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【研修講師インタビュー③】研修チームリーダーが語る“フォロー体制”と“成長できる仕組み”

▼佐藤 彰太プロフィール:テラスカイ・テクノロジーズにおけるSalesforceエンジニア育成研修を統括する、研修講師チームのリーダー。自身もSalesforceエンジニアとして各種プロダクトにおけるコンサルタント、アーキテクト資格など、計20以上の資格を所持する現役一線級の人材。また、テラスカイにおいてPM/PLとして多数案件へ参画した経験を活かし、研修終了後も手厚くエンジニアサポートを行う。 

活躍している人の共通スキルは“コミュニケーション力”

Q.担当している領域を教えてください。

Salesforceエンジニアの研修は大きくAdministratorとDeveloperの2つのコースがありますが、私は研修チームのリーダーとしてそれぞれの研修の統括をしています。

また、入社研修を終えて現場配属になった人からの質問や相談を受け付けています。現場のプロジェクトには1人で配属されているメンバーも少なくないので、そのような現場で分からないことや困っていることを問い合わせできる仕組みとして窓口を設けていまして、私がチャットやオンライン会議などを使ってアドバイスしているんです。

あとは、Salesforceは年3回機能が大きくバージョンアップされるため、それらに対応すべく、研修コンテンツのブラッシュアップや研修終了後の社員に向けた情報提供資料の作成も行っています。当社で扱うサービスだけに限らず、IT業界全体として言えることですが、サービスのアップデートや新しいプロダクトの追加などどんどん変わっていきますが、こういった内容を現場で活躍している人にもタイムリーに届けるべく、コンテンツを準備したりしています。

小山さん今村さんが担当する入社時の研修だけでなく、現場配属後も質問の受付や研修などのフォローを継続的に行っているのが当社の特徴かと思います。

Q.ほとんどの中途入社者がIT業界未経験とのことですが、どのようなスキルが大事といえますか?

そうですね、中途で入社する人の8~9割は本当にIT業界未経験です。ただ、エンジニア職としては意外に感じられる方も多いかもしれませんが、当社の中途採用でもっとも重要視しているのが、コミュニケーション力です。現在募集しているITサポート職は、お客様先に常駐してお客様をご支援する仕事になりますので、お客様と良好なコミュニケーションを取ることがとても大事なんです。ですので、現在も現場で活躍している社員は人当たりがよく、良好な関係が築ける人が多いですね。

コミュニケーション力が必要ということで、女性が7割、前職でいうと、アパレルなどの販売員や看護師、ケアマネージャー、保育士、美容エステ系、客室乗務員など多岐に渡りますが、いずれも高いコミュニケーション力を必要となる仕事がメインです。ITスキルでいうと、スマホが使えるとか、前職で簡単なExcelやWordを使っていたというレベルでまったく問題ありません。必要なITスキルや知識は入社の研修でインプットすれば十分に活躍いただけます。

コミュニケーション能力の次に大切なのが、自分で調べる能力、学ぼうとする姿勢でしょうか。当社はIT業界での経験は問いませんが、エンジニア職として入社を希望される方は、IT未経験でも面接までにExcelを触ってみたり、Salesforceについて簡単に調べてみたり、それなりの準備をされる方がほとんどです。入社前の選考期間ではありますが、エンジニアを目指すのであればある程度「自分で調べる」ということに前向きな人ではないと、なかなか現場でも活躍が難しくなってしまいます。

入社後の研修では、「こんなに勉強したのは学生以来」といって苦労される方も少なくありませんが、それぐらいITのサービスは目まぐるしくアップデートされますので、常に勉強を続けていかなければなりません。逆にIT経験があっても勉強をしない人はどんどん置いていかれてしまう業界ですので、素直に学ぶことを続ける人が現場でも活躍を続けますし、個人としてもスキル・知識ともにどんどん身につけキャリアアップを果たしていきます。

現場配属後も手厚いフォロー体制が当社の特徴

Q. 現場に出てから挫折してしまったときの克服方法はありますか?

入社してからの3~4ヶ月間の研修はかなりしっかりしているとはいえ、Salesforceの領域はとても広いので、研修で学んでないことをお客様に聞かれたり、頼まれたりすることも珍しくありません。そういった時は自分で調べないといけません。調べてもなかなか分からなくて、どうしようと悩んで悩んで…ということは、誰しも通る道かと思います。ただ、当社の場合、現場へ送ったらあとは放置ということはありません。かなり手厚いフォロー体制を整備していますので、困ったときは1人で抱え込まないことが大切かと考えています。

例えば、冒頭で私の業務でお伝えした通り、困った時の質問の受付を私が担当していますので、どんどん頼っていただきたいと思います。また、当社は中途とはいえ、同年代で同じような境遇の同期入社が毎月12名ほどいまして、最初の3ヶ月は一緒に研修をします。ですので、かなり同期同士が仲良くなっていますので、現場に出てからも同期同士で助け合って問題を解決したという例もあります。同期でナレッジ共有したり、困った時に助け合ったりしていけるのも当社ならではではないかと思います。

他にも、卒業後も資格取得に向けたエンジニア同士の自主的な勉強会や、講師主催のナレッジ共有・関連製品に関する説明などの研修会も活発に開催されていますので、自然と同じ目標や興味関心を持つ先輩・後輩との繋がりが広がっていく風土もあります。

また、4半期に1度、総会で表彰を行っています。ここでは受賞理由も共有しますので、どういうことをしたら評価されるかなどが理解いただけるかと思います。

流行に敏感で向上心と行動力のある人は活躍しやすい会社です! 

Q. 最後にどのような方に入社いただきたいか教えてください。

広くいろんなことにアンテナ貼っている人でしょうか。IT業界は変化が激しいので、さまざまな情報や流行に敏感な人ではないとなかなか難しいかと感じます。

あとは繰り返しになるかもしれませんが、向上心を持ち続けられる人。あとは行動力ですね。やる気があるというアピールだけではなく、実際に上位の資格にチャレンジするとか。IT業界は日々進化するため、常に学び続けなければいけません。ですので、きちんと上を目指して、実際にアクションをするということが必要不可欠です。例えば、当社の社員の中でも、意欲ある人は資格取得を目指して勉強会を自ら開いている人もいます。また、当社には名古屋、大阪、福岡の地方チームもいますが、地方同士で繋がって地方コミュニティーとして勉強会を開いたりもしている様子です。このように向上心と行動力があると、どんどんスキルが身につき、お客様にも積極的に提案でき、結果的にお客様からの評価も高くなります。

当社は素直に学んでいきたいという人には成長させてあげられる仕組みは十分に整えていますし、スキルアップした人がより活躍できるような制度ももっと整えていきたいと考えています。ぜひ当社でキャリアアップを目指していただきたいと思います。


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