶっていた日々と、運命の出会い
ーーNTT西日本でも地方に関わる仕事でやりがいを感じていた中で、なぜ転職を考え始めたのですか?
仕事自体にやりがいは感じていたものの、去年の8月頃から「このままでいいのか?」という漠然とした不安が芽生え始めました。大阪から地方を支援する形でしたが、「もっと本気でやるなら、その土地に根付いて、当事者としてやるべきじゃないか」という想いが日に日に強くなっていったんです。
もっとお客様の近くで、自分の介在価値を発揮したい。そう考えていた時、代表の大友さんと出会いました。実は当時、すでに別のITコンサル会社への転職が決まっており、長崎からフルリモートで働ける会社でした。
しかし、大友さんと出会った瞬間に「この人は何か違う」と直感しました。大友さんが語る「地方からぶち上げる」という言葉が、くすぶっていた自分の想いと完全に一致したんです。ここでなら、自分のビジョンが実現できるんじゃないかと強く感じ、2回目に大友さんと会うタイミングで入社の意思を伝えました。
入社初日から「事業責任者」。熱量がすべてのスタートアップで描く未来
ーーすごい決断力ですね!実際に入社してみて、Enagicはどんな会社ですか?
入社初日から「一般社員」ではなく、「事業責任者としてやってほしい」と提案いただきました。年齢や社歴は関係なく、成果と挑戦意欲で評価するという社風は本当でした。痺れましたし、その覚悟でやろうと改めて思いました。
会社の雰囲気は、和気あいあいとしていますが、根底には全員が「地方からぶち上げる」という熱い想いを共有しています。代表の大友さんがよく言うのですが、私たちは「NEOゾス系」なんです(笑)。ビジョンが一致しているので、具体的な職種が決まっていなくても、走りながら考え、高速でPDCAを回していける強さがあります。
ーーまさに創業期ならではの面白さですね。杉原さんが今後、Enagicで成し遂げたいことは何ですか?
個人の目標は、2年以内にEnagicのCOOになることです。代表の大友さんが語るビジョンは壮大で、時に抽象度が高いので、それを具体的な事業に落とし込み、大友さんの右腕として事業を拡大させていくのが僕の役割だと思っています。
そして会社としては、3年で売上10億円を本気で目指します。「できたらいいな」ではなく、「やるから、どうしようか?」という思考で日々動いています。長崎で創業した会社がこれを達成したら、どんな景色が見えるんだろうって、今からワクワクしていますね。
「変わりたい」あなたへ。一歩を踏み出す勇気を
ーー最後に、この記事を読んでいる「変わりたい」と思いながらも一歩を踏み出せずにいる方へメッセージをお願いします。
「変わりたい」と思ったその瞬間に、もう変わろうと決意しています。あとは、大手企業だからとか、周りの目とか、そういうしがらみを一度なくして、「理想の自分は本当はどうありたいのか?」と心に問いかけてみてください。そうすれば、自ずと進むべき道が見えてくるはずです。
地方には、まだ光が当たっていないだけで、ポテンシャルを秘めた企業がたくさんあります。私たちは、そういう企業の可能性を解放し、地方から日本を盛り上げていきたい。
この想いに少しでも共感してくれた方は、ぜひ一度、会社ホームページかWantedlyから気軽に連絡をください。
私たちと一緒に、地方からぶち上げましょう!