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ポテンシャライトが新卒入社に期待したい10の項目

「新卒入社メンバーに期待したいことは何ですか?」

というご質問をここ最近いただくことがありました。これまでポテンシャライトは中途採用をメインに進めておりましたので、ブログでのアウトプットも中途採用メンバーに対しての内容がメインでした。

本ブログでは、「新卒入社」の方々に対してポテンシャライトが何を求めているのかをアウトプットしたいと思います。

1. ●●年卒×HRでダントツでNo.1になってほしい

ここで言う「●●」というのは皆さんの卒業年次を指します。現在だと「23新卒」になりますかね。これは第二新卒の方を対象とした中途採用でも同じことを伝えています。とにかく直近の目標は「あなたの同年代のHR業界の中でダントツで1番になりなさい」と伝えています。

理由としては、僕自身がHR業界で1番になった経験が、僕のビジネスマンとしての礎になっていると強く思っているからです。別のブログでご覧いただいているかもしれないのですが、僕はHR系の大手採用媒体におけるキャリアカウンセラーランキングで1位(3000名中)をいただいたことがあります。1位をいただいてから、「視座」が圧倒的に変化しました。それまでは「チームを引っ張りたい」「部署を引っ張りたい」「会社を引っ張りたい」という志向だったのですが、キャリアカウンセラーランキング1位をいただいてからは「日本を引っ張りたい」という志向が芽生えました。HR業界に限らず、ここで言う「視座」は非常に大事です。ビジネスマンとしての成長が5倍、いや10倍、この「視座」次第で変化するかと思います。

話を戻すと、若いメンバーに対して、「●●年卒×HRでダントツでNo.1になりなさい」と伝えているのは、まずはあなたの年代に絞った「範囲」で構わないので、No.1になること。そうすることで「年代問わずHR業界でNo.1」を目指すことができる権利を得られます。ポテンシャライトを志望していただいている新卒入社のメンバーは成長意欲が高い方が多いです。僕自身が業界で1位を獲得することができたので、皆さんを各年代における1位に成長させることはできると思っています。当時の自分のノウハウを皆様にお伝えすることで、各年代の1位への近道になるはずです。

当社は日々採用活動しておりますので、こういった志向を持った人材が社内に多く存在することによって当社のミッション/ビジョンの達成に近づくと思っておりますので、まず求めたいのはこの「気概」があることです。この気概を持って本気で一緒に目指してみましょう。当社でないと見えない景色を見ていただくことができるかと思います。

2. カルチャーを構築/浸透させてほしい

ポテンシャライトは設立してから「カルチャー」の重要性を説き続けています。そして、当社の一番の強みは「カルチャー」だと思っています。カルチャーは他社には簡単に模倣できないものであり、その企業の実績や売上、取引企業名などは「結果論」であって、それらを作り上げたのは「カルチャー」だと思っています。

カルチャーは「価値観」に非常に似ており、皆さん個人にも価値観が存在するように、当社のような企業にも価値観が存在します。企業の価値観と皆さんの価値観にミスマッチが生じてしまった場合、それはすなわち退職につながるというわけです。

話を戻すと、新卒入社の方は、社会人としての1社目として当社を選んでいただいたことになります。これまで正社員としての就業経験がない皆様は、当社のカルチャーを受け入れていただけるスピードも早いかと思います。一方で、中途入社の方々は、これまで少なくとも1社以上別の企業様のカルチャーに触れて、その上で当社にジョインしてきておりますので、それまで在籍してきた企業のカルチャーと比較してしまうのは当然かと思います。そのため、新卒入社の方がカルチャーを受け入れ、構築し、そして社内に浸透させるアクションをとっていただきやすいと感じています。

「カルチャーの構築/浸透をしてほしい」と、文字にすると20文字程度ですが、ものすごくハードルが高いミッションになります。非常に優秀な実績を出している中途入社のメンバーにこのミッションを預けたとしても良い結果にならないことも多いです。なぜならばそのメンバーの価値観とその企業のカルチャーに妙なズレがあると、思うような成果にならないことも多いからです。そのため、皆様のような真っ白な状態であるからこそ、このミッションを預けることができるのです

