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社員インタビュー #1-2 髙野 文敏「地方学習塾のロールモデルを作る」

「 "教育×個別×ICT" 地方学習塾のロールモデルを作る───」

髙野さん、今回は「motto」やオンライン等の新規事業に関して詳しく伺えればと思います。

よろしくお願いします!!


具体的にどうのように事業を推進されていますか?

大きく言うと、「地方に一番合った学習サービスって何かな?」っていうのを「ICT×人×地方」のアプローチから常に模索し続けています。

今までの学習塾と同様、それ以上の価値は届けられていると思いますが、ICTをうまく活用することで、

さらに良いサービスにできると確信していて、まだまだ伸びしろがある状態ですね。

伸びしろを現実にするために、挑戦を続けている感覚に近いです。

挑戦はまだまだ続けますが、ある程度ベースは出来たので、ここからはスケールさせてもサービス品質が保てるような成長もしていくタイミングだと感じてます!

同じ志を持った優秀な人材が増えれば、一気に加速していくと思います。会社の環境やスタンスも大きく影響するでしょう。


ー なるほど。もう少し具体的なサービス内容も教えてください!

例えばオンライン事業に関しては、「どの場所にいたとしてもベスト個別学院のサービスを提供できるように」ということをモットー、スローガンにしながらサービス設計しています。

幸いなことに、組織もたせてもらったことによって広い視野で自社を観察する機会が増えたことで、「ベスト個別学院の強みはこれだ」というのが見えたと思っていて、それをそっくりそのままオンラインに落とし込んでいる感覚です。

ベスト個別学院の強みって何かをいうと、「サードプレイスとかやるべきことをシンプルに設計してあげて少問反復のように繰り返していく」っていう設計の部分ですね。「誰でも提供できるサービス」っていう言い方にすれば分かり易いかな?人がきちんとコミュニケーションに集中できる環境、そんな設計をしてあげたいと思っています。


ありがとうございます!その中で日々意識されていることはありますか?

「まわす」仕事じゃなくて、「つくる」仕事であることを意識してます。「つくる」と「まわす」で人それぞれ向き不向きがあると思っていて、「つくる」=全体がある程度見えた状態で設計をするというかたちになるので、日々全体を見ながらどのボタンを押したらどこが飛び出るかな?を考えながら仕事をしています。

つくる仕事とまわす仕事では素地素養が絶対あると思っていて。理念共感度が高かったり、自分はコレをやりたいって思いが強く根っこにある人はつくる仕事をやったほうが絶対楽しいです。中にはつくりたくないという人もいる。そういう人はまわす人の一番上を目指したら良い。それは本当に役割分担だと思っていて。僕はまわすような仕事人よりもできないと思っているんだけど、つくるほうが人よりはできそうだなと思って役割分担でそれをやっているだけと思っていますね。



「つくる」仕事、素晴らしいですね!私は「まわす」方が合っているかも知れないです(笑。今後のビジョンなどもお聞かせください!

「地方における学習塾のロールモデルを作りたい」と結構本気で思っています。この最終形を「motto」で体現したいと考えてます。地方の塾の形態って、いわゆる、インプット、アウトプット、マネジメントって僕はいつも言っているんですけど。そのときのインプットっていうのが今までは人が教えるっていう手段しかなかったんですけど、それが映像教材でインプットでできるようになって。そこに塾も学校も時間、労力、お金がかかってたんですね。でもそれをICT教材に置き換えることができるようになった。じゃあどこにエネルギーをつかうか?っていうと、アウトプットにエネルギーをかけれるようになっていくんですね。


アウトプットへの投資ですね。もう少し詳しく聞かせてください!

今まではそのアウトプットにお金がかけられなかったからほぼ無管理の状態だったわけです。そうすると、家で勉強しても、何がやれていて、何がやれていなくて、どれが正解で何が間違いかっていうのがわかんなかったんですけど、アウトプットの方を人がちゃんと管理・マネジメントできるようになってくると、もっと効率よく勉強できるようになっていくと思います。なので、サービスの価値が発生する場所がインプットからアウトプットの方にシフトしたっていうイメージですね。東京とかリソースがある程度多い地域はインプットにお金かかっても良いんですよ。教える人がたくさんいるから。でも地方はそういった人自体がいなくなっちゃうから、インプットの選択肢が映像以外ないと思っているんですね。


なるほど・・・

なので、地方のモデルはインプットは映像一択で、逆にいうとアウトプットに僕たちのエネルギー、リソースをシフトしていって、効率よくアウトプットできるようにしていくのが、今後の学習塾や勉強のプロセスを考えていったときにすごく必要な部分だと思っています。なので、それをオンライン事業や「motto」で作り上げていけたら良いなと思っていますね。


「motto」など今やっている新規事業が、教育業界により大きな影響を与えるやりがいのあるプロジェクトということが非常に伝わりました。有難うございます!ちなみに、社会的価値の観点から「クラス制の進学塾」と差はありますか?

あると思います。ただ、設計を間違えると、ないと思いますね。映像指導の塾というものだけで考えると、「教えられる人がいなくなるよね問題」を解決できるという点では社会的価値はあるかもしれない。

だけど、学習効果や教育効果を社会的価値と定義すると、それじゃ弱いとも思います。人が教えたほうが子どもたちの反応が違う。直接教えたほうが、火をつけやすい。子どもって素直だから、誰からどんなことを教わるかで変わるじゃないですか。映像だけって形になるとそこが弱い。インプットを映像に置き換えることは、マイナスにはならないけどプラスにはならない。プラスの何かを生み出すとこまではいかない。


なるほど。確かにそれも一理ありますね。。。

ただ今回、コロナがあってオンラインやManabieさんとの出会いがあってOMO型の学習塾のヒントを多く貰うことができ、OMOの形を作り込むことが出来ればとても価値のあるものになるんじゃないかと思いました。これは、オンラインとオフラインがマージされた世界を作り出せれば実現可能だと考えています。映像として残すだけだと価値は上がりませんが、「ライブでこの時間だけオンラインでやるぞ」っていう"消滅する" "記録に残らない" という価値を付加することが出来るようになりました。さらに、この2年で世界のオンライン社会的価値は上がったと思います。映像+ライブで人が指導する社会が普及していくことで、私たちの理想形に近づくことが出来ます。


今後が益々楽しみですね!地方における先駆者として自社ながら期待大です!!髙野さん、本日は有難うございました!

こちらこそ、ありがとうございました!!


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※社名・役職名は取材当時のものです。
※株式会社Global Assistは2022/2/1に「株式会社ベストコ」に社名変更いたしました。
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