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社員インタビュー #3-2 野木さん「ベストコが手掛ける教育のICT化」

第1回「アルバイト入社からの大抜擢人事を経験して....」もぜひご覧ください!

ー実際にやってみて、オンラインの魅力や、今後可能性として広がっていきそうだなという展望とかはありますか?

元々ベストコが展開しているのが、東北で結構過疎化が進んでいる地域じゃないですか。
実際オンラインにお越しいただいている方は、やっぱり教室までの送迎時間が30分以上かかる方だったり、
あるいは今ちょっと学校に不登校気味で行けていない生徒さんとかそう言った方が多いんですね。
なので、実際教室をやっていた時だと自分ではどうしようもなかった送迎時間とかは
なかなかこちらでは短縮させてあげることはできなかったけど、オンラインという1つの選択肢をベストコの中に増やせたので、
本当に教室でちょっと困っている生徒さんとか保護者さんがいたら新しい選択肢をこの1年で作れたことは良かったなと思うこともありますし、
ベスト個別学院の教室で行っている教育をオンラインで本当に再現できるかという不安はありましたが
やろうしたら意外といけたなというのが所感であって。。。
教材を1から勉強し直してやっていたんですが、成績アップも他の教室本体と同じくらいできているのかなと思っているので。

ー今まで教室でやっていた1対3の授業をオンラインでやるということですもんね?

そうですね

ー難しさはどうですか

色々ありました。
それこそ、本当に試行錯誤の連続で、今も、柴田さんとZoomで話していますけど、私柴田さんの手元は全く見えていないんですね。
やっぱり教室だと、当たり前のようにその子の手元が見えていてその手の動きで「あ、ここちょっと悩んでいるかな」とか
「集中できていないかな」って判断する方が多いと思いますが、私たちはそれができないので。
どうやったら生徒のノートの中身とか教室と同じようにケアできるかなというところでスタディプラスを入れて、
ノート写真を送ってもらって、宿題ノートチェック、添削するというフローを入れたりとか。
教材も、生徒の手元にもあるんだけど、そうじゃなくて私たちがきちんとテキストと同じ見開きデータを作って、
私たちが画面上でちゃんと確認して生徒がずっと画面の前向いてお互いの顔が見えるようにしたら
お互いちゃんと向き合ってる感じがあるかなーなんてスタッフの子達に話しながらずっとやってきたので
本当に試行錯誤でちょっとずつ、ちょっとずつブラッシュアップしてきた感じです。

ー作り上げてきたっていう感じですね。コールセンターをやっていても、教室が遠いということに対してオンラインもやっているんですと案内できるようになったのは嬉しいです。

そうですよね。
「遠いから通いきれるかな」とか「遠いからなかなか週に何回も通えそうにない」
と言う生徒さんは一定数いたと思うので。これからも増えていきますよね。

ー今後、オンラインで何かやってみたいことはありますか?

オンラインにいらっしゃる生徒さんは『個別感』を求めている感はすごくしますね。
教室だと集合型で、土曜日とかに集まって集団モチベーションをかけながらみんなで頑張ろうねっていう感じになるんですけど。
どうしても、自宅から参加しているというのがあって。同じ時間帯に同じ学年の子が集まっていても
なかなか、横同士の繋がりというか、一緒にこの子達と頑張ろうっていう意識の調整とかが少しやりにくいところがあるので。
モチベーションを上げるためのイベントとか、教室でやっているお楽しみ企画系とかもオンラインだとできていないところもあるので。
生徒さんのモチベーションを上げるようなイベントとか施策とかにチャレンジしたいというのは個別の方だとあります。
実際に、私はこっちの裏でスタッフさんだけでやってもらったりしているけど
オンラインの個別の方はスタッフだけでまる1日回せる形になっているので、
スタッフさんだけで勝手にPDCA回して運営できるような組織作りはやりたいなと思っています。

ーすごいですね!!

本当に、大学生のアルバイトスタッフの子たちは、
研修の時とか普段とかも色々質問してくれて、一緒にサービス作り上げてやってるなという実感が私自身すごくあるので。本当に。
もう彼らに頑張ってもっともっといいサービスにしていってもらいたいなあくらいの感覚でいます。

ースタッフさんとしてもいい経験ですよね。一緒に作り上げる経験ってなかなかできないですよね。大学生のアルバイトとなると、決まったものをこなすという風になるのかなと。

はい、お任せするとやってくれるというのは経験から分かったことです。
「これ、お願いしても大丈夫かな」と遠慮するところもあったんですけど
「あ、いいんだ」と思えたのは良かったですねなので、どんどん権限委譲しています。

ー任せるって、大事ですよね。野木さん自身もそうだったんじゃないですか?

そうですね(笑)
本当にその通りです、入社2年目からその流れはありました。

ーちょうど今権限委譲の話しになったんですが、割りとうちの会社って、結構いろんなことをいろんな人にお任せしているのかなって思うんですが、野木さんから見てそのあたりについてはどうですか?

それは本当に感じます。
結構自由にというか、ボトムアップのところもあるので。
現場でちょっと困っていたり、もっとこうしたいなって言った時に例えば、
「これ、こうしたいんですけど」と上長にいってあげてもらったりとか。
実際に自分が言い出したから、それ実際にちょっと誰か何人か集めてプロジェクトみたいな感じでやってみてみたいなのがすごく普通にやりやすいなとは思ってます。
今のオンラインもそうですけれど。

ーオンラインの部分で難しい質問かもしれないですが、社会的な意味ってどんな部分があると思いますか?

それこそ、ベストコでは代表がよくおっしゃってらっしゃる地域格差とかっていうところは、
だいぶオンラインで是正できるんじゃないかなっていう気はしています。
特に全国の小中学校にタブレットが導入されて、それまでは、家にそもそもスマホとかタブレットがないっていうご家庭もあったと思いますけど。
お子さんに触らせたくないっていう保護者さんもまだまだいらしたと思うんですが、
やっぱり去年のコロナ休校だとか、今年のこのタブレットの配布っていうところでかなりそこの意識って下がったんだろうなと思ってるんですね。ハードルとして。
あとは、勉強に困っていて、それでちょっとでもお子さんに勉強させてあげようというお気持ちを持っていただけたら
福島だけじゃなく、多分本当にどこからでも通えるっていうところがあるので。
私たち福島とか、東北3県とか、香川っていうところの教育情報が強いのでそのニーズには答えられると思いますし、
通塾時間がない分、全部その時間勉強に当てられるので勉強が苦手な子ほど、きちんと学習時間の確保ができると提案して、ちゃんと基礎学力を上げて、という形で。
地域格差や学力格差をちょっとでも、オンラインが広がったらそのあたり貢献できるんじゃないかなとは思っています。

ーオンラインを受けている方はどこに住んでいる方が多いんですか?

やっぱり、東北3県が今は多いですかね。
去年1人東京都の子がいたんですけど、今、無事に福島の高校に通っていますよ。

(ー他県の方でも、高校受験が福島の方とかいらっしゃいますもんね。)

続きは、次回「ぶっちゃけ転職して◯◯だった話」にてご覧ください!

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