3. チャレンジの回数

前述した2つの項目と同様に、この項目は「新卒入社だから」というわけではありません。つまり全社員に対して少なくとも週に1回程度のペースで伝えている内容です。

当社ポテンシャライトは「能力以上にチャレンジをした回数を評価するよ」とメンバーに伝え続けています。なぜならば、能力はその「時点」のものであって、明日その能力が変わっていなければ意味がないと僕は思っています。つまり永続的にビジネスマンは成長すべきであり、ある程度成長したから、チャレンジの回数が減って成長が止まっている人はよろしくないと思っています。

また、もう一つこの類でメンバーに伝えている内容があるのですが、「若いメンバーは吸収力がありますよね、年齢が高くなるにつれて物事を吸収できなくなる傾向がありますよね」という話を僕はすごく嫌いです。吸収力や成長スピードが「年齢と反比例」することを僕は認めたくありません。年齢が低くても高くても吸収力が高いメンバーは凄まじいです。

話を戻すと、新卒入社の方はチャレンジをする「回数」は社内でトップでなければなりません。なぜならば新卒入社の方は日々直面する仕事すべてが初めてだからです。すべての仕事がチャレンジになります。

また、新卒入社のメンバーの中でもチャレンジの回数に差が出てきます。なぜならば「手を挙げる回数」が異なるからです。「この仕事は誰がやっても良いんだけど、誰かやる人いないかな」という仕事があったとします。その際すぐに手を挙げられるメンバーの成長は非常に早いです。新卒入社の方は社内で最も仕事量が少ないが故に、手を挙げる回数(チャレンジの回数)で、現メンバーに刺激を与えていただきたいです。本項は文字で書くと「まあそうだよね」という内容に見えますが、本当に重要です。当社は日々チャレンジするメンバーが多いです。年齢/年次関係なくです。新卒入社の皆様には本項についてすごく期待していますね。

4. 役員を本気で目指してほしい

これは世の中の多くの代表が思っていることなのではないかなと思います。ぐいぐい成長していただき、将来的には役員になっていただけると幸いです。

新卒入社の方からすると、遠い未来のように思えますが、当社ポテンシャライトの場合はそこまで遠くない未来に、その機会が訪れる可能性もあります。現に、当社の執行役員である寳田は入社2年半で執行役員に就任しています。彼女は中途入社として24歳の頃に当社に入社しました。新卒1社目は別の会社でしたが、ほぼ第二新卒としての入社でしたので、僕からすると新卒入社とさほど変わりません。結果的に27歳の頃に役員になりました。新卒入社の皆様は当社にジョインするのは22歳、23歳かと思うのですが、わかりやすく入社3年以内に役員を目指してみる、というのも良いかと思います。役員になるために仕事をしているわけでは無いかと思うのですが、一つのターゲットとしてはワクワクするものかもしれません。

ちなみに寳田のことを詳しく知りたい場合は、下記ブログをご覧ください。

「poteには異色なカルチャーがあったから」肩書き・ポジションに興味がなかった私がポテンシャライトの執行役員になった理由 | 株式会社ポテンシャライト
みなさん、こんにちはポテンシャライトの寳田(ほうた)です。🙋‍♀️僭越ながら4月1日より執行役員に就任しました。 「なぜ執行役員になろうと思ったんですか?」 元々役職に全くといっていいほどこだわりがない、なんならどちらかというとプレイヤー気質が強かった私をよく知る方からいただく多くの質問。 振り返ると、当社がHR業界内の中では 少し異色なカルチャー ...
https://www.wantedly.com/companies/company_137060/post_articles/396652

ちなみに、会社の役員になっていただきたいメンバーは、「ミッション/ビジョン」を会社の最前線で追いかけており、「バリュー/カルチャー」の1番の体現者であってほしいと個人的には思っています。この2つの要素は「能力」ではなく、「姿勢」の話です。この姿勢を迷いなく持っていただきやすいのは新卒入社の方だと思っています。もちろん高い実績をあげる必要もありますし、会社の全メンバーから信頼を得る必要もあります。ただ、根幹にあるのはミッション/ビジョン、そしてバリュー/カルチャー、このキーワードにおいて存在感を示す事が重要です。つまり、新卒入社の方に期待したいのが本音であり、また本気で目指すことによって成長率が桁違いになるのではないかと思っています。

