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社員インタビュー #1-1 髙野 文敏「転職して良かったこと」:挑戦できるフラットな社風と大きな権限移譲


「挑戦できるフラットな社風と大きな権限移譲 ──── 」

◆髙野 文敏

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新規事業開発部 ゼネラルマネージャー
1980.9 福島県二本松市 生まれ
2003.3 福島大学 卒業
2003.4 福島県内の学習塾へ入社
    教室長 
    エリアマネジャー
    教務責任者
    運営責任者
    県内のTOP校を目指す子供たちの集団塾専門サービスを立ち上げ
    事業責任者
    執行役員
2019.5 株式会社Global Assistへ入社
    個別最適化された地方における新しい形の学習空間 motto の立ち上げ
    新しい塾 を作り続ける

18歳からこの業界の魅力にハマり 抜け出せない
そんな素敵な毎日を送っています。

株式会社Global Assistで、次なる事業を「つくる」挑戦をしています。

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第1回目の社員インタビューは、集団塾の現場を長らく経験し執行役員まで経験した後、

当社の新事業の責任者としてジョインされた髙野 文敏さんです。

現在は、「教育×個別×ICT」をコンセプトにした地方における新しい形の学習空間、

「motto」の新事業の立ち上げを0から行っています。



突然ですが、当社にご入社されて良かったことを教えてください!

突然ですね(笑

大きく3つありまして、①付き合える範囲が広がった。②自分の仕事の権限が増えた・できる範囲が増えた。③教育に本質的に向き合えるようになった。ですかね!

昔は組織マネジメントが主だったので、今も組織を作ることと同時に、「教育に向き合う」という事が根っこにある感じがして、この業界に居続けている意味を感じる日々ですね。転職して凄い良かったと思います。



そもそも、いつから学習塾業界にいらっしゃったのですか?

もともと学校の先生になりたくて、大学のアルバイトも芸の肥しのつもりで、指導力を磨くために学習塾でも働いたり、コミュニケーションも大事だなと思いサービス業のアルバイトもしましたね。全部先生になるためです。

教育実習も「先生になりたい」という一心で行い、実習先の先生とも遅くまで話したりしました。しかいそのうちに、どうやら僕が望んでいた学校とその実態で違うんだなって気付いたんですよ。学校は成績を上げるためではなく、子どもたちの協調性とか集団性を磨く場なんだと。

周りから、「高野くんが成績をあげることに特化したいのであれば、民間に進んだほうが良いんじゃない?」って言われたこともあり、完全にここで学校→学習塾にシフトチェンジしましたね。


ー なるほど。学校の現場を見たことで学習塾業界への想いが強まったのですね。その後はどうなりましたか?

大学新卒でクラス進学塾に就職しましたね。入社後すぐに教室の立ち上げをして、クラス指導を経験してくんですけど、自分の授業の内容や学習塾・接客業のアルバイトの経験もあり、スタートダッシュはある程度できて生徒も順調に集まりました。クラス指導ってこうやってやってくんだなっていうイロハを蓄積していきましたね。
授業者としては一定満足度の高いところまでいったんですよ。でも、週7日働いて生徒250名が限界。身も心もすり減らしてやれる限界が250人だったんですよね。自分(数学担当)がやれても、他の文系のパートナーはできない。退塾も続く。数学だけあがっても5教科アベレージでは上げきれない。やっぱなんか違うんだなって感じていたんですけど、250人捨てるわけにもいかないからそのまま続けてました。

そんなタイミングで秀英予備校が福島県への参入を決めたんですよね。0円戦争の始まり。当時、北海道かな?秀英の0円戦争が話題になっていて、地元の中規模塾が殲滅状態で、大手しか残っていない状況になってました。そんな中、その塾が福島県に入ってくるというのが明るみになり、中途半端に戦ったら負けるな。と考えましたね。

井関代表と一緒に戦略を考えながら(代表の井関も前職同じ)、「塾ってブランドだよね。」→塾でいうブランドは合格実績だよね。→だから合格実績をとる専門部隊が必要!という思いで「5教科クラス指導で地域トップ校難関校突破」を謳い文句に新しい形態を立ち上げました。
ありがたいことに、多くのお客様からの応援もあって、安積高校(福島県内の難関校)への合格を10年目で300名定員の高校に133人の合格者を出すことが出来ました。立ち上げの時は11人しか合格しなかったので、3桁突破したときは泣きながらお酒飲みました。「100人超えたー!」ってね。


