今必要なのは、"おもてなし"の本質を見極めたDX推進 | 株式会社IM Digital Lab(アイムデジタルラボ)
こんにちは!アイムデジタルラボの採用広報担当です。今回は、業務改革DXをテーマに、複数の業務効率化プロジェクトを牽引してきた岡と、今年5月に外資系IT企業から転職し、プロジェクトの改革に取り組ん...
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こんにちは! アイムデジタルラボの採用広報担当です。
今回はアイムデジタルラボの採用活動をテーマに、ビジネス職の面接を担当している岡と佐藤に「面接で重視していること」を、そして2025年4月に入社した古田には候補者側からみた「面接の印象」を聞いてみました。
選考過程や求める人物像について詳しく聞きましたので、ぜひ最後までご覧ください!
岡 新卒で商社に入社し、国際貿易担当を経てメキシコへ駐在しています。商社で培った物流知識や語学力を活かして、大手IT企業に転職しBizDev(事業開発)を経験しました。その後、ベンチャー企業の創業時に参画し、初期オペレーションの整備からECサイトの構築、ディレクションといった幅広い業務に従事しました。
起業も経験した後、アイムデジタルラボに入社。現在はさまざまな事業部の業務効率化プロジェクトに加え、三越伊勢丹グループ会社の社員とともに、業務改革DXをテーマとして市民開発の推進もメインに担当しています。
佐藤 新卒でアパレル企業に入社し、百貨店向けの営業を担当しました。その後、外資系IT企業に転職し、カスタマーサービスにて研修開発の領域に特化し、社内プロジェクトのローンチを担当。トレーナーの採用・育成にも携わりました。
アイムデジタルラボでは業務改革DXの他、教育プログラムの開発を行っています。
古田 ゲーム会社で人事会計のバックオフィス業務を経験した後、採用支援会社に転職し、人事と採用管理システムのコンサルティングを担当しました。直近ではAIベンチャーで、AI開発とAI製品に関するコンサルティングを担当していました。
2025年4月、アイムデジタルラボに入社した後は外商部門の支援として営業管理ツールの開発や、セールスの業務効率化を担当。AI導入についてのコンサルティング、採用や労務のサポートも行っています。
▼岡が担当している業務改革DXをテーマとした市民開発については、こちらの記事で詳しくご紹介しています!
▼佐藤が開発している教育プログラムは、こちらの記事で詳しくご紹介しています!
佐藤 アイムデジタルラボは三越伊勢丹グループのDX推進機能子会社です。百貨店出身の社員にはない視点とスキルを発揮して、三越伊勢丹全体でお客さまの“購入体験”を変革していくのが最重要課題です。
岡 百貨店の店頭やバックヤードに業務改革やDXのノウハウを持ち込んで改善するのが、アイムデジタルラボの役割です。従来の業務改善とは別の視点を取り込んで、ビジネスを変革していくことが求められています。
佐藤 まずは、自走かつ実装ができる方を求めています。
アイムデジタルラボは、まだ若く小さな組織なので、自ら課題を見つけ解決策を積極的に考える自走力が必要です。
また、実装力も大事なポイントで、高度なプログラミングはできなくとも何らかのプロダクトを開発できるスキルが望ましいですね。例えば、岡はローコードツールを使った業務の自動化に貢献していますし、古田もさまざまな部署からAIツールでのソリューション構築依頼を受けています。面接でお会いする候補者の方々のなかには、企画立案のみで実装は外部に委託してきた方も多いのですが、弊社では、企画から実装までを一気通貫で対応できる方を求めています。
岡 資料上で企画するだけではなく、ユーザーが喜ぶものを実際にプロダクトとして形に落とし込むことができるかを重視しています。
古田 上流工程にも携わるので、コンサルティングからデリバリーまで担当できる方を求めています。専門性があって、なおかつ自分で手を動かすマインドを持っている方が求められます。
佐藤 ドキュメントもしっかり作り込むので、言語化力も必要です。標準的なプロジェクトマネジメントや業務改善プロセスの導入も期待されているので、他社でそういったことを主体的に推進してきた方に、ぜひノウハウを活かしていただきたいですね。
岡 一次面接では過去の経験・スキル・仕事の進め方といった内容に加え、志望動機・やりたいことが弊社にフィットするかを確認させていただきます。
二次面接では、一次面接の結果を受けて、入社した際に一緒に働く予定の社員を面接官にアサインします。働くイメージをお互いに具体化させ、入社後のギャップをなくすようにしています。
質問は、主に二つです。
一つ目は、今までのキャリアで自信のある実績について、その結果とプロセスをSTAR形式(Situation=状況、Task=課題、Action=行動、Result=結果)でお伺いします。定量的な成果についてもお伺いするので、あらかじめデータなどを準備いただくとスムースにお話できると思います。
二つ目は、アイムデジタルラボで実現したいことを具体的にお伺いします。