5. 「日本/世界を変える」と当たり前な顔をして言ってほしい

これは当社ポテンシャライト独自の期待している項目かもしれません。

このブログを見るタイミング次第ではありますが、もし仮に代表の山根と面談や面接でお会いいただいている場合は、当社の目指す「思想」や「地点」の話はしているかと思います。当社は日本/世界を本気で変えていきたいと考えています。そして、HR業界の中でその思想や地点を追いかける権利を持った企業の1社だと自負しています。

HRインキュベート事業部では、「日本において最もHRノウハウを打ち出している企業は当社である」という確証がほぼ持てましたし、世界という範囲においても、当社以上に新しいHRノウハウを打ち出せている企業様はそう多くありません。そのため、日本/世界問わず、当社がHR業界を引っ張っていく強い気概を持っています。

また、当社のミッションを達成するためには、BtoCのアプローチも重要です。日本からベンチャー志向の比率」を上げなくては当社のミッション達成はあり得ません。そのため、エージェント事業部においては、「ベンチャー思考の比率を上げる」という難解なミッションを掲げています。ベンチャー×人材紹介というセグメントのエージェントさんも多く存在していますが、おそらく当社が最もアーリーベンチャーとの繋がりがあるかと思います。そのため、当社がやりきらなくてはならないと強く思っています。

話を戻すと、年齢や年次は関係なく「日本/世界を変えていく」と言えるようなメンバーと働きたいです。常にその視座を持てるメンバーは稀ですが、1社目に当社を選んでいただけるのであれば、その視座を僕から常に伝えることによって、皆様に身につけていただくことも可能です。

ちなみに、少し話の角度を変えるとビジネスマンの成長は階段だと思っています。

 - まず一人前になる
 - 実績をあげる
 - チームで1位になる
 - 事業部で1位になる
 - 会社で1位になる

いつになるかわかりませんが、皆様が想像できる範囲かもしれません。

ただその上にも階段が存在します。

 - 業界(日本)で1位になる
 - 業界(世界)で1位になる

上記は定義次第ですが、「HR業界」の範囲において、日本/世界という範囲を常に意識し仕事をしてもらえることは、僕からするとハッピーです。

6. 山根の想像を超えてほしい

これは山根からメンバーによく伝える内容です。

稀に「短期間で想像以上の成長」をするメンバーが存在します。皆様も、スポーツや趣味に取り組んでいる際に、突然ここ数ヶ月で一気に成長した、という経験をお持ちかもしれません。その類の話です。

ビジネスの世界においても、自分でも想像ができないくらいの成長する時があります。また、自社のメンバーが、自分(山根)が想像できないくらい、一気に突き抜けてくれる(成長する)ことかあります。これは稀な出来事ですが、その成長を見るのはすごく楽しく、僕としては仕事をしていて最も大きなやりがいの1つです。

話を戻すと、新卒入社の方はこの「想像を超える」回数が多い傾向にあります。なぜならば、経験がゼロに近しいからです。そして、覚えておいていただきたいのは「想像を超える」成長は、生半可な努力では発生しないこと。素直に愚直に圧倒的な努力をし続けていた場合に、偶発的に発生します。そのため、圧倒的な量をこなしている方が得られる権利とでも言えましょうか。

将来に期待しかない皆様には、想像超えるような成長をぜひしていただきたいです。それは皆様にとってもハッピーなことですし、会社の代表である僕にとってもハッピーなこと。そしてその成長はメンバーにも大きな刺激になることは間違いありません。

7. 自分の可能性に蓋をしないでほしい

当社ポテンシャライトに限らず、ベンチャー企業を選択する方々は成長意欲が強い方が多いかと思います。

ただ、この成長意欲があったとしても、自分自身に「蓋」をしてしまう方が一定数存在します。「蓋」とは何か?これは、自分の目標や目指したい地点を「まあ達成できるだろう」という地点に設定してしまうことです。前項で「想像を超える」という話をしましたが、新卒入社の方々のポテンシャルは計り知れません。つまり、とんでもないくらい成長することがあるのですが、その成長を自分自身で「蓋」をされてしまうと、僕もうまくフォローすることができません。頭が良く自己評価が低いタイプのメンバーはこのタイプが多いかもしれません。当社では、下記のメンバーに僕から本件を伝え続けています。