ー 素晴らしい!順調ですね。

ただ、安積高校に合格は出続けるものの最終的な大学受験のところが問題で、安積高校生の2割が浪人するという実態は変わらなず、全国の中の福島県の教育ランクが、ずーっと上がりもせず下がりもせず、下のほうに居続けるっていう状況は変わらなかったんですよ。

安積高校という難関校に入れたという事実はあるものの、その子たちの人生変えたとか、成績あげたってことじゃ無かったんじゃないかって気づいちゃったんですよね。今の設計のままだと、安積高校には合格させられるけど、最終的な大学受験のところで何も変えられないんだなと考えるようになりました。

そこで常に考えていたのは福島県や、地方で大学受験をどうやって公平に戦えるかっていうことですね。


ー この頃から今携わっている「motto」で実現しようとしている世界観を考えられてたのですね!

そうですね!転職したからmottoをやったとかじゃなくて、転職しなくても近いことはやっていたとは思います。手段は別として。

なので、転職して「motto」という新規事業を任せて貰えることになって。元々やろう、やりたい!と思っていたことだったので、非常に有り難いですね!



実際に入社してみてどうですか!?

やりたいことをやらせてもらえてるっていう意味で非常に恵まれていると思っています。組織もフラットで権限移譲されていますしね。mottoのメンバーにも、ホウレンソウしてもらうようにしているけど、一人ひとりに責任を与えてその権限のもとに動いてもらうようにしています。なので、前の会社より遥かに一人ひとりがやれる仕事の可能性や枠が広いと感じています。

あとは、付き合える会社のレベル感が変わったということも強く感じてます。前職のときは、同業界の人としか付き合えなかったんですけど、当社に入って業界飛び越えてお仕事させていただけるようになったのと、お付き合いさせていただく企業感とか人格レベルっていうのが、飛躍的に上がったと思っていて、そこはすごく自分の中で大きいです。人生変わったと思ってます。今それこそ月に1回7~8時間くらい、1対1で元リクルートの小桐さん(現conocer取締役)と自宅でオンラインで飲んでるんだけど、だてに大学4年間東大で且つ主席レベルで卒業してないっすよ。そんな人と月イチで1on1できてるっていうのはマジで恵まれてると思っているし。毎月毎月お互いの壁打ちとかできてるっていうのはマジでいいっすね。


逆にまだまだっていうところはありますか!?

変化のスピードにアジャストしないといけない局面ってあると思うんですが、例えば緊急事態とか。そのときの足並みが揃うスピードが遅いというところはありますね。ただ、これはある程度仕方ないことでだと感じてます。掲げているビジョンや逆ピラミッド組織という特性上、お客様に対応する社員やスタッフさんが一番なんだよってなっているので、そこが納得しない限り動かないんだなと思っています。悪い意味とかではなくて。現場レベルの発信の改革とかだったら理解度も高く素早く動いてくれると思うんですけど、とは言え例えばものすごい大きな黒船が来航したとかそういう現場ではわからないようなことが起きたときって、どっかで大きな英断を下さないといけないんだけど、それが全メンバーに浸透して形になるまでは遅くなってしまいますよね。あとは、人によって判断や初動にラグがあるのは課題です。
きっとそこら辺の判断基準や感度みたないものを伝えられる人が少ないのが原因だと思います。今までは代表の井関が凄まじい推進力で引っ張ってきた状況だけれども、ここが当社の強みであり中長期的な弱みでもある。だからこそ僕は僕の立場で、組織や事業が拡大、多様化していく中で、自分の言葉で会社の戦略っていうのを伝えていかなきゃいけないと思っている。代表の言葉じゃなくて自分の言葉でね。代表の言葉だと代表の枠を超えられないから。100教室20億は代表のマンパワーでやれる限界。それを僕は本気で50億目指しているから、僕たちが代表の役割を担わないといけないなって思ってます。


まとめると、「転職して良かった!」ということで良いですか!?(笑

僕基本的に自分の過去を否定したくない人なので(笑)どんな選択をしても成功したと言い続けると思います。


有難うございます!最後に今度の展望をお願いします!!

ガチで、地方の学習塾のロールモデルの確立を成し遂げたいです。自分の世代で。既にその形はある程度見えたと思っているので、それを福島県だけではなくって、いわゆる日本の地方っていう場所で展開できるようになったら僕はハッピーです!



ー 長々と有難うございました!

ありがとうございます!

(実はインタビューが想像以上に盛り上がったので、実際に携わっている新規事業「motto」についても詳しく記事にしていきたいと思います!お楽しみに)

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※社名・役職名は取材当時のものです。
※株式会社Global Assistは2022/2/1に「株式会社ベストコ」に社名変更いたしました。
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