入社しないと分からないことが多いのは前提ですが、どのような課題があり、どのような進め方ができると想定しているのかを確認します。この質問に正解はありません。思考のプロセスや深さを知るためのものです。施策立案から実装まで落とし込むスキルや自律性・リーダーシップをお持ちであるかどうか、また、お買い物体験に対する共感なども一貫して確認させていただいています。
佐藤 一つ目の質問内容の“ご自身のキャリアについて”はしっかりお話しされる方が多いのですが、二つ目の質問で確認する“アイムデジタルラボで実現したいこと”については、回答が明確でない場合があります。入社後にすれ違いが生じないように、具体的なビジョンを抱いているかどうかには重きを置いています。
岡 百貨店でのお買い物にさほど興味がない方ですと、課題を見つけることが難しいと感じるかもしれません。ですが、百貨店といっても三越伊勢丹グループの事業領域は広く、法人向けビジネスや物流の改善などフィールドは多岐に渡ります。想像でもよいので、ぜひ“私はこれがやりたい”、“課題をこのように解決したい”と仮説を持ってお話しいただきたいですね。
佐藤 その想定が間違っていても、まったく構いません。候補者の方のスキルと三越伊勢丹グループのアセットを掛け合わせたときに、何ができるかをイメージさせるような回答をいただけると嬉しいですね。
佐藤 アイムデジタルラボでは、三越伊勢丹グループのさまざまな部署と関わりながら自ら課題を見つけて、仕事を作っていく立場になることが多いです。そのため、具体的なビジョンを持っていないと、継続してご活躍いただくことが難しいと考えています。
岡 課題を見出すには、仮説を立てながら現場のスタッフと話すことが必要です。一次面接の時点から仮説を立てながら、“具体的に何を実現したいのか”、“その時にどのような壁があると考えているか”をイメージできる方であれば、ご入社後にも活躍していただけると考えています。
古田 構造化された面接のため質問がシンプルで、スタンダードな面接だと感じました。“入社したら何をやりたいのか”、“どのように貢献できるのか”はおそらくどの企業の面接でも聞かれることですので、自分の中で仮説を立てて準備することが必要です。
私の場合は対話型のAIを作っていたので、その方向性で考えました。私が面接で話したのは、“技術的には対話型AIでの接客や販売は可能だが、350年以上の歴史を持つ三越伊勢丹グループがそれを使うべきなのかは一緒に考えていきたい”という内容です。
候補者側からは見えないことが多いのは当然で、採用側も正解を求めているわけではありません。実現したいことをお話するだけでなく、分からないことは積極的に聞いてよいと思います。実際、質問には快く応えてもらえましたし、「面接は化かし合いの場ではないですよね」と、最初に話したことを覚えています。
岡 実際の仕事で分からないことは周囲の人間に聞くのと同じように、面接でもぜひ気軽に聞いていただきたいですね。
岡 最終面接では、一次・二次の結果を社長にあらかじめ伝えたうえで、候補者の方とざっくばらんに話していただきます。候補者の方の”人となり”が、弊社や三越伊勢丹グループにマッチするかを確認するため、自由形式で行っています。二次面接まででは感じ取ることができなかった、細かな空気感をお互いに確認するようにしています。
古田 シンプルに自分は何をやりたいのか、何ができるのかを話す場だと感じました。代表からも質問があるので、正直に話すことが大切だと思います。
佐藤 人対人の相性を見る場ですので、終始和やかな雰囲気で行われています。自然体で臨んでいただくことが、お互いにとって望ましい結果をもたらすと考えています。
岡 三越伊勢丹グループ内でのアイムデジタルラボの位置付けや、職種の分類、ビジネス職への期待値を説明させていただきます。先ほどご説明した選考の流れについても共有しています。その後、応募者の方の質問を優先しながら会話していくかたちです。
佐藤 エージェントや媒体、どのようなきっかけで弊社を知っていただけたかに関わらず、カジュアル面談はウェルカムです。今すぐ転職を考えていない方でも、情報収集の場としてぜひ利用していただきたいですね。
佐藤 基本的に面接はオンラインで行っていますが、最大限ご自身の魅力を発揮していたただけるよう、心理的安全性を確保してリラックスできる環境作りを心掛けています。
岡 上司、部下の立場に関係なく対等に話せるフラットな組織であることですね。また、主担当外のプロジェクトにも関わることができる、自由度の高さもお伝えしています。実際、私も業務DXをメインとしながら、自らの希望で三越伊勢丹アプリの機能開発にも携わっています。
佐藤 リモートワークに関しては、各自の裁量で選択できます。ビジネス職は週2-3回程度在宅勤務にするケースが多いです。休暇も取りやすく、残業時間も管理されています。ライフステージの変化によって、柔軟な働き方を検討したい女性にもおすすめできる職場だと思います。
古田 アイムデジタルラボは自由度が高い分、自律した働き方が求められますが、三越伊勢丹グループ内の企業らしく安定した環境です。長く働ける職場だと思いますので、ご興味がある方はぜひご応募ください!
いかがでしたでしょうか? アイムデジタルラボが、どのような視点を持って採用面接を行っているかについて、少しでもお分かりいただけたら幸いです。皆さんがご自身の経験から“実現したいこと”を、ぜひ面接でぶつけていただければと思います。エントリーをお待ちしております!