自身のキャリアは大迷走!親和性ゼロの業界から完全未経験でキャリアアドバイザーになった話 | メンバー
こんにちは。Agent Div. の服部未紗です。入社から1年弱が経とうとしており、月日が流れる速さにびっくりしています。ポテンシャライトのメンバーは、HR業界出身(または少しでも関わりのあった...
https://www.wantedly.com/companies/company_137060/post_articles/361277

なぜ自分に「蓋」をするメンバーが発生するのかは、次項で説明する「失敗」の話が起因していること思っています。

8. 積極的に失敗をしてほしい

ポテンシャライトは「失敗」に対して叱咤することはありません。僕自身、これまでのキャリアにおいて「失敗」を経験し、成長することが非常に多かったため、むしろ失敗を推奨しています。新卒入社の方々はわからないことだらけでしょうし、むしろ「失敗しなさい」と伝えています。

ただ、皆様のこれまでの家庭環境や所属してきたチーム(部活/ゼミなど)によっては、失敗を許容されないカルチャーだった可能性もあるかと思います。その場合は、皆様も知らぬ間に「失敗することを避ける」ような癖が身に付いてしまっている可能性も大いにあります。つまり、自分自身が知らぬ間に失敗を敬遠し、すなわちチャレンジをするための1歩目を踏み出せない、そんな人材も存在します。

改めて申し上げますと、「失敗」していいんです。むしろそれを推奨しています。その失敗は皆様が成長するためには必須であり、ポテンシャライトが成長するためにも必須になるのです。

9. 能力は入社後にいくらでも身につく

本ブログの主題である「新卒入社の方に期待したいこと」とは少々逸れますが、能力は入社後にいくらでも身に付くと思っています。ここで言う「能力」とは、「人間力(例:コミュニケーション力/問題解決力/地頭)」や「業務スキル(例:営業力/キャリアカウンセリング力/採用力)」などを指します。

新卒入社の皆様は、これまでの人生で培ってきた人間力や、ウェブサイトや書籍などで情報収集をした業務スキル(知識)を面接でPRされるかと思います。もちろん、選考する側である当社は、それらのPRは真摯に受け止めさせていただくのですが、本音を言うと、「入社前」の皆さまの人間力や業務スキルに大きな期待をしていることはありません。誤解が無いように伝えると、面接の時点での人間力や業務スキルを評価はしますが、その時点でのスキルは、入社後すぐにそこまで意味をなさないものとなります。なぜならば、入社後にたくさんの能力をすぐに得られるからです。そのため、新卒入社の方々に養っておいていただきたいのは「マインド」寄りの能力です。

具体的には、このブログに書いてある内容になりますね。本ブログの全項目において「能力」について言及はしておらず、「志向性」「目標設定」「視座」、そして「マインド」についての項目がほとんどです。

繰り返しになりますが、「能力」は入社後にいくらでも身に付きます。そして、当社がその指導をする自信もあります。そのため、大事なのはビジネスマンになる前の準備であると思っています。

10. とは言いつつ僕らも未熟です

これまで偉そうに新卒入社の方々に期待したいことを書いて参りましたが、当社ポテンシャライトは未熟な企業です。

そのため、皆様のようなモチベーション高い方々が当社にジョインいただけたとしたら、当社に足りない点、整えたほうが良い点は是非アウトプットしていただきたいです。そして共に会社創りに加わっていただけると幸いです。

いかがでしたでしょうか?

かなり率直に期待したい内容を記載したつもりです。新卒入社の方々には刺激が強い内容もあったかと思いますし、ただ僕自身がどのような価値観を持って採用活動をしているのかを知っていただく良い機会になったと感じています。

最後になりますが、僕の新卒採用についての想いを記載します。

僕は新卒採用について、「皆様の人生を請け負う覚悟」が必要だと考えています。大事な新卒1社目、当社を選んでいただいたのであれば、その決断が間違いではなかったことを早期に気づいていただきたいですし、何より成長の約束をしたいと思っています。僕は新卒採用が好きです。なぜならば、モチベーションが高く、素直に愚直に自分のノウハウを吸収しようという姿勢が非常に強いからです。そのため、僕は新卒メンバーを強くウェルカムしたいですし、会社の中心メンバーとしてご活躍いただける未来を楽しみにしています。

では、選考でお会いしましょう。


ポテンシャライト 代表 山根

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