取り扱い物件数の増加とともに、組織の規模や業務スピードも飛躍的に成長し続けるJ.P.Returns。その中で、物件の商品化から契約の締結・管理までを一手に担うのが契約管理部です。今回は、そんな部署をけん引するSさんに、入社の経緯や契約管理の仕事の魅力、求める人物像、そして今後の展望までをじっくり聞きました。
不動産経験者としての新たな挑戦|「より深く、広く」知見を活かせる場を求めて
―― J.P.Returnsに入社したきっかけを教えてください。
前職でも不動産業界にいたのですが、ある時期から「これまでの知見をもっと深く、もっと広く使ってみたい」という思いが芽生えてきました。それに加えて、「自分のスキルがどこまで通用するのか?」というチャレンジ精神も湧いてきたんです。そんな中で出会ったのが、同じ業界ながら著しく成長しているJ.P.Returnsでした。入社は2019年8月になります。
実は、最初は営業アシスタント職でエントリーしたんです。ただ、面接時にこれまでの経験と資格を生かして従事できる契約管理部の推薦をうけました。詳しく業務内容を聞いて、まさに自分のやりたいことや当時のチャレンジ精神がくすぐられる内容だったため契約管理部での入社を決めました。
―― 契約管理部では、具体的にどんな業務を担っているのでしょうか?
文字通り契約に関わる業務を一式担当しています。2つあります。1つ目は、流通事業部が仕入れてきた物件を商品化する業務です。物件には一つひとつ個性がありますので、それぞれに応じた正しい情報を抽出し、資料をまとめ、物件を仕入れるための契約書類を作成します。
2つ目は、買主様への重要事項説明や販売物件購入の契約締結のご案内から締結後の書類を電子上で管理するところまで、社内対応から買主様に対する社外対応まで一式の業務です。社内業務だけでなく対面業務をするのも契約管理部の大きな役割ですね。
イメージとしては、組織の静脈のような存在です。物件の仕入れを行う流通事業部との連携を密に行いながら情報の過不足がないかを確認し、商品化が終わった物件を販売営業に引き渡していく。社内外問わず正確な情報の流通を支えている、そんなポジションです。
全員が宅建保持者だからこそできること|バックオフィスの力で営業を支える
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――組織体制やメンバー構成について教えてください。
契約管理部は現在8名体制です。入社当時は3名でしたが、取り扱い件数の増加とともに少しずつ拡大してきました。構成は男女4名ずつで、業界経験者もいれば、異業界から来た未経験者もいます。アルバイトの方も含め、全員が宅建の資格を有している点は大きな特徴ですね。
部署の強みとしては、ルールに沿って適格に精査できる判断力です。たまに他部署から「こういうことやりたい」といったリクエストが飛んでくることもありますが、しっかりと受け止めたで、必要な部分にはブレーキをかけ部署や管理役としての判断を行っています。
――契約管理部の社風はどのような雰囲気ですか?
真面目にコツコツ取り組む人が多いですね。というのも、契約業務というのは情報の正確性が命であり、すべての書類やデータが会社全体のベースになるからです。ただし、メリハリを大切にしていて、忙しさが落ち着いてくると雑談も交えながら働いていますよ。
――求める人物像についても教えてください。
未経験でもまったく問題ありません。実際に異業界から転職して1年目で昇格したメンバーもいますから。必要なのは「この会社で頑張りたい」という強い気持ちだけです。
とはいえ、向いているのはやはり“仕事に没頭できる人”。営業だけが目立つ会社だと思われがちですが、私たち契約管理部も、営業に負けないパフォーマンスを発揮したいと思っています。そのためには、与えられた仕事に対して主体的に取り組める姿勢と、何より正確性を大切にできる方に来てほしいです。
業務量もスピードも業界トップクラス|自分の強みを活かせる環境がある
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――育成方針やチーム作りにおいて意識していることはありますか?
その人の個性をできる限り生かす、という点ですね。早い段階で「この人は何が得意なのか」を見極めて、それに合わせて仕事を割り振るようにしています。あとは、新人だからといって甘やかしすぎないこと。入社1週間でも、任された仕事は最後までやり遂げていただきます。ただし、もちろん孤立させないよう、悩みにはしっかり寄り添います。
――仕事のやりがいはどんなところに感じていますか?
取り扱い件数の多さは圧倒的です。毎月のアベレージを更新し続けているような状況で、たくさんの物件、そして多種多様なケースに触れることができます。不動産の現場でこれだけ多くの経験値が積める場所は、なかなかないと思います。
経験を重ねていけば、知識やスキルは自然と身についていきます。そして、スキルが高まれば、社内で頼られるようにもなりますし、評価も上がっていく。役職がついて給与が上がるという分かりやすい成果にもつながります。
―― 今後、契約管理部として目指していることは?
我々は直接的に売上を作り出す部署ではありませんが、売上を支える基盤として「スピード感のある商品化」を実現することが目標です。今後、取り扱い件数はさらに増える見込みですが、単純に人を増やすのではなく、1人ひとりの生産性を高めて効率よく業務を進める体制が必要です。IT、AIシステムの導入や、DXを視野に入れながら、全体のパフォーマンスを最大化できるような体制づくりをしていきたいと考えています。
最後に|営業だけじゃない。バックオフィスも主役になれる環境
――最後に、求職者の方へメッセージをお願いします。
契約管理部という仕事は、決して派手なものではないかもしれません。ただ、その業務の一つひとつが会社の信頼を支えており、確かな専門性と正確性が求められる重要なポジションです。
そしてJ.P.Returnsでは、たくさんの実務を通じて知識を深め、自分の成長を実感できる環境があります。営業だけでなく、バックオフィスとして「主役」になりたい。そんな気概を持つ方と、ぜひ一緒に働きたいと思っています。